ストレッチポールを使ってストレッチを行う人が増えてきています。
ストレッチポールは、初心者の人でも簡単に使用することができ、効果もしっかり。
プロスポーツ選手も愛用していることも多く、幅広い層でストレッチポールは活躍しています。
ストレッチを始めたいけどどんなことをやればいいのかわからない、ストレッチポールを買ったけど使い方がよくわからない、などお悩みの人はいませんか?
ストレッチポールの基本的な使い方と、部位ごとの効果をまとめて紹介しますので、どうぞご覧ください。
目次
ストレッチポールってなに?どう使えばいいの?
ストレッチポールとは?
ストレッチポールとは筒状の形をしているストレッチ用の道具のことです。
身体を乗せて運動や骨盤矯正など、さまざまな使用方法があります。
ストレッチポールの種類
長さの違い
90cm~98cm程度の通常サイズや、ハーフサイズの長さとさまざまです。
購入するときは頭から腰までしっかり乗るサイズを選びましょう。
太さの違い
太いほどバランスが取りにくくなってきます。自分に合った太さを選びましょう。
素材の違い
素材の違いで耐久力や価格が変わってきます。主に使われているのが次の3種類です。
- ポリエチレン
硬い素材でできていて耐久力は低め。低価格なところがおすすめです。
- EV
適度な柔らかさで耐久力もあります。価格もお手頃でバランスの良い素材です。
- 発泡オレフィン系樹脂
耐久力に大変優れています。価格は高めなので長期的に利用する人にはおすすめです。
正しい使い方と間違った使い方
正しい使い方とは
頭から腰までしっかり乗せることです。なので購入前にはサイズを間違えないように注意です。
身体を乗せたあとはしっかりリラックスできているか確認しましょう。
力んでしまうと効果が薄れてしまいます。
間違った使い方とは
特に多いのが、腰のストレッチを行うときです。
ストレッチポールを横にして腰だけ乗るような形はNGです。腰痛持ちの人は悪化する恐れがありますので気を付けましょう。
もちろんストレッチ用として身体を乗せる専用のものですので、ちゃんばらのように振り回す使い方はやめましょう!
身体の部位ごとの効果を紹介
首のストレッチ効果
- 首こりを改善
首のまわりの筋肉をほぐすことで、血行が良くなります。
首こりからくる頭痛や冷え性はこれで改善できます。
- スマホ首の改善
スマートフォンの使いすぎから起きるスマホ首は、首こり同様に頭痛などの症状があります。
自律神経に支障がおきストレスや不眠症の原因にも繋がります。
こちらも首まわりのストレッチで充分に改善できます。
肩甲骨のストレッチ効果
- 肩こりの改善
首まわりの筋肉も一緒にほぐれますので、血行が良くなり肩こり改善に繋がります。
- 姿勢の改善
ストレッチにより肩甲骨が正しい位置に調節され、猫背のような悪い姿勢も改善されていきます。
- ダイエット効果
肩甲骨まわりの脂肪を燃焼させる細胞が活性化され、痩せやすい身体に変わっていきます。
腰のストレッチ効果
- 腰痛の予防と改善
腰まわりの固まった筋肉がほぐれ、血行が良くなります。
関節への負担も軽減されますので、腰痛の予防にも繋がります。
- ケガの予防
身体の柔軟性が良くなり、ケガの予防になります。
- 疲労回復効果
血行が良くなると老廃物も効率よく排出され、疲労回復な繋がります。
腹筋のストレッチ効果
- お腹まわりのダイエットと疲労回復
筋トレ前にストレッチを行うことにより、脂肪燃焼効果を高めます。
また筋トレ後に行えば血行も良くなりますので疲労回復に繋がります。
- 姿勢の改善
腹筋は骨盤を支えています。放っておくと筋肉をが固くなり徐々にずれてしまいます。ストレッチで正しい位置に調整しましょう。
- 腸の活性化で便秘解消
腹筋のストレッチは腸の活性化にも役立ちます。
便秘解消のほか、血行が良くなると肌ストレスも解消されます。
股関節のストレッチ効果
- 基礎代謝アップ
基礎代謝をアップさせることにより太りにくい身体を作り上げることができます。
- 骨盤のズレを改善
骨盤に近い股関節のずれてしまうのでを行うことで、骨盤のズレを調整し、姿勢を良くします。
- 腰痛やケガの予防
股関節は身体のクッションです。柔軟性を高め負担を減らすことにより腰痛やケガの予防になります。
足のストレッチ効果
- 疲労回復効果
足のストレッチのなかで特に重要なのが、第2の心臓と呼ばれるふくらはぎです。
血液の循環に大きな役割を担っているので、ふくらはぎのストレッチをしっかり行い血行を良くしましょう。
- 冷え性改善
冷え性には足首のストレッチ。血液をポンプのように循環させる働きがあります。
足首を重点的にほぐし全身に血液を巡らせましょう。
- むくみの解消
むくみの原因は足に溜まった水分です。
ストレッチで血行を良くして水分を一緒に運んでもらいましょう。
まとめ
ストレッチポールってなに?どう使えばいいの?
- ストレッチポールとは
- ストレッチポールの種類
- 正しい使い方と間違った使い方
身体の部位ごとの効果を紹介
- 首のストレッチ効果
- 肩甲骨のストレッチ効果
- 腰のストレッチ効果
- 腹筋のストレッチ効果
- 股関節のストレッチ効果
- 足のストレッチ効果
どのストレッチもストレッチポールを使えば短時間で簡単に、それでいて効果もしっかり。
気になるところを重点的にやるのも良し、1つ1つが短時間でできるので全部やるのも良しです。
私の場合は、放っておくとすぐに身体が不調を訴えてきたり、お腹がここぞとばかりにぽっこりと主張してきます。
なので私は、毎日一連の流れで全部やるようにしてます。時間がないときは少し省いて部分的になりますが…。
ただ、無理して全部やる必要はないです。
肝心なのは長く続けられるかです。ストレッチは長く続けてこそ効果が出てくるものです。
長く続かせるためにも、のんびり自分のペースでいいんです。
今日からあなたもストレッチを始めましょう。