先日、IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の報告を受けた国連事務総長が「人類への赤信号」と発言してニュースになりました。
また、2021年の世界終末時計は、残り100秒としています。
核問題や新型コロナウイルス問題が取り上げられていますが、気候変動も時間を縮める要因となっています。
そこで、今回は電気の節約と地球温暖化についてまとめる事にしました。
私たちが住んでいる地球の温暖化について知ることで、前向きに節電に取り組んで下さいね♪
目次
地球温暖化とは
地球温暖化とは、地球の平均気温が上昇してしまっている事です。
環境問題の一つで、大きな問題になっています。
地球を包む大気に含まれる、二酸化炭素等の温室効果ガスが熱を閉じ込める役割を果たしてしまっている事で起こります。
環境問題に関しては、以前にもまとめているのでこちらも見てみて下さいね。
IPCCとは
IPCCとは、国連気候変動に関する政府間パネルと言います。ちょっとわかりにくいですよね。
一言で言うと、気候の変化や対策に関する情報を評価する組織です。
気候変動に関する様々な情報と、その結果の評価を提供しています。
冒頭にも書いた報告書は、第6次報告の一部です。
この報告書は3部に分かれていて、すべてが公表されるは2022年の9月になっています。
長いような気もしますが、国をまたいだ組織だとこれぐらいになってしまうのかもしれませんね。
IPCCの報告書
そんなIPCCがまとめた最新報告書では気候の現状や将来の展望、将来の対策についてまとめています。
ちょっとだけ、見てみましょう。
「人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない。大気、海洋、氷雪圏及び生物圏において、広範囲かつ急速な変化が表れている」とあります。
強い言葉で断定されていますね。
その為、大きくニュースで取り上げられました。
また、対策として「温室効果ガスの削減」について言及されています。
温室効果ガスの削減
温室効果ガスの削減方法とは、ずばり節電です!!
日本のエネルギー需要は、85.6%が石油等の化石燃料となっています。
炭素が含まれている化石燃料を燃やす事で、二酸化炭素が発生してしまうんですね。
電気の節約に取り組む事でエネルギー需要が減れば、二酸化炭素の発生を抑制することができますよ。
どんどんエネルギー需要が減れば、化石燃料に頼らないようになるかもしれませんね♪
地球温暖化防止には節電が有効
地球温暖化になる節電と聞くと、何をしたいかわからなくなりませんか?
ちょっと身構えちゃいますよね?
でも、そんな事を気にする必要はありません!!
まずは、私たちが無理せず出来る事に取り組みましょう!!
節電方法については、以前まとめた記事があるので参考にして下さいね♪
フロンガスは漏らさない
フロンガスって聞いた事ありますか?
詳細は割愛しますが、「二酸化炭素よりも温暖化に影響のあるガス」の事です。
その影響は数百倍以上とも言われていますし、オゾン層を破壊する作用もあります。
これだけだと恐ろしく聞こえますが、フロンガスは冷媒として必要不可欠なんです!!
主にエアコンや冷蔵庫等の冷却が必要な所に使われていています。
エアコンに注意
あなたは、最近エアコンの効きが悪くなってきた気がしていませんか?
もしかしたら、エアコンから冷媒(フロンガス)が漏れているかもしれませんよ?
エアコンからフロンガスが漏れていたら、家計にも環境にも良くないですね。
ガス漏れの原因を直してガスを充てんすれば元に戻る場合が多いので、チェックしてみて下さいね。
チェックポイントは以下の4点です。
- 冷房の機器が悪い
- 室外機(熱交換器)に霜が発生する
- エアコンから水が垂れる
- 室外機から油が漏れる
廃棄方法には気を付けて
そんなフロンガスを使用している機器は、廃棄方法に注意しましょう!!
廃棄する時に、フロンガスを漏らさないようにする事が必要です。
特にエアコンは注意して下さい。
エアコンは室内機と室外機でつながっています。何も気にせず分解してしまうと、外した配管からフロンガスが漏れてしまいますよ!!
廃棄する時は、ポンプダウンという作業が必要になります。
買い替えや撤去時は、きちんと業者に依頼する事をお勧めします。
まとめ
- IPCCの報告で、地球温暖化は「人類の影響である」と明言された。
- 今後、温室効果ガスを減らす取り組みをしないといけない。
- 温室効果ガスを減らすために、電気の節約に取り組もう!!
今回は、電気の節約と地球温暖化についてまとめてみました。
私たちが出来る事、やらなければならない事は沢山あります。
まずは自分たちに出来る範囲で、無理せず取り組んで下さいね♪