キャンプやピクニックなどアウトドアへ出掛けた際に手軽にチャレンジできる釣りが川釣り。日本に古くから生息する美しい魚を釣って癒されるのも良し、塩焼きなどにして美味しくいただくのも良し、と魅力満載です。
また、比較的簡単に魚を釣り上げられるので釣り入門として挑戦するのにも最適ながら、とてつもなく奥が深いのも川釣りの魅力なんですよね!
この記事では、そんな川釣りで釣れる魚とその釣り方、そして最適なシーズンをご紹介いたします!
これを読めば、あなたも川釣りにチャレンジしたくなること間違いなしですよ♪
目次
川釣りで釣れる魚
川といっても色々と種類がありますよね!
山に流れる渓流なのか、街中や農道などに流れる小川なのか。じつは、川の種類によって生息している魚が違うんです。
まずは、渓流・小川それぞれの釣れる魚たちを紹介していきますよ♪
渓流
渓流はキャンプ場などアウトドアを楽しむ際によく釣りをするフィールドです。
その渓流で釣れる魚はこちら!
- ヤマメ
- ニジマス
- イワナ
- アマゴ
などです。基本的にトラウトとよばれるマス類の魚が多いです。
これらの魚は塩焼きにしても美味しくて、アウトドアシーンにはピッタリですね!
また、キャンプ場には渓流の管理釣り場が併設しているところもあります。道具の貸し出しもありますし、管理釣り場なので簡単に魚が釣れるので初心者の方やお子様にもおすすめです♪
小川
小川は街中や農道などにも流れている川で、気が向いたときに気軽に出掛けられるとても身近なフィールドです。
その小川で狙うことのできる魚はこちら!
- フナ
- コイ
- ナマズ
- ブラックバス
- エビ類
などです。
小川では、フナ類やコイ科の魚をメインで狙うことができるフィールドです。小規模なフィールドながら多くの魚種を狙うことが出来ますし、ときには思わぬ大物を釣り上げることができる夢のあるフィールドです♪
シーズン別の釣り方
釣れる魚がわかったところで、つづいては魚の釣り方とシーズン別の攻略法をご紹介いたします!
渓流での釣り方
渓流釣りの釣り方の種類とシーズン別の攻略法についてご紹介していきます!
釣り方の種類
まずは渓流での魚の釣り方ですが、釣りの種類としては3種類あります。
その3種類はこちら!
- イクラや虫エサを使う
- 本物のエサを使うので魚がよく釣れる
- 初心者におすすめ
- エサに模したルアーとよばれる疑似餌を使う
- テクニックが必要でゲーム性が高い
- 中級者におすすめ
- 虫エサに模した毛ばりを使う
- 全体的に難易度が高いが奥深くハマり度は高い
- 上級者におすすめ
自分がどんな釣りをしていきたいかイメージしておくと良いでしょう!
私はゲーム性を求めてルアーフィッシングから始めました。最初はなかなか上手くいかず釣れないことが多かったのですが、少しずつ上達して魚が釣れるようになりゲーム性の高さに魅了されてどっぷりハマりましたよ♪
シーズン別攻略法
つづいて、渓流釣りのシーズン別の攻略法についてご紹介いたします!
- 川によって異なるが3月ぐらいからほとんどの川が解禁する
- 水温が低く、魚は流れを嫌がって緩い流れのポイントに集まる
- 山にヤマブキの花が咲き始めたら活性が高くなってくる
- 初夏がベストシーズン
- 水生昆虫を多く捕食しているため、エサや毛ばりもそれをイメージする
- 真夏になると水温が高くなり活性が落ちる
- 真夏は水温の低い上流域がおすすめ
- 真夏は早朝が気温も水温も低くておすすめ
- 雨は水温を下げるので吉だけど増水には最大限気を付ける
- 個体が大きくなり引きが強くなる
- 産卵を意識してくるので食欲は落ちる
- 威嚇で口を使ってくることが多いので、ルアーは激しめにアクションする
- 産卵時期は川で異なるのでポイント移動を繰り返して釣れる場所を探す
- 渓流では、産卵を守るために9月下旬から3月まで禁漁
- 管理釣り場は通年OK
渓流は流れが強いポイント、弱いポイント、流れが当たる場所、当たらない場所がハッキリしています。なので季節ごとにどこを探るかも攻略の重要ポイント!
流れを制するものが渓流を制します!
そして、渓流などの河川ではそれぞれに禁漁期間という釣りをしてはいけない時期があります。事前に禁漁期間をチェックしておきましょう!
小川での釣り方
つぎは小川での釣り方とシーズン別の攻略法についてご紹介いたします!
釣り方の種類
小川ではたくさんの魚の種類を狙うことができ、それぞれ魚の種類によって釣り方が異なります。
- ウキ釣り仕掛けが一般的
- エサはミミズや練り餌
- 練り餌ではフナやコイが狙える
- エビ類など小さい魚を狙うときは小さい針に練り餌を付ける
- 魚がいれば簡単に釣れるので初心者におすすめ
- エサに模した疑似餌を使用する
- ブラックバスやナマズが狙える
- ゲーム性が高くハマる釣り人も多い
- 50㎝を超える大物も狙える
- 初心者でも気軽にチャレンジできる
個人的には、パン鯉とよばれる食パンでコイを釣り上げる釣りが面白くてハマりました!とてもシンプルでチャレンジしやすいですよ♪
シーズン別攻略法
小川のシーズン別の釣り方についてご紹介いたします!
- 初春はまだ水温が低いので日が昇ってからの時間が釣れやすい
- 気温が安定し始めると一気に魚の活性が上がり水深が浅い場所で釣れやすくなる
- フナやコイは産卵のため荒食いを始めるので釣りやすくなる
- ブラックバスは赤系のルアーに反応が良くなる
- 水温が高くなると、日陰や水通しが良い場所に魚が集まる
- 水温の上昇と水中の酸素不足で魚の活性は落ちやすくなる
- 雨の日や雨上がりは水の状態が良くなるのでチャンス
- ブラックバスをルアーで狙うときは水面系のルアーとゆっくり沈むルアーがおすすめ
- 越冬前の食い溜めをしようとエサを探し回る魚が増える
- 活性は高いがどの場所も適性水温になるため魚がバラけやすい
- ポイント移動をこまめにおこなうことが釣果アップのポイント
- バス釣りでは広範囲を探れる巻き系のルアーがおすすめ
- 水温が下がって魚は低活性になる
- 基本的にエサをあまり食べようとしない
- 水温が安定する深場やあまり流れがないポイントを狙うのが吉
- ルアーフィッシングでは反射的に魚に口を使わすことのできるバイブレーションがおすすめ
小川には禁漁期間がない場所がほとんどなので、通年釣りが楽しめます。ただ、私有地であったり立ち入り禁止、釣り禁止となっている場所もあるので気を付けましょう!
また年々、釣り人のごみ問題や駐車問題が増えてきています。マナーはしっかりと守っていきたいところですね!
まとめ
川釣りのシーズン別攻略法についてまとめると、
渓流
- 釣れる魚はマス類が基本
- 釣り方はエサ釣り・ルアーフィッシング・フライフィッシング
- 春は流れの緩む場所を狙う
- 夏は水温が低いタイミングや場所を狙う
- 秋はポイント移動をこまめにして釣れる場所を探す
- 冬は管理釣り場以外は禁漁
小川
- 釣れる魚はコイ・フナ・ブラックバス・ナマズ・エビ類など
- 釣り方はエサ釣りとルアーフィッシング
- 春は気温が安定すると浅い場所で釣れやすい
- 夏は日陰や水通しが良いポイントを攻める
- 夏の雨はチャンス
- 秋はポイント移動をこまめにおこなう
- 冬は深場と水の流れが弱いポイントを狙う
となります。
川釣りは手軽ながらもとても奥深く、釣りを覚えていくには最適な釣りだと思います。また、最近ではキャンプ場に併設された管理釣り場などで気軽に川釣りを楽しめるのも嬉しいですよね♪
あなたもぜひ川釣りから釣りの魅力にどっぷりハマっていってくださいね!