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時候の挨拶で印象アップ!7月上旬、中旬、下旬ごとの使い分けを!

「こんにちは」「はじめまして」のようにくだけたものから、「拝啓」などのいわゆる「頭語」と呼ばれるものまで。文章で大切なのは書き出しです。

その中でも、「時候の挨拶」は案外苦手としている人もいるのではないでしょうか。この記事にたどり着いたあなたも、まさにそんな人かもしれませんね。

しかし、そうした点を疎かにしないのができる人というもの。しっかり押さえて、好印象の手紙を作りましょう!

時候の挨拶とは?

まず、時候の挨拶とは何か、から始めましょう。イメージとしては、俳句の季語ですね。

頭語(拝啓、謹啓など)の後に続く、季節に合ったフレーズをのせる挨拶文です。

この「季節に合った」というところで、「時候の挨拶って難しそう」と思われるのではないでしょうか。

とくに時候の挨拶においては、話し言葉ではあまり使わない「○○の候」という表現をよく用います。見知ったものではないため最初は戸惑うかもしれません。しかし意味合いとしては「○○という季節柄」という程度の意味です。そんなに構えて考えなくても大丈夫ですよ。

それでは、今回は7月に絞り考えていきましょう。

時候の挨拶 7月上旬

まずは7月の上旬です。上旬なので7月1日~10日ですね。さて、この期間に含まれる大事なイベントと言えば…。

そう、七夕です!織姫と彦星が年に一回会うことができるという日ですね。大空を覆いつくす天の川…、というのは余程の山間部などでしかなかなか見られなくなってしまいましたが、この日が大事なイベントの日であることは間違いないですよね。

七夕は7月7日。厳密には、8日以降は使わない方が良いようです。

七夕は別名、「星祭」ともいいます。ですから、挨拶の例文としては次のようになります。

「拝啓 星祭の候、…」

この「○○の候」という書き方は、時候の挨拶の典型的なものとなります。覚えておいて損はないですよ。

他には、「梅雨明けの候」「向暑の候」というのも、7月上旬の挨拶となります。梅雨が明けて、だんだん夏に向かっていく。7月上旬にぴったりな表現です。

時候の挨拶 7月中旬

さて、7月の中旬、11日から20日の挨拶にはどのようなものがあるのでしょうか。

代表的なものは「仲夏の候」です。上旬の挨拶にあった「向暑の候」に続き、さらに夏らしさが増してくる、という感じですね。

その他には「盛夏の候」という表現もあります。こちらは中旬だけでなく、7月全体で使える挨拶です。盛夏の候、夏の盛り。まさに7月と思わせてくれます。

時候の挨拶 7月下旬

7月も下旬となってくると、かなりの暑さとなってきます。ここで使う挨拶としては、

大暑の候、…」や「猛暑の候、…」などが挙げられます。

いかにも、「暑くなってきましたね!」という表現ですね。

日本の季節を表す「二十四節気」というものがあるのですが、そのうちの「大暑」が7月23日頃にあたります。そのため、このような挨拶文になるのです。

また、この頃になると、今年の夏は暑いのか、それとも思ったほど気温が上がらない夏なのか。はたまた、日々40℃を超える「酷暑」なのかということも段々とみえてきます。それを踏まえて、

炎暑の候、…」「冷夏の候、…」などという表現を使うのも良いですね。

時候の挨拶の結び

実は、時候の挨拶は初めだけではありません。拝啓ー敬具 とあるように、時候の挨拶にも結びが必要となります。

頭だけしっかり時候の挨拶を入れても、結びが無ければ片手落ちなのです。ここでもしっかりポイントを稼ぎましょう。

結びの言葉は、季語を入れるというよりも相手を気遣う言葉を入れることが多くなります。特に7月は、8月という最も暑い時期の前哨戦です。これからどんどん暑くなっていきますがお体にお気を付けください、といった気持ちを表すものが良いですね。

いくつか例文を挙げてみましょう。

  • 暑い日が続きます折、ご自愛ください。
  • 夏風邪などお召しになりませんよう、お体にお気を付けください。
  • 盛夏のみぎり、お体には十分お気を付けください。

などです。

それから、来る夏休みをイメージさせるという結びも良いです。例えば、

  • ご家族で楽しい夏休みをお過ごしください。
  • 夏休みには帰省するつもりです。元気にお会いできるのを楽しみにしております。

などです。

まとめ

  • 時候の挨拶 7月上旬は星祭(七夕)、梅雨明け、向暑
  • 7月中旬は仲夏、盛夏
  • 7月下旬は大暑、猛暑
  • 時候の挨拶の結びも忘れずに

頭語で始まり、時候の挨拶をキッチリこなし、本文を挟んで時候の結びをし、結語で締める。

これで、パーフェクトな手紙の出来上がりです!