「多肉植物」ってご存じですか?
聞いたことはなくても、見たことある人は多いはず!
今では、おしゃれなお店・お部屋の定番インテリアになっていますし、
「多肉女子」なんて言葉も生まれたほどなんですよ!
今回は、多肉植物の魅力をお伝えしつつ、
初心者が入手しやすく育てやすい、人気の品種をご紹介いたします!
目次
多肉植物とは?
![](http://cocoan55.com/wp-content/uploads/2020/05/succulent-plants02-e1590213497917-300x200.jpg)
多肉植物とは、その名の通り、葉っぱや茎が肉厚になっている植物の総称です。
主な原産地は、雨が少なくて乾いた場所。そのため、葉っぱや茎に水を蓄えているのです。
実は、サボテンも多肉植物の一種なんですよ。
魅力はどこから?
![](http://cocoan55.com/wp-content/uploads/2020/05/succulent-plants03-300x225.jpg)
かわいらしい見た目
なによりもまず、かわいらしい見た目が目を惹きます。
ぷくぷくしてまるっこいフォルムには、「かわいい」がギュッと詰まっています!
また、品種によっては紅葉もするので、季節ごとの姿も楽しめますよ。
育てやすさ
もともと砂漠の植物なので、水やりの回数は他の植物より少なくて良いんです。
手間がかからず、育てられるのは魅力ですよね。
また、生命力が強いので、簡単な知識さえあれば、素人でも株を増やすことが可能です。
インテリアプランツとしても大活躍
屋内でも育てられて、自由にアレンジできるといのも、魅力の一つ!
置きたい場所の雰囲気にあわせて、器も自由に選べます。
例えば、お気に入りのマグカップでもいいし、グラスでも、
ちょっと手を加えれば、ワインのコルクでもOK!
また、寄せ植えも簡単&自由自在なので、可能性は無限大です。
初心者向け!多肉植物の基本の育て方
![](http://cocoan55.com/wp-content/uploads/2020/05/succulent-plants04-300x200.jpg)
まだ多肉植物を育てたことがない、初心者のあなたへ。
最初におさえておきたいのは、
「多肉植物のタイプ」「水やり」「置き場所」の3つ!
①多肉植物のタイプ
まず、多肉植物には3つのタイプが存在します。
「春秋型」「夏型」「冬型」です。
それぞれ、そのタイプが最も成長する時期によって、分かれています。
例えば、「春秋型」の場合は春と秋に最も成長し、元気な時期です。
そのため、植え替えや株分けも、この春か秋に行うのがベストです。
②水やり
水やりの回数は、他の植物より少なめで大丈夫!
成長期は、「土が乾いたらたっぷりあげる」が基本になります。
そして、それ以外の時期は、月に1~2回、ちょっとあげるだけでOK!
多肉植物はとても丈夫ですが、水をあげすぎると枯れてしまうこともあるので、要注意!
毎日観察はしつつも、手を入れすぎないことがポイントですね。
③育てる場所
慣れてくれば、屋内でもどこでも育てられます。
けれど最初の内は、日当たりと風通しの良い場所をオススメします。
ベランダとか屋外がベストではありますが、
屋内で育てたいなら、窓際か、窓から日差しが届く場所ですね。
丈夫とはいえ植物なので、やっぱり太陽があった方が、綺麗に元気に育ちます。
初めての方におすすめ&人気の品種トップ5!
さて、多くの品種がある多肉植物ですが……
最初は、どの子を選べば良いのか、迷ってしまいますよね?
そこで、初めて多肉植物を育てる方に向けて、
比較的手に入れやすく、丈夫で育てやすい品種をご紹介しちゃいます!
エケベリア系
![](http://cocoan55.com/wp-content/uploads/2020/05/succulent-plants05-300x200.jpg)
肉厚の葉っぱを、お花のようにロゼッタ状に広げるのが特徴のエケベリア。
写真の子は「白牡丹(しろぼたん)」と言います。丈夫な子ですね!
葉先が赤くとがった、「桃太郎(ももたろう)」や「チワワエンシス」も
根強い人気があります。
セダム系
![](http://cocoan55.com/wp-content/uploads/2020/05/succulent-plants06-300x200.jpg)
コロンと肉厚で、まるっこい葉っぱが連なっているのが特徴です。
人気は「虹の玉(にじのたま)」「乙女心(おとめごころ)」等の紅葉する子です。
写真の「八千代(やちよ)」も紅葉します!
セダム系には、もっと葉が小さく、地面を覆うように育つ品種もあり、
そちらは、グランウドカバーとして使われていることもあります。
ハオルチア系
![](http://cocoan55.com/wp-content/uploads/2020/05/succulent-plants07-300x200.jpg)
とがった堅い葉をつけるタイプと、葉先に半透明な「窓」を持つ品種があります。
「窓」があるおかげで、沢山の日光を取り込めるので、
少しばかり、日当たりが悪くても大丈夫!
ちなみに、写真の子の名前は「羽衣(はごろも)」と言います。
「オブツーサ」など、葉先がまるっこいのもあり、そっちも可愛いですよ!
グラプトペタルム系
![](http://cocoan55.com/wp-content/uploads/2020/05/succulent-plants08-300x200.jpg)
形はエケベリア系に近く、ロゼット状に葉がつきます。
エケベリア系は、成長すると全体のサイズが大きくなりますが、
グラプトペタルム系は、だんだんと茎を伸ばすように成長します。
写真の「ブロンズ姫」は、夏は緑色ですが、紅葉すると鮮やかな紅色に染まります。
「朧月(おぼろづき)」というメジャーかつ丈夫な品種もあり、初めての方におすすめ!
カランコエ系
![](http://cocoan55.com/wp-content/uploads/2020/05/succulent-plants09-300x200.jpg)
「カランコエ」というお花がありますよね。
一見わかりませんが、実はあれも多肉植物に分類されます。
葉や花の姿が多様なのが、このカランコエ系の特徴です。
花ではなく葉を楽しむ方としては、写真の「月兎耳(つきとじ)」は人気の品種です。
触れると葉っぱがふさふさしていて、癒やされますよ!
まとめ
![](http://cocoan55.com/wp-content/uploads/2020/05/succulent-plants10-300x225.jpg)
多肉植物の魅力について、ご紹介いたしました。
人気の秘密は、以下の3つの理由からなります。
- かわいらしい見た目
- 初心者でも育てやすい
- インテリアプランツとしても大活躍
初心者が多肉植物を育てるときのポイントは、
- 多肉植物のタイプ(成長時期)を確認する
- 水やりは、季節に合わせて調整する
- 育てる場所は、できれば風通しが良く日が差し込む場所に
の3点になります。
最後に、比較的入手しやすく、育てやすい品種として、
- エケベリア系
- セダム系
- ハオルチア系
- グラプトペタルム系
- カランコエ系
がオススメです!
どこかで多肉さんを見かけたら、一度ゆっくり見てみてください。
きっと、その魅力に気づくはず!
植物を育てて、癒やしのある生活を送ってみませんか?(^^)♪