犬と一緒により快適に暮らすうえで大事になってくるのが、「しつけ」です。トイレや、お客さんに吠えることへのしつけをしっかりとしていれば、犬も人間もストレスなく暮らすことが出来ます。
しかし、なかなかしつけの方法などが分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、犬のしつけについて書いていきたいと思います
目次
犬を飼う上で多くの人が抱えている悩み
多くの人が抱えている悩みは以下の2つです。
- トイレ
- 無駄吠え
私も現在犬を飼っていますが、このような悩みを過去に抱えていました。
愛犬はトイプードルで小型犬のため、鳴き声が高いので無駄吠えが多いことに対して特に困っていました。しかし、上手にしつけを行うことによって犬も人間もストレスなく快適に暮らすことが出来ます。実際に過去に悩んでいた私も快適に暮らせています。
この、「しつけ」を怠ると成犬になってから大変な思いをすることになります。そのため、小さい頃からしつけを行うことが重要になってきます。
では実際に、それぞれがどのようなしつけをすればいいのか見ていきましょう!
トイレのしつけ
外で飼っている方もいるとは思いますが、室内で飼っている方もいるかと思います。その際は、トイレはしっかりと場所を覚えさせなければいけません。具体的には、ペットシーツがトイレだということを認識させる必要があります。
トイレのしつけのコツはズバリ!成功体験を積み重ねることです!
犬はトイレというものを分かっていません。そのため、飼い主である人間が「トイレ」へ誘導する必要があります。
具体的に何をすればいいかと言うと、成功した時にだけしっかりと褒めるということです。
犬は飼い主が大好きです。しっかりと褒めてあげることによって、「トイレをここですれば飼い主は褒めてくれる」という認識になります。
そのため、トイレが成功した時はしっかりと褒めてあげましょう!
もう1つのコツは失敗体験をさせないということです。
トイレを絶対成功するように、ゲージの中にトイレシーツを全面に敷くことにより絶対トイレが成功するように条件を整えてあげましょう。そして、慣れてきたらトイレシーツを徐々に減らしていきます。
そうすることによって、犬がトイレシーツを探すようになるので失敗しなくなります。例え失敗したとしても、何事もなかったように拭き取ってあげましょう。
無駄吠えのしつけ
犬にとって吠えるということは、人間にとっての喋るということと一緒の事です。そのため本能を制御するのは難しいということを理解しておきましょう。と同時に、犬は吠えることが当たり前という考え方も持っておきましょう。
しかし、そのような本能的な行為もしつけによって教えることが出来ます。
そのためには、犬が何で吠えるのかをしっかりと理解してあげることが重要です。犬が吠える要因は以下の3つです。
- 要求吠え
- 威嚇吠え
- 恐怖吠え
1つひとつの原因と対処法を見ていきましょう。
要求吠えの原因と対処法
要求吠えの原因としては、犬が吠えた時に飼い主が毎回反応してしまい、それが癖になってしまっていることで吠える原因になっています。
「吠えれば飼い主さんが反応してくれる、おやつをくれる」と、犬が認識しているのです。
要求吠えを防ぐためには、犬が吠えた際に相手にしないということが大事です。吠えれば何かいいことが起こるという認識であるため、吠えても何も起こらなければ要求吠えは少なくなるでしょう。
威嚇吠えの原因と対処法
犬の本能的な行動でもある「威嚇吠え」は、自分の身の危険を感じた時や、相手を警戒している時などに起こします。
そのため、玄関のチャイムや、見慣れない人が突然家に入ってきた時などの、突然の出来事に反応して吠えてしまうのです。
威嚇吠えを防ぐ方法としては、吠えたら「お座り」の指示を出して、少し静かになったら褒めてあげる、ということを繰り返し行ってあげましょう。
そうすることによって、犬が「警戒する事じゃない、吠える必要はない」ということを認識します。繰り返し行うことによって、威嚇吠えは少なくなっていくでしょう。
恐怖吠え
私の愛犬もそうでしたが、救急車のサイレンや雷、花火などの大きな音に対して犬は理解も無く、聞きなれていません。そのため、びっくりして恐怖を感じてしまうものです。その結果、吠えるという行為につながっています。
恐怖吠えを防ぐ方法としては、犬を安心させてあげることが重要です。
犬が落ち着く環境に誘導し、撫だめてあげたり、落ち着かせてあげることが1番大事です。ゲージの中や、静かな場所など、犬が恐怖心を和らげられる環境で安心させてあげましょう。
そのような飼い主の配慮が恐怖吠えを少しずつ減らしていけるでしょう。
まとめ
- 犬を飼う上で多くの人が抱える悩みはトイレと無駄吠え!
- トイレのしつけは成功体験を積み重ねる!
- 無駄吠えのしつけは何で吠えているのかを理解してあげること!
犬のしつけには、飼い主の努力が必要です。犬の気持ちを理解するということと、飼い主が忍耐力を持って取り組むということです。犬はとても学習能力が高い生き物です。
そのため、飼い主が忍耐力を持ってしっかりと取り組めば犬もしっかりと理解してくれます。そのためには、飼い主の努力が必要になっています。
本を読んだり、ネットで調べてみたり、勉強することはとてもいいことです。また、犬をしっかりと観察することも必要です。
犬によって個性が違うので、あなたの愛犬はどのような個性なのか、ということもしっかりと理解するのも飼い主の役目になってきます。人間も犬もお互いが快適に暮らせるように、しっかりとしつけを行いましょう。