料理

コーヒー豆って200も種類があるの?!オススメの「4銘柄」一覧!

コーヒーの香りで自分の空間が満たされていく感覚ってイイですよね!

なさんは、コーヒーをどんなときに飲まれていますか?
また、どのようなコーヒーを飲まれていますか?

コンビニ、スタバ、買ってきた豆を自宅で挽いて……など…
コーヒーは時間や場所を問わず、いつも私たちを癒してくれますね!

このように、私たちの身近にあるコーヒーですが、実はこれまで病害虫対策や生産量の向上を目的に品種改良が加えられてきたことをご存知でしょうか?
現在は、赤道付近のコーヒーベルトといわれる地帯をメインに、200を超える品種が栽培されているといわれています(*´▽`*)

そんな数多くのコーヒーの中から、自家焙煎歴5年の私がオススメの豆をご紹介したいと思います(*’▽’)!

目次

まずはコーヒーの品種から!

コーヒーの3原種

コーヒーとはコーヒーの木の実のことですが、その木はアカネ科に属しており次の3原種に分かれています
また、その実は赤くサクランボに似ていることから、コーヒーチェリーと呼ばれており、その果肉や中にある皮を除去すると、生豆が出現します。生豆は淡いグリーン色をしていますが、そのままでは青臭くて甘い香りもないため、コーヒーとは思えないほどです!

アラビカ種 世界のコーヒーの約7割を占めます。
生産国はブラジルやコロンビア、そして原産地と言われているエチオピアなどで、香りの豊かさと酸味が特徴です。
カネフォーラ種 世界のコーヒーの約3割を占めており、ベトナムやインドネシアでなどで生産されています。
酸味が弱く、苦みが強いのが特徴で病気に強く、低地でも育つことから缶コーヒーなどに使用されています
リベリカ種 西アフリカが原産といわれていますが、現在ではマレーシアやフィリピンなど一部の地域でしか栽培されおらず、市場に回ることはほとんどありません。
カネフォーラと同様、苦みが強いのが特徴です

アラビカ種を原種とする主な品種

アラビカ種は、エチオピアから広まったとさていますが、その過程で突然変異や品種改良が繰り返されて多くの品種が誕生しました。
その中で一番原種に近いとされているのがティピカ種です。そのティピカから突然変異で生まれたのがブルボンやマラゴジッペになります。

ティピカ 原種に近く、長型の豆。香りと酸味に優れているが、病害虫に弱く、生産性が低い。
ブルボン マダガスカル島近くのブルボン島にティピカが植え付けられ、突然変異で生まれた。小粒で丸みを帯びており、ティピカ同様に良質である。
カトゥーラ ブラジルに渡ったブルボンが、突然変異したもの。ブルボン同様に小粒だが、病気に強く収穫量が多い。豊かな酸味と優しい渋味が特徴。
ムンドノーボ カトゥーラ同様、ブラジルに渡ったブルボンが在来種のスマトラと自然交配して生まれた。病害虫に強く、収穫量が多い。酸味と苦みのバランスが良い。
カトゥアイ カトゥーラとムンドノーボを交配させたもの。病害虫に強く収穫量が多いが、味はムンドノーボに少し落ちる。
ゲイシャ エチオビアの在来種で、ティピカと並ぶ古い品種。個性豊かな香りとコク、スッキリとした後味が人気。
パカマラ ブルボンから突然変異で生まれたパカスとマラゴジッペを交配させたもの。豆が大きく、軽い酸味と甘みが特徴。
マラゴジッペ ティピカの突然変異種で、ブラジルで発見された。豆は大粒だが収穫量は多くない。独特の風味がある。

南米と中南米のオススメ豆をご紹介!

これまで説明した品種ですが、同じものでも各国・各地域で栽培すると、その土地の気候や土壌で香りやコク、酸味などが少しずつ変わります。
そして、国や地域ごとで豆を厳選し、格付けされたものが銘柄として取引されていきます。
みなさんが良くお店で耳にするのは、この銘柄のことなんですね!

産 地 銘 柄 説 明
ブラジル ブラジルサントス№2 17~18 コーヒー大国のブラジル国内で格付けされたコーヒーの中では最高の品質を誇る銘柄。コスパも良く、香りとコクのバランスが良い!
サントスは出荷される港町のことで、№2はブラジルの格付けで最高品質の豆に与えられる番号!
17~18は豆のサイズで13から20まであります。
コロンビア エメラルドマウンテン コロンビアを代表する豆といえばコレ!
名前の由来はコロンビアで採掘されるエメラルド!
厳選された豆だけが、この称号を与えられます!深いコクとバランスの良い酸味と苦みを、フローラルの甘い香りが包み込みます(*´▽`*)
ジャマイカ ブルー
マウンテン
日本でも高級なコーヒーとして知名度が高い銘柄で、ジャマイカコーヒー産業公社(CIB)の厳しい検査をクリアーした一級品の豆!
ブルーマウンテンは、CIBが認定した地域で生産されたアラビカ種で、その地域は霧が多く発生し、その霧が青く見えることから一帯の山をブルーマウンテンと呼ぶようになったそうです(*’▽’)
豊かな香りと柔らかいコクがとても人気!
キューバ キューバ
TL
キューバといえばクリスタルマウンテン!……ですが、
私のオススメは、それよりも格付けが2ランク下のキューバTL(トゥルキーノ・ラバド)!
お手頃価格な上に、クリスタルマウンテンに引けを取らない甘い香りとコク、そして控えめな酸味にリピーター続出です(^^)ゞ

まとめ

  • コーヒーの木は3原種に分かれ、その中で約7割を占めるのがアラビカ種!
  • 3原種からは突然変異や品種改良により、多くの品種が誕生!
  • 同じ品種でも、国や地域の気候・土壌に応じた特有の銘柄が誕生!

生産者によって手塩にかけて育てられたコーヒーは、世界中のインターネットオークションで取引されたあと、私たちの下へと届きます。
今回は、コーヒーの品種や南米と中南米のオススメ銘柄をご紹介しましたが、世界には数えきれないほどの銘柄が存在しますので、ぜひみなさんもいろんなコーヒーを試してみてください!
きっと、あなたに合ったコーヒーが見つかると思います!