梅雨入りして、じめじめした季節になってきましたね。
あいにくの雨で外出できず、家で過ごしている方も多いのではないでしょうか。
あなたは暑さと湿気でエアコンを使い始めたものの、うっかりブレーカーを動作させてしまったことはないですか？
私は季節の変わり目に、うっかりやってしまう事が多いです。
ブレーカーが動作すると、停電して困っちゃいますよね。
けれど、ブレーカーは私たちが安全に電気を使う為にかかせない物なんです!!
折角なので、この記事ではブレーカーと節電についてまとめてみました。
家計やお家を守ることにつながるので、是非見て下さいね♪
目次
ブレーカーとは
ブレーカーは、電気の通り道(電気回路)を壊す（遮断する）役目をします。
いざという時に電気の通り道を壊す役割が、私たちが電気を安全に使うために必要なんです!!
電気の用語に電圧(ボルト)というものがあり、一度は聞いた事があると思います。
では、その電圧がいくつから危険かご存じですか？
10万ボルト？1万ボルト?それともコンセントに流れている100ボルト？
答えは42ボルトです、しにボルトって言われています。
このしにボルト、あなたの想像より低くないですか？
電気は便利なエネルギーですが、大きな力を秘めています。
100ボルトと甘く考えず、決まりを守って大切に使いましょうね♪
ブレーカーの種類
ブレーカーと言っても様々な種類がありますが、家庭にあるブレーカーは主に3種類です!!
トラブルがあった時に落ち着いて対処できるよう、ざっくりと覚えておきましょう!!
アンペアブレーカー
アンペアブレーカーは、契約電流を超えないかチェックしています。
このアンペアブレーカーが動作（トリップ）する場合、電気を使いすぎていることが考えられます。
停電してしまったら、使用していた家電製品をコンセントから抜いて様子見して下さい。
あまりにもアンペアブレーカーがトリップする場合は、契約電流の見直しも考えてみて下さいね。
漏電ブレーカー
漏電ブレーカーは、電気が漏れていない（漏電していない）かチェックしています。
漏れるなんて、まるで水みたいですね。
実は、電気も水と同じように流れやすい所に流れる性質があります。
でも、想定外のところに電気が流れたら感電等の可能性もあり危ないですね。
こんな時に、漏電ブレーカーが動作して私たちを守ってくれますよ。
原因がわからなかったら、うかつに触らず電気屋さんを頼って下さいね。
安全ブレーカー
安全ブレーカーは、電線が耐えられない危険な電流が流れていないかチェックしています。
危険な電流は、家電製品の使いすぎでも発生起こる可能性があります。
電気を使いすぎると動作するのはアンペアブレーカーと同じですね。
安全ブレーカーは複数個あり、部屋や場所等に分かれて取り付けています。
特定の安全ブレーカーが動作している時は、その先で異常が起きていないか確認しましょう!!
実は、電線には太さがあり、流れても良い電流（許容電流）が決まっています。
だから電線に繋がっているコンセントには「○○Wまで」と表記があるんですね。
この許容電流を超えると発熱し火災に繋がってしまうんです!!
接触不良部分は電線が細くなったのと同じ効果（＝許容電流が小さくなってしまう）があり非常に危険です。
「接触不良、ダメ絶対」ですよ!!
ブレーカーと節電
安全に電気を使用する為に必要不可欠なブレーカーですが、動作しないようにすることで節約にもなります。
ちょっと見てみましょう。
アンペアブレーカーの節電
アンペアブレーカーが動作しないように電気を使えば、契約電流以下で電気を使えていることになります。
契約電流が下がると、基本料金や電気の使用量を抑える事につながるので節約になります。
無理に契約電流を下げる必要はないですが、なるべく契約アンペアを維持・下げるようにしたいですね。
消費電力の大きな家電製品を一度に使わない事や、電気の消費を少なくする環境づくりが大切ですよ。
漏電ブレーカー
漏電も、電気の節約と関係があります。
電気が漏れるという事は、無駄に電気を使用してしまっているのと同じ事なんです!!
水漏れや、蛇口の閉め忘れと似ていますね。
なにより危険ですので、電気が漏れているところが無いようにして下さい!!
安全ブレーカー
安全ブレーカーが動作する場合は電気の使いすぎが関係しています。
でも、ちょっと考えてみて下さい。
本当に、安全ブレーカーが動作するほど家電製品を使っていますか？
こころあたりがない場合、家電製品に異常な負荷が発生している可能性があります!!
異常な負荷が発生している場合、消費電力が増えてしまいます。
環境づくりやフィルター掃除等のメンテナンス、古い機器は交換等負荷をかけないように心がけて下さいね。
安全ブレーカーは、照明やコンセントに繋がっている事が多いです。
以前コンセントの節電についてまとめているので、こちらも参考にして下さいね♪
まとめ
- ブレーカーは、私たちが安全に電気を使う為に必要
- アンペアブレーカー：契約電流を超えないかチェックしている
- 漏電ブレーカー：漏電が起こっていないかチェックしている
- 安全ブレーカー：大きな電流が流れないかチェックしている
- ブレーカーが動作しないように電気を使うと節電になる
- 契約電流を超えないようにコントロールしよう
- 漏電を起こさない、起きたらすぐに修理や買い替えを
- 異常な電流が流れていないか気を付けよう
この記事では、節電とブレーカーについてまとめてみました。
電気はとっても便利ですが、目に見えないところが怖いですね。
ブレーカーは見えないはずの異常を見えるようにしてくれるので、上手に活用して下さいね。
