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『クレンジングをやめたら肌がきれいになった』理由は?ネタバレあり

女性に生まれたからには、可愛くもしくはきれいになりたい!!そう思いますよね。

そのために、毎日スキンケアやお化粧をし、おしゃれの研究にいそしむ。

女性は誰しも少なからずそんな経験をしているのではないでしょうか。

その中でも上位に来るであろう悩みの一つである『肌荒れ』ですが、どうしたら肌がきれいになるのかあなたもお悩みではないでしょうか?

私も肌荒れにはよく悩まされます。

そしてきれいな肌の人を見ると、憧れます。

特に憧れの対象になるのは女優の安達祐実さん。

幼少期から芸能界で活躍している彼女は、人一倍スキンケアに気を付けているそうです。

今回はそんな安達祐実さんが表紙になっている『クレンジングをやめたら肌がきれいになった』をご紹介させていただきます。

著書名 クレンジングをやめたら肌がきれいになった
著者名 北島 寿
出版社 文藝春秋

目次

クレンジングをやめてみよう

科学者として、女性として、これが最善の美容法!15年以上続けてますますそう実感しています。』そう語るのは、著者である北島寿さん。

北島さんは、ミネラルコスメに出会ってから15年間クレンジングをやめているそうですが、それは彼女が科学者として皮膚や化粧品の研究をしてきた結果、毎日のクレンジングが肌に与える影響に気が付いたからだそう。

実体験を含めた本の内容を今回は紹介していきたいと思います。

クレンジングは肌に優しいは間違い?

お化粧は社会人にとってはTPO的に見ても切り離せないものだと思います。

お化粧をするとわくわくするから好きという人や、きれいに見られたいから化粧が欠かせない人も多いのではないでしょうか?

そんな化粧も、酸化し汚れも付着するため、毎日きれいに落とすことが大切です。

そしてこのとき、古くなった角質も一緒に落とすことで、肌のターンオーバーのリズムが整い、肌のバリア機能も守られることになります。

このバリア機能が正常であればあるほど、乾燥しにくく肌荒れを防いでくれます。そのくらい洗顔というものは大切な物なのです。

しかしクレンジングはこのバリア機能を乱し、乾燥や肌トラブルの原因となっています。

化粧品には、仕上がりやもちをよくするため、油性の化学成分が使われています。これらを落とすには、油で溶かすオイル、油で水をなじませる界面活性剤もしくはアルカリを使うしかありません。

特に界面活性剤はクレンジングの製品のほぼ全てに入っており、これが肌のバリア機能にも大きな影響を及ぼします

石鹸オフできる化粧品に変えてみよう

長時間落ちにくいメイクはそれだけで安心感があるかもしれません。

しかし、石鹸オフすることのできる化粧品の変えてみるとその使い心地に驚くことになります。

石鹸オフすることのできる化粧品は使ってみるととても軽やかなのです。化粧が肌についている感じが苦手という人でももしかすると化粧心地が今よりも改善されるかもしれません。

落ちにくい化粧品と違って肌をラップのように覆ってしまわないため、重さがなく軽やかで、汗の蒸散を妨げないので、肌本来の機能を低下させません

そしてミネラルファンデーションには、酸化チタンと酸化亜鉛が含まれています。これらには肌へ負担をかけず紫外線をカットする力があります。それ以外に肌を鎮静化し、細胞の活性を促す働きもあります。

石鹸オフメイクというと、あまり種類がないように感じる人もいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。最近では、メイドイン日本のものでも、石鹸オフできるミネラルコスメが販売されていますし、その種類もたくさん!!

リップやチーク、シャドウなどもかわいいものがたくさん販売されていますよ♪

石鹸でメイクも汚れも一度に落とす方法

そもそも石鹸って何なの?

そもそも石鹸とは、天然の油脂にアルカリ性の苛性ソーダを加えることで反応させ、固めたもののことを言います。そして油脂がアルカリに反応すると界面活性剤ができ、これが泡立ちや汚れを落とす元となります。

しかし、石鹸は水で薄まるだけで活性作用を失うという特性も持っているため、肌や環境に優しい洗浄剤と言われています。

そして、石鹸はアルカリ性なので、アルカリによる洗浄力と活性剤の力のバランスがよく発揮され、汚れを落としやすく尚且つ肌への負担がマイルドになっています。敏感肌の方は別かもしれませんが、それ以外の方には石鹸はとてもおすすめできるのではないでしょうか。

洗顔フォームは洗顔のための洗浄剤ですが、石鹸とは成分が違っています。洗顔フォームは大体が、中性か弱酸性です。アルカリと違って洗浄力があまりないので、界面活性剤の量が多めになっています。その為、乾燥などに注意が必要です。

石鹸を使った洗顔の仕方をご紹介

石鹸をただ使えばいいというわけではなく、石鹸にも上手に汚れを落とす方法があります。その方法を順を追って説明します。一番重要なのは、しっかり泡立たせることです。そうすることで、肌にあたる泡の表面積を広げ優しくしっかりと洗うことができます

  1. 手を濡らして石鹸をとります。
  2. 水を混ぜながら泡立てます。
  3. 両手にたっぷりの量の泡ができたら洗顔の準備完了です!!
  4. 最初に両頬に優しくのせます。
  5. 唇になじませて口紅やリップクリームをオフします。
  6. 眉と目元につけます。ここは優しく念入りに洗いましょう。
  7. ぬるま湯でよくすすぎます。

なお、石鹸にも色んな種類のものがあります。なにか石鹸を試してみて、乾燥が気になった方は、石鹸の見直しが必要かもしれません。

石鹸の作り方によっても石鹸内の美容成分の保有率が違うようなので、他の石鹸を試してみるといいかもしません。

クレンジングをやめて、シンプルスキンケアでいこう

人間は本来、自然の一部として存在しています。昔は人工的なものがなくても問題ありませんでした。

人が考えた『あったらいいな』が増えた結果が現在でもありますが、その中にはなくてもいいものもあるのかもしれません。

昔はミネラルコスメなんてあまりなかったかもしれません。でも現在はたくさんの肌に良いものが研究、販売されています。

便利になった現代だからこそ、調べて使って自分に優しいものを探すことが必要なんだと思います。

基本のスキンケアは化粧水+バーム

たくさんの美容に関する商品がでていますが、クレンジングや洗顔で必要以上に落としすぎなければ、必要以上に与える必要もありません。

日々の手入れは、化粧水とバームで十分

石鹸はアルカリ性です。洗顔後の肌は少しアルカリ性に傾いています。その為、化粧水で水分と共に弱酸性に戻るようにしてあげることが大切です。

化粧水の後は、皮脂に近い組成のバームで保湿をしてあげるだけで、十分肌のバランスは保てます。

まとめ

今回は『クレンジングをやめたら肌がきれいになった』についてまとめました。

  • クレンジングが肌のバリア機能を乱し、感想や肌トラブルを起こす一因となってしまうという事実
  • 石鹸オフできる『ミネラルコスメ』は合成成分を使わず、それ自体がお肌に優しい
  • 石鹸はアルカリ性で洗浄力と活性剤のバランスが良く、汚れ落ちはいいのに肌への負担はマイルド
  • 落ちにくいメイクをやめ、肌に優しい石鹸オフができれば、肌の機能は正常に保たれ、スキンケアも化粧水+バームの2つ(シンプル)で平気になる

興味がある方はどこか1か所からでも石鹸オフメイクを始めてみませんか?