寒い季節にスムージー飲んでませんか?
冷え性なのに生サラダばかり食べてませんか?
その食生活、冷えなどの体質をさらに悪化させてしまう可能性があります!
薬膳の考えでは、全ての食材に性質があるとされています。
例えば、”体を温める食材”や”体を冷やす食材”です。
ですが、夏野菜には体を冷やすものが多いですが、冬野菜には体を温めるものが多いかといえば、そうとはかぎりません。
大切なのは、食べ方です。
スムージーも生サラダも、冷えのない方なら問題ないです!
でも、、もともと冷えがあるのに、夏に毎朝の朝食として食べていては、朝から体を冷やしてしまいます。
寒い季節でも同じようにたくさん食べると、もっと冷えてしまいます。
私のオススメは、冬には蒸した温野菜を食べることです♪
目次
薬膳とは?
長い歴史のある中国の伝統医学として漢方薬が有名ですが、薬膳や鍼灸治療なども含んだものとされます。
薬膳とは中国伝統医学を基本とし、季節・体質・体調に合わせて食材を選び、作る料理の事です。
これは、食材にも薬と同じような治癒を助ける効果があると考えられ、現在も取り入れられています。
薬膳を取り入れるときに、細かい選び方はたくさんあります。
たとえば
- 体質に合わせる
- 季節に合わせる
- 体調に合わせる
と言った具合です。
今回は体質改善として、”冷え”と”美肌”に焦点を置いて考えていきたいと思います。
養生について
養生とは、健康維持、病気の一歩手前(未病)の状態を調整し、心地よく過ごせるココロとカラダをつくることです。
体の不調はサインです。
不調を予防することを伝統医学では大切にしています。
そのサインに気付いてあげて、養生を取り入れて生活全体を見直してみましょう。
養生の仕方はいたってシンプルです。
自然界の動きに合わせた生活をすることで、健康を維持できるとされています。
たとえば、夏は日の出が早いので早く起きるけど、冬は日の出が遅いので、あわせてみよう。といった具合です。
寝る時間も同じようにします。冬は日の入りが早いので、それに合わせて早めの就寝を心がけるといいですよ。
季節に関しても同じです。
それぞれの季節に合わせてスーパーに並ぶものも変わってきますよね。
旬の食材をうまく取り入れ、暖かいご飯を作ることで体が喜びますよ✨
食材の選び方よりも使い方
どんな食材も食べてはいけないということはありません。
冷える食材も、食べる頻度と食べ方を変えるだけで、体質は変わっていきます。
例えば、夏に生で食べたり、スムージーにしていたものを、寒い季節には、温野菜や、スープにするといいですよ♪
私はよく蒸し野菜を作って作ります。
蒸し器に野菜を順番に入れていくことで簡単にできますので、冷えの方は取り入れてみて下さいね♪
朝のスープも簡単に作れるように、切った野菜やお肉を冷凍でストックしてます。
忙しい朝の時間にパパっと作れるのでオススメですよ~!
冷えと美肌の為の薬膳鍋レシピ
私は、☝のイラストのような陰陽鍋を使って2種類のスープを作ります。
入れる食材は1つですが、味は2種類楽しめるのでおすすめです。
普通の鍋でしたら、以下の2つのスープはお好きな方で試してみて下さいね^^
材料1
- 鶏肉
- 干しシイタケ
- 干し貝柱
- 干しエビ
- 白ネギ
- ジャガイモ
など
材料2
- キノコ
- 白菜
- 菊菜
- 豚肉薄切り
- 麺(しめ)
など
材料3
- クコの実 大さじ1
- なつめ1~2個
スープ1(美肌)
- 酒、醤油 半々で合わせて50ml
- ニンニク1片、生姜1片→お茶パックに入れる
スープ2(冷え)
- 酒、醤油 半々で合わせて50ml
- 五香粉大さじ1
- ニンニク1片、生姜1片、ホール唐辛子2本、→お茶パックに入れる
簡単な作り方
材料はご自身の好きなもので作ってくださいね♪
鍋は普通の鍋を想定してます。
- 鍋にたっぷりの水と、スープ1か2どちらかを火にかける
- 材料を食べやすい大きさに切る
- ある程度沸いたら材料1を入れる
- お好みで材料3を入れる
- 材料1がある程度火が通れば準備完了
- 味をみて、足りなかったら塩で調整
(タレはつけないので、ここで味をしっかり確認する) - 材料2はすぐに食べることができるので、食べながら追加
スープ2の五香粉は中華材料のコーナーで買えます。
好きな人はめっちゃ好きですが、癖があるので苦手な方は少なめに入れてみましょう。
五香粉の説明はこちらから
ちなみに私は十三香粉を愛用してます!笑
気になる方はチェックしてみて下さい^^
十三香粉Amazon
どちらも簡単ですので、ぜひお試しあれ~♪
まとめ
- 薬膳とは体質改善ができる料理
- 養生とは健康維持のための方法
- 食材は選び方よりも使い方
- 冷えと美肌のための薬膳鍋
毎日の食事の積み重ねが、その後の自分の体を作ります。
難しいことはしなくていいと思います。
特別な食材も使わなくていいと思います。
めんどうだったり、しんどかったりするならしないほうがストレスフリーなので、ストレスなく、簡単なレシピで作ることが大事だと私は思ってます。
季節や環境の変化とともに、食事に工夫をすることで、健やかな体を手に入れることができます。
ちょっとしたレシピの工夫で、季節の変化に耐えられる体づくりをしていくのが理想ですね♪