「喉がイガイガして痛い。」
「咳が止まらない」
「乾燥肌でお化粧のりが悪い・・・若いころのお肌の潤いは取り戻せない(涙)」
秋気候も良く、過ごしやすい季節です!
しかし、このようなお悩みはありませんか?
まぁいいか・・・と体調を気にかけないでいると、秋の素敵な行事が体調不良やお肌のコンディションがいまいちで楽しめないなんてことも。
また、身体はいつも私たちにメッセージを送っています。小さな不調を見て見ぬふりをすると、後々病気に繋がることもあります。
病気を予防したり、不調が出ても長引かせずに、日々の生活の中で身体を整えられると良いですよね。
わたしは、病気がきっかけで東洋医学に関心を持ちました。その中でも特に日々の食事で健康管理をしたいと思い薬膳を学びました。
薬膳と聞くと難しそうというイメージを持っている方もいると思います。しかし、ポイントを押さえればスーパーにある食材で作ることもできます。
この記事では、秋に出やすい体調不良の特徴を踏まえて、
- 食事で体調を整える薬膳
- 生活で体調を整える養生
の視点から、秋を元気に過ごすための知恵をご紹介します。
秋の薬膳は、美容にも効きますよ!!
不調を吹き飛ばして、この秋を元気に過ごしましょう♪
目次
どんな不調が起こるの?
中医学では、季節によって弱まりやすい臓器や機能があると考えられています。
秋は「肺」と呼ばれる臓器が乾燥しやすくなります。
乾燥により、肺の働きである呼吸機能が弱ると、咳や喉の痛みなどの症状を起こしやすくなります。
また、中医学では肺と肌・髪・大腸は関係しています。
肺の乾燥が、皮膚や髪の乾燥、また乾燥性の便秘に繋がってしまうのです。
気が付くと、お肌カサカサの髪パサパサ・・・(涙)
大丈夫!!次からの薬膳と養生の知恵をご覧ください!
秋の不調
乾燥により・・・口、鼻、喉、皮膚、髪の乾燥や便秘。
「肺」が影響を受ける・・・空咳、喘息など呼吸器の症状。
秋にお勧めの薬膳食材
肺に潤いを与える食材や、呼吸器の症状に効く食材がお勧めです!
潤いを与える食材は、肺や呼吸器のみならず、美肌美髪効果もありますよ!
肺に潤いを与える | 蓮根・長芋・大根・白菜・百合根・豚肉・鴨肉・牡蠣・帆立・白ごま・梨・豆腐・豆乳・はちみつ・牛乳・ヨーグルト |
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呼吸器の症状に効く | 大根・柿・びわ・ぎんなん・落花生 |
おすすめレシピ
【秋の薬膳】れんこんのきんぴら
■材料 (2人分)れんこん 200gにんじん 1/2本油 小さじ1しょうゆ 大さじ1砂糖 小さじ1みりん 大さじ1白胡麻 小さじ1
■作り方
1.れんこんとにんじんは皮をむき、5mmの厚さのいちょう切りか半月切りにします。
2.フライパンに油を熱し、①を入れ、火が通るまで炒めます。
3.調味料を加え、汁気がなくなるまで炒めます。
4.器に盛り、白ごまをふったらできあがり。■コツ・ポイント
煮汁がなくなるまで炒めることで、しっかりと味がしみ込みます。
切り方は、大きいものや大きな部分に関してはいちょう切りに、小さいものは半月切りにして、大きさを揃えるようにすると美味しくいただけます。引用:クックパット
秋の暮らし方
- 早寝早起き。
- 気持ちを落ち着けて過ごす。
- 芸術や読書などを楽しみ、リラックスして過ごす。
- 乾燥から身を守る。(加湿器の使用や濡れタオルをかける、外出時のマスクなど)。
- 秋におすすめの薬膳食材を取り入れる。
立秋から陰陽の「陰」の季節が始まります。静と動でいう「静」の季節です。
気持ちを落ち着けて過ごすのがおすすめです。
自分の内面と向き合う芸術や読書は、秋にピッタリ。
運動はハードなものは控えて、ヨガやウォーキングなど緩やかなものがお勧めです。
秋に無理をせず体力を蓄えておくことで、冬も元気に過ごせるようになります。
まとめ
- 秋は乾燥により、呼吸器(咳や喉の痛みなど)のトラブルになりやすい。また、肌や髪の乾燥、乾燥性便秘になりやすい。
- 秋は、肺に潤いを与える食材や、呼吸器を整える食材を採り入れると良い。
- 日々の暮らし方にも気を配る。
特別なことをしなくても、日々の食事や暮らし方で、体調やお肌が整いやすくなります。
毎日を元気に過ごすために、できるものを取り入れてみませんか♪