前回は、堀江貴文さんの「多動力」の前半部分をお届けさせていただきました。
今回は後半部分をお届けさせていただきます(^^)/
前半部分をまだ読んでいらっしゃらない方はぜひ前半部分からお読みください。
作品名 | 多動力 |
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著者 | 堀江貴文 |
出版社 | 幻冬舎 |
目次
第5章 自分の分身に働かせる裏技
前回も書きましたが、我々の時間はみんな平等に1日24時間です。それは誰にも変えることはできません。しかし、時間の無駄を省き、自分のやりたことへ費やす時間を増やすことはできます。
そのために、堀江さんは「原液」をつくる側になろうと話しています。では仕事で「原液」を作るとはどういうことか。
普段私たちは自分の仕事を淡々とこなしています。自分で考えたアイディアだから自分で取り組みたいとそう思うかもしれません。しかし、あなたが考えたことをあなたが作っていては、あなたの手は空きません。
あなたが作りたいことを作るのであれば、あなたはアイディアを出して他に人に作ってもらうようにしてみてはどうでしょうか。
そうすれば、あなたは次に興味のあるまたは作りたいことに集中できるのです。
つまり他人に動いてもらうもとになる部分「原液」を作ろうということです。
そして「原液」を作るためには、知識が必要となります。
誰しもわからないことはありますよね。むしろわからないことの方が多いかと思います。
わからないということは恥ずかしいことではありません!!でも疑問に思ったことを解決することはとても大切です。
ではどうすればいいか。
簡単です。情報社会の現代、インターネットで検索すれば大抵のことは知ることができます。知りたいことを積極的に調べる習慣を身につけるということは、現代においてはとても強い武器になります(^^)/
そしてもう一つ重要なのは、質問する力を身につけることです。
手っ取り早く知るためには、人に聞くのが一番です。
しかし、何でも聞いていいわけではありません。聞く際は相手を尊重して聞く姿勢を身につけましょう。
そのためには以下の5点を抑えて質問する必要があります。
- FAG(よくある質問への回答)レベルの質問を何度も聞いてくる
- 論点がごちゃ混ぜになっている
- 前提条件がはっきりしない
- 不要な情報をだらだらと説明する
- 答えてほしい内容がすでに決まている
引用:堀江貴文『多動力』幻冬舎
質の良い質問であれば、回答者も気持ちよく答えることができ、より有用な情報が引き出せるはずです。
反対に、回答者の為を思っていない質問では、回答者も正確に回答することは難しいでしょう。
以上の点を気を付けて質問していきたいですね(^^♪
第6章 世界最速仕事術
自分なりのリズムを身につけよう
仕事で大切のなのは「速度」ではなく「リズム」なのだそう。
確かに仕事中、自分のリズムを崩されると、どこまでやったかわからなくなってイライラしますよね。
裏を返せば自分なりのリズムを身につければ、仕事のスピードは格段に上がるのです。
仕事ができない人の特徴として仕事がどんどん溜まっていくことがありますよね。
それは仕事が多いのではなくどうすれば効率的に取り組めるか考え、実行するということをしていないからです。
そしてそういう人は決まって、メールやLINEの返信も遅い傾向にあります。
仕事が溜まっている人は、一度仕事の手を止め、どうしたら効率的に仕事ができるか考えてみましょう。大切なのはひと工夫することです。
睡眠の質を上げよう
そして仕事の効率を上げるために大切なことで当たり前だけどできていない人が多いのは「睡眠の質を上げる」ことです。
睡眠時間はその人によって最適な時間が違います。なので、ショートスリーパーの人に憧れて短時間睡眠にしても、その睡眠時間が自分に合っていなければ、体調を崩すなり何かしら不具合が出てきてしまいます。
まずは、自分に必要な睡眠時間や安眠する方法を知り、睡眠の質を上げていきましょう!!
何事も健康第一ということですね(^^♪
ストレスを溜め込まないようにしよう
健康のことを考えるのであれば、ストレスを溜めないことも重要になってきます。
やりやくないことは「やらない」、嫌いな人、苦手な人とは「関わらない」、現代では難しいことではありますが、なくなるだけでストレスがなくなり仕事の生産性がぐんと高まることも事実ですよね。
苦手な人、多すぎる仕事、距離を置くことって現代ではとても勇気が必要な場合もあると思います。
でも、一度勇気を踏み出すと様々な面で楽になっていくはずです(^^)/
第7章 最強メンタルの育て方
社会に出ると怖いことの一つが他人の目ですよね。どう思われているのかな、これしたらどう思われるとついつい考えなかなか行動する勇気が出ないという人も多いと思います。
そういった「恥」の感情、これは簡単にコントロールできるものではないと思います。
でも実際には、周囲の人は気にしてないことが多いですし、気にしても数日で気にならなくなると思います。
恥をかく、失敗をするという勇気は持てれば次々に行動を起こすことができ、次第に失敗することへの免疫もついていきます。そうなればしめたもんです。
ぜひ勇気をもって行動してみてください。失敗することは挑戦しないことの何百倍もかっこいいです!!
ひと昔前に「馬鹿になれ」という言葉が流行りました。これは現代でも通用することだと思います。この「馬鹿」とは無知とは違います。
馬鹿とは書いてありますがわたしはこれは挑戦するプロのことだと思っています。
色んなことを考えて行動をやめてしまうのではなく、勇気をもって「馬鹿」になってほしいです(^^)/
第8章 人生に目的なんていらない
子どもを見ていると、色んなことに興味を持っていますよね、それなのに人は年を取ると、挑戦する回数がぐっと下がります。
よく「もうこんな年だから」と言って挑戦を諦める人がいます。それがやりたくない言い訳なのであればかまいません。やりたくないことはやらなければいいのです。
しかし、やりたいのに年齢を理由に諦めるのは悲しいことだと思います。
人間年齢を重ねても大概のことには挑戦できるものです。むしろ、経験値がある分、挑戦できるものが増えている可能性もあります。
そして大勢の人の悩みでもある「人生の目的」。これは必要がないと考えているんだそう。
私もこれには大賛成です。
私たちはみんな等しく「今、この瞬間」を生きておりその積み重ねが過去です。そして、未来に関しては何も決まっていません。決める必要もないと思います。
自分の中で譲れない信念があるなら、それに向かって努力するといいと思います。きっとそういう人はその過程すら楽しめると思うからです。
でも、何かを使命のように感じて苦しんでいる人がいるのであれば、それはやめてもいいのではないかと思います。
大事なのは「今、この瞬間を楽しめるか」「物事に楽しいと思って取り組んでいるか」です。
楽しいから遊ぶ、面白いから遊ぶ、美味しいから食べる。そういうプラスのエネルギーで日々を過ごすことができるなら、目的はなくてもいいのではないでしょうか(^^)/
まとめ
今回は堀江貴文さんの「多動力」の後半部分を要約してお届けさせていただきました。
- 「自分の時間」を増やすために「原液」となるアイディアや方法を探そう
- 仕事の効率化を図るためには、自分の中の仕事のリズムを整えよう
- 自分の感情をコントロールし、様々なことに挑戦しよう
- 人生に必要なのは目的ではなく、今を楽しむこと
「多動力」は項目が分かれており、興味のあることろから手軽に読み進めることができます。ぜひ、手に取ってご覧ください(^^)♪