何だか調子が悪い・・・
便秘気味・・
というそこのあなた!!
腸の蠕動運動が弱くなっているかもしれません。
腸の蠕動運動とは腸の動きのこと。
腸の動きが弱くなると、便を押し出す力が弱くなり便秘を招きます。
便秘を改善するには蠕動運動の働きを活性化することが大事!!
今回は蠕動運動を高めるポイントと効果的な入浴法をご紹介します♪
目次
腸活で蠕動運動を高めるにはどうすれば良い??
腸の蠕動運動を高めるために大事なこと。
それは自律神経を整えることです!!
自律神経が乱れると腸の動きや環境も悪化してしまいます。
人間の体内にはいくつもの神経が通っています。
その中で、精神的な安定や内臓の働きなどを調整してくれるのが「自律神経」です。
自律神経は「呼吸」「代謝」「体温調節」など、無意識のうちに体の働きをコントロールしてくれています。
寝ている時の呼吸も自律神経がコントロールしているおかげです。
とても大事な神経と言えます。
その自律神経は2つに分かれています。
- 交感神経
心と体を活発化させる。起きて活動している時に働く神経 - 副交感神経
心と体をリラックスさせる。リラックスしている時に働く神経
この2つが同じくらいバランス良く働くことがとても大切です。
ただ、現代人は仕事のストレスなどにより交感神経の方がよく働いている方が多いです。
また副交感神経は、加齢やストレス、緊張などでも低下します。
現代人は交感神経がよく働き、副交感神経が低下している人が増えていると言われています。
この2つがアンバランスになると「自律神経が乱れた状態」になります。
自律神経が乱れるとどうなる??
自律神経が乱れると体に支障をきたします。
病気でよく耳にするのが自律神経失調症です。
- 不安や緊張感が高まる
- 吐き気
- 多汗
- 全身のだるさ
- めまい
- 不眠
これ等さまざまな症状が見られる病気です。
また自律神経失調症までいかなくても、何となく全身がだるい、憂鬱な気分になるなどの症状が現れます。
また自律神経は腸の働きにも影響を及ぼします。
蠕動運動の動きが悪くなり、便秘や下痢の原因にも繋がります。
心や腸の状態を安定されるために大事なことは自律神経を整えることです。
特に現代人は、交感神経が優位になりやすい状態です。
そのため日常生活で副交感神経を高めることが大切です。
ストレスを感じていたり、忙しかったりするときは交感神経が優位になりやすいです。
そんな時はリラックス時間を設け、副交感神経を優位にすることを意識しましょう。
副交感神経を高める入浴 5つのポイント
副交感神経を高める方法の1つとして有効なのが入浴です。
今回は入浴で大事な5つのポイントをご紹介します!
体を温める
ストレスなどによって交感神経が高まると、血流が悪くなり身体の冷えを招きます。
お風呂はシャワーだけの方も多いと思いますが、体を温めるには湯船に浸かることが大切です。
身体を温めるように意識すると、血行が良くなり副交感神経が高まります。
忙しければ洗面器にお湯をためて足湯をしましょう!
就寝時間の90分前には入浴を
1日の疲れを取るには、入浴だけでなく睡眠も連動させると効果的です。
入浴後、上がった深部体温が下がるとともに眠気が出てきます。
このタイミングでベッドに入ると質の高い眠りが得られます。
時間としては就寝時間の90分前に入浴するのがおすすめです。
40℃以下のお湯に10分間つかる
副交感神経が優位になるのは40℃以下のぬるめのお湯です。
40℃であれば10分くらい湯舟に浸かることが出来れば良いです。
1度に10分ではなく、からだを洗ったりシャンプーしたりしながら、トータル10分でも大丈夫です。
半身浴より全身浴がベスト
心臓や肺に疾患がある方には、負担の少ない半身浴をすすめますが、健康な方なら全身浴がおすすめです。
半身浴にすると、入浴の作用も半減してしまいます。
全身浴のほうが効率が良いので出来るだけ全身湯舟に浸かるようにしましょう。
温冷交代浴
お湯とお水に交互につかる温冷交代浴は手足の末端や筋肉の血流が改善されます。
特に冷え性に悩まれている方にも効果的です。
方法
- 40℃のお湯に3分浸かる
- 30℃ぐらいのシャワーを全身で30秒浴びる
- これを3回ほど繰り返し、からだが温まったところで終わる
ポカポカと体が温まる入浴方法なのでぜひお試しください^^
まとめ
- 腸の蠕動運動を高めるには自律神経を整えることが大切
- 自律神経を整えるために効果的な入浴ポイント
心を司る自律神経と腸は繋がっています。心を労わりつつ、腸を整えていきましょう。