野菜

ケチャップは野菜の栄養をギュッと閉じ込めた身近な美味しい調味料!

オムライスに欠かせない「ケチャップ」♪

冷蔵庫に余りがちな調味料ですが、
リコピンたっぷりのトマトが濃縮されていて、
実は!生で食べるよりも効率よく栄養が摂れる、頼もしい調味料なのです!

野菜は苦手…
手間をかけたくない…

そんな時には!
手軽に栄養もしっかり摂れる「ケチャップ」を使ってみませんか♪

赤い色に隠されたケチャップの栄養と美味しさをご紹介していきます♪

目次

ケチャップはトマトだけじゃない!

日本で「ケチャップ」と言えば、トマトをイメージしますが、
世界のケチャップは、トマトとは限らないのです!

起源とともに、世界の「ケチャップ」を見ていきましょう。

ケチャップの起源とは?

ケチャップの起源は、中国と言われています。
アジアで目にする魚介類を塩漬けにし、発酵させて出来る「ケチアプ(魚醤)」からきていると言われ、アジアからヨーロッパに伝わったと考えられています。

その後、魚介類に限らず、野菜や果物などを裏ごしして濃縮し、香辛料などを加えて味を整えたソースが「ケチャップ」として広がっていきます。

トマトのケチャップとして日本に伝えられたのは明治時代で、洋食文化の普及に伴い、家庭にも欠かせない調味料の一つとなっていきました。

世界のケチャップ

トマト以外には、どのような「ケチャップ」があるのでしょうか?

タイのケチャップといえば、ナンプラー。
イギリスでは、キノコを使ったマッシュルームケチャップ、
フィリピンでは、バナナを使ったバナナケチャップなどがあります。

料理に旨味をプラスしてくれる「ケチャップ」は、世界各国、さまざまな料理に欠かせない調味料となっています♪

ケチャップでカラダに栄養を!

 

ここからは、日本のケチャップといえば!
そう♪トマトケチャップについてお話していきます。

オムライスやポテトフライにつけ合わせるだけなんてもったいない!

ケチャップの栄養について見ていきましょう♪

ケチャップには何が入ってるの?

我が家にあるケチャップの原材料を見てみると、

  • 有機トマト
  • 麦芽水あめ
  • 醸造酢(有機りんご酢、米酢)
  • 食塩
  • 有機タマネギ
  • 有機ニンニク
  • 香辛料

いろいろな材料が入っていますね♪
トマトだけではなく、タマネギやニンニク、お酢といったカラダに良いとされる食材がいくつも使われています。

リコピンをケチャップで摂ろう!

トマトの栄養と言えばリコピンですね♪
リコピンは、強い抗酸化作用があり、細胞の老化を防いでくれます。
免疫力を保つ働きもあるので、健康を維持するのに役に立つ栄養素です。

そんなカラダに嬉しいリコピンですが、
ケチャップにしてもちゃんと栄養は摂れるのでしょうか?

リコピンは熱に強い!

リコピンは熱に強いので、加熱しても栄養素が壊れることがありません。
ケチャップに加工しても栄養が失われることはないのです♪

逆に、加工することで、リコピンはカラダに吸収されやすい状態になり、
効率よく効果的に栄養を摂取することができるようになります。

大さじ4でリコピンバッチリ!

リコピンの1日の摂取量の目安は15mg以上とされていますが、
生食とケチャップ、どれくらい食べれば摂取できるのでしょうか?

生だと大きいサイズのトマトを2個!
ケチャップだと約大さじ4杯!

栄養がギュッとつまっているので、
ケチャップだと約大さじ4杯で摂取できるのです♪

ケチャップを調味料としてもっと使おう!

ここでは、ケチャップを使ったオススメ料理をご紹介します♪

旬の野菜を使った栄養満点の野菜スープ♪

スープは、熱や水に弱い野菜の栄養素もしっかり摂れます

ここで!
ケチャップを仕上げに入れることで、栄養価はさらにUP!!!

しかも!
ケチャップには、ニンニクや香辛料などが入っているので、
旨味やコクもプラスされます♪

さらに効果的に栄養が摂れるポイント♪
リコピンは脂溶性の栄養成分なので、油と一緒に摂ることもオススメです♪

もう一つ、気にかけてほしいのは、添加物です。
栄養を効果的に摂取するためにも、添加物に注意して、ケチャップを選んでくださいね♪

油揚げのケチャップ焼き

簡単なレシピを一つご紹介♪

  1. キッチンペーパーで油揚げを挟み、余分な油を取り、8等分に切る。
  2. タマネギをスライサーで擦って、油揚げの上に乗せる。
  3. ②の上にチーズを乗せ、多めにケチャップをかけて、オーブントースターで焦げ目が付くまで焼く。
  4. 刻み海苔と醤油をかけて出来上がり♪

まとめ

  • ケチャップは、魚醤のケチアプが起源。
  • 世界中には魚介類に限らず、キノコや野菜、果物などさまざまなケチャップがある。
  • 食材の栄養も旨味もつまった調味料であり、約大さじ4杯でリコピンの一日の目安摂取量になる。
  • スープに入れることで、さらに、野菜の栄養が手軽に効果的に摂ることができる。

冷蔵庫に入れっぱなしにしたら、もったいない!
トマトケチャップは、栄養が凝縮された万能調味料です♪

彩り豊かに、健康も意識してケチャップを料理にプラスしてみてください♪