スーパーでも、必ずと言っていいほど売っている「もずく」。
日本人は海藻類を好んでよく食べますが、
思っている以上に「もずく」はカラダにいいこといっぱいの食べ物だということを、
ご存知ですか?
どんな栄養があるの?
もずく酢のほかに、食べ方はあるの?
今回は、「もずく」と野菜をコラボレーションさせて、美味しく栄養もUPさせる食べ方もご紹介します!
目次
もずくのココがスゴイ!
もずくは、温かい浅い海に分布しており、沖縄が主産地の海藻です。
沖縄で初めて養殖に成功し、日本人の健康をサポートしてきた食材の一つなのです!
海藻の仲間である「もずく」。どんな栄養があるのでしょうか?
ミネラルが豊富!
カラダの機能を維持したり、調節してくれるのがミネラルです。
最近の食生活は、カロリーは足りているけど、栄養は不足していると言われていますが、
その中でも、ミネラルは不足しがち!
もずくに含まれるミネラルについて見ていきましょう。
日本人に不足しがちな鉄分が摂れる!
鉄分が不足すると、貧血を起こしやすくなります。
酸素を運ぶヘモグロビンが不足するため、心臓にも負担がかかり、疲れやすくなります。
最近、疲れやすいなと感じた時には、もずくで鉄分を摂りましょう。
女性に嬉しい美容効果もたっぷり!
ミネラルは、女性ホルモンを整えてくれます。
肌の保湿効果を高め、ハリやツヤを保つ効果もあります。
さらに、お酢と一緒に食べることで新陳代謝が活発になり、
脂肪や糖分を燃焼しやすくなるので、ダイエット効果も期待できます。
フコイダンがスゴイ!
もずくの栄養と言えば!「フコイダン」!
フコイダンとは、海藻のヌメリ成分であり、食物繊維の一つです。
どのような効果があるかというと、
- 免疫力強化
- コレステロール値を下げる
- 生活習慣病の予防
- 抗ウィルス・抗アレルギー効果
- 抗酸化力
こんなにいっぱい!
さまざまな効果が期待できるのが「もずく」なのです♪
もずくを野菜と一緒に食べよう!
「もずく」は、もずく酢だけしか食べ方がない!と思ってはいませんか?
沖縄では、天ぷらにして食べたり、炒めて食べたり♪
野菜と食べることで、野菜の栄養も一緒に摂れます!
食べやすく調理して、カラダをどんどん元気にしていきましょう♪
もずくの栄養を活かすために
良いところいっぱいの「もずく」ですが、注意してほしいこともあります。
食べ過ぎに注意!
カラダのために、たくさん食べることが良いこととは限りません。
栄養素も多く含まれており、カロリーも低い「もずく」ですが、海藻類にはヨウ素が含まれています。
カラダには必要な栄養素ですが、食べ過ぎてしまうと逆効果になってしまうので注意が必要です。食べる目安は、1日約90㌘です。
お肉やお野菜も一緒に摂って、バランスの良い食事を心がけていきましょう♪
地球環境
近年、地球温暖化が問題となっていますが、
「もずく」も影響を受けている食材の一つです。
海洋汚染による生育環境の悪化が、「もずく」の収穫量の低下を引き起こしています。
海を汚さないことが、私たちの食材を守り、健康を維持することにも繋がります。
カラダのためにも自然を大切にすることを意識していきましょう♪
もずくと野菜を美味しく食べるレシピ
最後に、もずくを使ったレシピをご紹介します♪
栄養たっぷりのもずくを相性抜群のオクラとコラボレーションさせて、美味しくいただきましょう♪
もずくオクラあんかけ鳥タツタ♪
- 鶏もも肉300gを食べやすい大きさにカットして、お酒をまぶして少し置く。
- 生もずく約60gを流水でよく洗って、水を切っておく。
- オクラ5本を塩ずりして洗い流し、ヘタの処理をしてから、5ミリに切っておく。
- 小鍋に水200cc、めんつゆ大さじ5とお酢大さじ2、砂糖小さじ2を入れて沸騰させ、
③を入れて火が通ったら、②を入れて少し煮る。 - ①の余分な水分を取って、塩コショウして、片栗粉をつけて揚げる。
- ④に片栗粉でとろみをつけて、⑤にかけて出来上がり♪
添加物にも気をつけて、作ってみてくださいね♪
まとめ
- もずくの主産地は沖縄。
- ミネラルが豊富で、日本人に不足しがちな鉄分を多く含んでいる。
- 海藻のヌメリ成分であるフコイダンには、驚きの効果がたくさんある。
- 地球環境の悪化によって収穫量が減っているので、食を守るためにも自然を大切にすることも大事。
- バランスよくお肉と野菜も一緒に食べることがカラダに効果的である。
海の恵み「もずく」。カラダを整えるための栄養がたっぷりです♪
小鉢1品。もずくに野菜を添えて、毎日の食卓に♪
免疫力を整えて、元気いっぱいのカラダを作っていきましょう♪