ダイエットを目的として筋トレを行うことはとても大切です。
そして、もっとダイエットの効率をあげるために必要なことがいくつかあります。
その一つが「食事の摂り方」です。
「食事の摂り方」に気を配り、効率よく筋肉がつけることで、脂肪燃焼効果も高まります。結果ダイエット効果もアップするということなのです。
ではどんな「食事の摂り方」で、効率よく筋肉をつけることができるのか、説明していきます。
目次
筋トレに関する栄養素やバランスについて
筋トレの効果を上げるたんぱく質
筋トレの効果を上げるために必要な栄養素は、「たんぱく質」です。
たんぱく質は筋肉を作ってくれる重要な栄養素です。
もちろん他の栄養素もバランスよく摂っていくことが大事ですが、何よりもたんぱく質が筋肉を作ってくれるということを覚えておきましょう。
三大栄養素をバランスよく摂ることが大事
三大栄養素の「炭水化物・脂質・たんぱく質」はどれも欠けることなくバランスよく摂りましょう。
「炭水化物」は身体を動かすエネルギーを作ります。エネルギーが足りないと筋トレの効率も悪くなります。
よくダイエットで炭水化物を抜く人がいますが、リバウンドしてしまうなど逆効果なので、炭水化物はしっかり摂りましょう。
「脂質」はエネルギー源になるほか、栄養の吸収の手助けとなります。
ただ摂りすぎると、消費しきれず余った分はそのまま脂肪になるので要注意です。
「たんぱく質」は、先ほどもありましたが筋肉を作ってくれる材料となります。その他にもさまざまな身体の機能を補助してくれています。
摂取量が足りないと、内蔵機能や代謝、免疫力などの低下してしまい身体の不具合が生じます。
筋肉量も減ってしまうため本末転倒ということになってしまいます。
筋トレに関する食事の回数について
朝・昼・晩の3回は必ず食事を摂りましょう。
「朝食」は今日1日のスタートを切るためのエネルギー補充です。
人間は寝ているときに多くのエネルギーを消費しています。朝起きたときには空っぽになっているので、まずは朝食でエネルギー補充です。
「昼食」を摂ることで、それまで消費したエネルギーを補充します。
ここでエネルギー補充をすることで、午後からの活力になります。
「夕食」は主に身体を作ることが目的です。
その為、筋肉の回復や成長に役立つ、たんぱく質を多く摂りましょう。
ここで炭水化物を多くとってしまうと、寝るまでにエネルギーを消費しきれず、余ったエネルギーは脂肪に変わってしまいますので控えめで。
筋トレ前後の食事について
筋トレ前の食事は2~3時間前に済ませる
食べたものを消化して、エネルギーに変わっているのが2~3時間と言われています。
そのため食後すぐの筋トレは消化不良を起こしやすく身体を壊しかねるので注意です。
空腹時の筋トレはNGです
空腹の状態で筋トレを行っても、まずエネルギーが足りておらずトレーニングの効果がかなり薄いです。
さらに、本来筋肉の修復に使われるはずのエネルギーが、トレーニングするためのエネルギーに使われてしまいます。
とても効率が悪いのできちんと食事を摂って消化してから筋トレを始めましょう。
筋トレ後の食事は45分以内に摂る
聞いたことがあるかもしれませんが、筋トレには「ゴールデンタイム」というものが存在します。
これは、筋トレを行って損傷した筋肉達がエネルギーや栄養を欲している時間です。
ここでたんぱく質を摂ることで、非常に効果的に筋肉をつけることができます。吸収力は普段の3倍くらいといわれています。
まとめ
筋トレに関する栄養素やバランスについて
- 筋トレの効果を上げるたんぱく質
- 三大栄養素をバランスよく摂ることが大事
筋トレに関する食事の回数について
- 朝・昼・晩の3回は必ず食事を摂る
- 朝食で今日1日のスタートを切るエネルギー補充
- 昼食で消費したエネルギーの補充と午後の活力をつける
- 夕食で身体を作るためのたんぱく質を補充
筋トレ前後の食事について
- 筋トレ前の食事は2~3時間前に済ませる
- 空腹時の筋トレはNG
- 筋トレ後の食事は45分以内に
ダイエットがしたいからと食事を抜くと必ずリバウンドします。
筋トレの効果もあまり得られないので、食べ過ぎない程度に食事はしっかり摂りましょう。
私は食べることは決して譲れないので、食事制限はしたことがありません。
その分、筋トレは欠かさず行っているので体型は維持できているつもりです。
あなたも筋トレを取り入れたダイエットを計画しているのであれば、「食事の摂り方」についても一緒に考えてみましょう。