どの季節になっても、カレーは食欲をそそりますよね?
野菜カレー、チキンカレー、グリーンカレー…🤤
どれも今すぐ食べたくなるカレーばかりです!
そんなあなたに、今日は薬膳スープカレーのレシピをご紹介します。
スパイスたっぷり使ったカレーは、いつものルーが飽きてしまった方にオススメです🤤
どろっとしたカレーも良いけど、たまにはさらっとしたスープカレーを作りませんか?
ルーじゃないって聞くと、「え、めんどうそうだな…」とおもったあなた!
そんなことはないんです!
一度作ってみると、病みつきになること間違いなし!
簡単、おいしい、体に良いスープカレーをぜひ、あなたの定番レシピに加えて下さると嬉しいです🤤
目次
薬膳とスパイス
スパイスは歴史が古く、長い年月にわたって使われてきました。
そのスパイスがもたらすパワーは現代でも注目され続けています。
元気が出ない時や、季節のかわりめの不調に、体の内側から作用してくれます。
そして、その使用方法も様々です。
調味料としてだけではなく、薬として、化粧品として、虫よけとして古くから私達の生活に無くてはならない物として使われてきました。
実はスパイスは生薬でも使われています。
市販のカレー粉の中身も、全て漢方薬の成分としても使われています。
私が使っているカレー粉には、8つのスパイスが含まれていましたので、
効能を1つずつチェックしていきましょう。
8つの身近なスパイスの効能
クローブ
胃を刺激し、働きを活発にする。
冷えによる腹痛や、消化不良に。
クミン
消化を助け、胃腸の悩みを改善する。
免疫を上げ、殺菌の効果も。
コリアンダー
別名:パクチー
独特な香りを持ち、気を巡らせる。
胃の働きを助け、消化を促す。
フェンネル
腹部を温め、胃腸の調子を整える。
気を巡らせる。
ターメリック
別名:ウコン
肝機能を高め、代謝を上げる。
解毒作用。
胡椒
消化・血行促進効果。
冷えによる胃の痛みに。
赤唐辛子
食欲不振や消化不良を改善する。
発汗を促し、免疫増強。
陳皮
体を温め、食欲増進させる。
咳・たんなどの風邪にも。
このように様々な効能があります。
しかも、これらのスパイスは全て体を温める効果があります。
カレー粉によって使われるスパイスは変わりますので、他にもたくさん種類があり、それぞれに体への効果が期待されます。
(ですが、どれもとりすぎは禁物です!)
薬膳スープカレーレシピ
今回カレーに使う材料にもそれぞれに薬膳としての効果があります。
それぞれに効能を紹介していきます。
食材の作用
トマト
胃の働きを正常にし、消化を助ける。
老化防止や、美肌にも。
たまねぎ
気と血を巡らせる効果。
新陳代謝を活発化させ、疲労回復にも。
にんにく
内臓機能を活発にする。
風邪予防や解毒作用。
疲労回復にも。
生姜
慢性的な冷えの改善に。
血行改善・胃腸の弱い人にも。
鶏肉
胃腸を温める。
食欲不振を改善。
産後や、虚弱体質に。
白米
胃腸を丈夫にし、消化吸収機能を上げる。
生命活動エネルギーとなる。
乳製品
体を潤す作用がある。
精神を安定させる。
腸の調子を整える。
薬膳スープカレーの作り方
材料1
- トマト大1個
- 玉ねぎ大1個
- にんにくすりおろし大さじ1
- 生姜すりおろし大さじ1
材料2
- 鶏モモ肉2枚
- カレー粉25g
調味料1
- カレー粉25g
- プレーンヨーグルト20g
- 牛乳50g
大きめの鍋とその材料
- 塩小さじ1
- 赤ワイン80g
- 水1リットル
- ハチミツ大さじ1
- 溶けるチーズ40g
仕上げ調味料
- ガラムマサラ小さじ1
- 味の調整として醤油適量
作り方
※大きめの鍋とフライパンを使います。
- 大きめの鍋とその材料を合わせて火をつけておく
- 材料2の鶏肉を大きめに切り、カレー粉をもみこんでおく
- 材料1のトマトと玉ねぎは細かく切っておく
- フライパンに油を敷き、材料1を炒め、順番に調味料を入れ合わせる
- 大きめの鍋にいれる
- 同じフライパンで材料2を炒め、大きめの鍋に入れる
- 全ての材料が大きめの鍋に入ったら、中火で1時間~1時間半ほど煮る
- 途中混ぜること
- 出来上がったら仕上げ調味料を混ぜ入れ、味を調整する
私が使っているカレー粉は、市販のS&B赤缶です♪
余計な成分も入ってないのでシンプルでずっと使っています。
こちらのカレー粉が一番、味に深みがあって好きです。
まとめ
- カレーはスパイスから作ると体にやさしい!
- 薬膳カレーで使うスパイス8つの紹介
- 薬膳スープカレーレシピと食材の効能
どんな食材もそれぞれが体に作用します。
よく、ダイエットに良いからと、ある1つの食材をTVで紹介すると、翌日にはスーパーから消える。みたいな話を耳にしますが…。
同じものに偏って摂取し続けていいことはありません。
1つの食材がお気に入りだからと、そればっかり食べてしまうのも、体のバランスが偏ります。
バランスよくとることで、健康は維持されます。
薬膳とは言っても、特別な材料は使う必要はないと思っています。
身近な食材とシンプルな調味料で、体に優しいものを作っていけるといいですね♪