生活

お中元のお礼状もこれでバッチリ!!例文で書きかた教えます!!

お中元は日ごろお世話になっている方々に感謝の気持ちを込めて贈るものです。

日ごろの感謝の気持ちを贈り物に込めるってとても良い文化ですよね!

でもそんな頂いてうれしいお中元ですが、もしかして頂いたままにしていませんか?

もちろん電話くらいはしているけど・・・お礼の正しい作法とかよくわからない

作法を間違えたら失礼になるんじゃないか不安

そんな方も多いと思います。

そこで今回はお中元を頂いた時のマナーとお礼状の書き方を調べてみました!

目次

お中元を頂いた時のマナーは?

お礼状は必要?

お中元を頂いたらなるべく早く「家族が喜んでいる」「いただいて嬉しい」という気持ちを伝えることが重要です。

しかし最近では電話やメールが広い世代に浸透していることもあり、

「取引先にはお礼のメール」

「近しい親戚や友人には電話でお礼」

というようにメールや電話でお礼を済ませることも少なくありません。

ですが、本来はお中元を頂いたら手紙でお礼状を出すのが正式なマナーとなっています。

もし自分がお中元を贈った側だったら、お礼状が手紙で送られてきたら嬉しいですよね。

手間をかける分、相手もきっと喜んでくれるに違いありません♪

今年は少し大変でもお礼状をしたためてみませんか?

お中元を頂いたらお返しは必要?

結論からいうとお中元にはお返しをする必要はありません。

普段お世話になっている人や仕事で付き合いのある人へ贈るものですので、贈られた側は返礼品を用意しなくても大丈夫です。

ですがお中元を頂きっぱなしだと心苦しいという方もいらっしゃると思います。

そのためお中元を頂いた方へは、なるべく早くお礼状で感謝の気持ちを伝えてあげるのが礼儀的にも望ましいとされています。

もしどうしてもお中元のお返しをしたい場合には同額程度の返礼品が良いとされています。

お礼状はやっぱり直筆?それともパソコンでOK?

お礼状については最近ではパソコンでもOKという風潮もあるようですが、私は絶対に「手書き」「万年筆orインクペンを使用」「縦書き」を推奨しています!

なぜなら、そのほうが

「圧倒的に感謝の気持ちが相手に伝わりやすい」

からです。

私は字がヘタクソなので、普段の生活は可能な限り直筆は避けているのですが、お礼状だけは直筆で書くようにしています。

これは当時在籍していた会社の上司の方針だったのですが、続けているうちに不思議なことが起こるようになりました。

なんとお礼状を直筆に変更しただけで、取引先の反応が急に良くなることが増えていったのです。

自分なりになぜ効果があったのかを考えてみた結果、

これは「相手も直筆の大変さを知っているからこそ、直筆の手紙を貰った時に感動する」

からだと思っています。

どうせ書かなくてはならないものなら、相手が喜んでくれた方がこちらも嬉しいですよね!

【例文あり】お礼状の書き方

お礼状には形式(パターン)があり、
基本的にはその形式(パターン)に沿って書いていけばOKです。

以下の図を参考にしてみてください。

文章の形式(パターン) 例文
頭語 ・拝啓、謹啓
時候の挨拶 盛夏の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます

・梅雨も明け本格的な夏を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか

・暑い日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか

お礼の言葉
※自分や家族が喜んでいる様子を含める
・このたびは心遣いの品をお贈り頂きまして誠にありがとうございました

・本日は結構なお中元の品をいただき誠にありがとうございました

・家族一同たいへん喜んでおります

・さっそく家族でいただき、子供も「〇〇だ」と大変喜んでおります

相手のことを気遣う言葉 ・まだまだ厳しい暑さは続きますが、どうぞご自愛くださいませ

・夏かぜなどひかぬよう十分にお気を付けください

・暑さの折からくれぐれもご自愛ください

〆の言葉 ・まずはお礼まで

・まずは取り急ぎお礼申し上げます

・略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます

結語 ・敬具、敬白

 

続いて上記の図を参考にして例文を書いてみます。

例文

※親戚に送る場合

〇〇様

拝啓 梅雨も明け本格的な夏を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。

このたびは心遣いの品をお贈り頂きまして、誠にありがとうございました。
さっそく家族でいただき、子供も「美味しい」と大変喜んでおります。

まだまだ厳しい暑さは続きますが、どうぞご自愛くださいませ。

略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます。

敬具

令和〇年〇月〇日

〇〇 〇〇

 

このような感じの文章でOKです!

もちろん送る相手との関係(目上の方、取引先、親しい間柄の友人など)によって文面は整える必要はあります。

ですが基本的にはこの形式(パターン)に当てはめて文章を書いていただければ
お礼状の文章は出来上がります。

まとめ

  • お中元を頂いたらなるべく早くお礼状を送る
  • お礼状はなるべく手書きで書いたほうがよい
  • お礼状の文章は形式(パターン)通りに書いていけばOK!

以上3点が本日のおさらいになります。

書くのが大変だと思っていたお礼状も、形式(パターン)通りに書き進めていけば大丈夫!

そう思うと気が少しは楽になってきませんか?

 

手書きで時間をかけた分だけ気持ちは必ず伝わるはず!

 

今年のお礼状は是非とも手書きでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。