生活

本格コーヒーの淹れ方!!ペーパードリップでバリスタデビュー!?

コーヒーの代名詞で、誰もが知っているドリップコーヒー!
特にペーパードリップは、いつでも本格的なコーヒーが淹れられることもあって、チャレンジされる方の第1歩にもなっています!

「お家でもバリスタ気分が味わいたい!」
「その日の気分に任せていたドリップを、本格的にしてみたい!

という方に向けて、自家焙煎歴5年、ドリップコーヒー歴20年の私がペーパーフィルターを使ったコーヒーの抽出方法をご紹介いたしますヾ(๑╹◡╹)ノ”

また、この記事を読んでくださっているアナタだけに、他のサイトでは教えてくれない「ドリップのコツ」を特別にお教えします٩(๑˃̵ᴗ˂̵)و

目次

ペーパードリップの淹れ方
(1人分:120g〜140g)

器具の準備

ペーパードリップ用の器具は主に次のとおりですが、揃えようとすると多種になるので楽しみながら少しずつ集めてみて下さい٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

No. 器具 備考
1 ドリップ用ケトル
(無い場合はご自宅のヤカンでOK!)
2 好みのコーヒー豆
(中挽き)
3 専用スプーン
(8g・10g・12gがあります)
4 ドリッパー
(今回は写真のとおり扇形を使用しますが、オススメは透過性の高い円錐型の「ハリオ V60」です!)
5 コーヒーフィルター
6 コーヒーサーバー
7 料理用温度計
(お持ちでない場合は、沸騰後3分程で95℃前後になります!)

ドリップにチャレンジ!

さぁ(^o^)/ ドリップの時間です!!
さっそく始めましょー٩(๑˃̵ᴗ˂̵)و

No. 項目 詳細 備考
1 ペーパーフィルターを折り畳む 扇形はまず底、次にサイドを折り曲げた後、底の2箇所を摘むことでドリッパーと同じ形になります!
円錐型は先端部分もしっかり折り曲げましょう。
2 ドリッパーなどの器具をセット! ドリッパーとサーバーをセットしたら、沸騰したお湯をかけて器具を温めます。また、ペーパーフィルターの糊の香りが気になる方は一緒に温めて下さい。あと、コーヒーカップもお忘れなく!
3 コーヒーを蒸らします! 今回はカップ1杯分(120cc)を作りますので、コーヒー10g(スプーン1さじ)を入れて、粉の表面を平らに整えたら、全体にお湯を注いで30秒間蒸らします。
この時のお湯のオススメ温度は90℃前後ですが、フィルターやドリッパーによって抽出時間が変わりますので、初めのうちはドリップし易い95℃位でチャレンジしてみて下さい!
4 お湯を3回に分けて投入します! ドリップ時間は蒸らしを含めて2分30秒〜3分です。
抽出する際のお湯の量ですが、8:4:2(今回は80g→40g→20g)で投入して下さい。(ポイントを要参照!)
もし、濃かったり薄かったりする場合は、3投目の量か又はコーヒーの粉の量を加減してみて下さい。
  1. お湯の温度……お湯の温度を下げることでまろやかさが際立ちます!
    ただ、フィルターによっては抽出に時間が掛かり過ぎてしまうかもしれません。
    これは、低価格のフィルターによくある現象(浸透が遅い・糊の悪臭)になりますので、フィルターは透過性の高いものをオススメします!
  2. ドリップのコツ……「ドリップは3分以内で、量は3回(8:4:2)に分けて!!」
    なんていきなり言われてもチョット困りますよね!
    この煩わしい「3分×3回」ですが、とりあえずコーヒーサーバーをカップに換えて、時間だけを3分割してみて下さい!
    まず30秒蒸らしてから、時間を8:4:2(60秒:30秒:15秒)に分けてお湯を注ぎます。具体的には……

    ❶ 蒸らし 30秒

    ❷ 1投目  60秒 + 約5秒
    ❸ 2投目  30秒 + 約5秒
    ❹ 3投目  15秒 + 約5秒

    これを合計すると、2分30秒になります!
    15秒(約5秒×3回)は、ドリップを止めてコーヒーを抽出する時間です!

    とりあえず、お湯の温度(初めは95℃)とこれだけ守っていただければ、美味しいコーヒーの出来上がり!!
  3. コーヒーの泡……お湯の投入を止める時は、コーヒーの泡がなるだけフィルターの底に落ちないように注意して下さい。
    これは、コーヒーのアクになりますので、「えぐみ(渋みや後味の悪さ)」の原因になります。
    えぐみは、残ったコーヒーを冷まして飲むと分かり易いですよ(*´꒳`*)
    なので、ドリップの途中で目標量に達したら、ドリッパー内にコーヒーが残っていても引き上げて下さいね!

コーヒーの「マメ学!」

コーヒー豆の保存方法!

コーヒー豆は酸化が進むと1〜2週間で風味が逃げてしまう為、飲みきれない場合はジッパー付きの袋で冷凍保存しましょう(*’▽’)!
ドリップの際は、必要量を常温に戻してご使用下さい!
それでも1ヶ月を越えてしまった場合は、残念ですが新しい豆を購入して、残ってしまったコーヒーは消臭やアロマなどへのご利用をオススメします!

まとめ

  • ドリップの器具は楽しみながら段階的に集めましょー!
  • ドリップは30秒蒸らした後、時間を8:4:2(60秒:30秒:15秒)に分けるとバリスタ顔負けのコーヒーが出来上がりますƪ(˘⌣˘)ʃ
  • お湯の温度は95℃から!
    ドリッパー(円錐型or扇形)やフィルターに合わせて徐々に90℃前後に近づけて!

いつでも簡単にいただけるドリップコーヒーですが、突き詰めるととても奥が深いですよね!
ただ焙煎と一緒で、ドリップ方法には「これが正解!」というのが実は無いんですƪ( ̄∀ ̄;)ʃ
コーヒーの種類や焙煎度合い、ドリップ温度や時間、そして何よりもコーヒーを飲まれる方の好みを考慮すると、完全に皆無ですよね(≧▽≦)
だから、今回ご紹介した方法以外にもバリスタや珈琲店などがイロイロな方法を自身のサイトなどにアップしているんです!

私自身、数えきれないくらい「失敗作?」を産み出してきました(T ^ T)
その中で気付いたことは、まずはその時間を楽しむことですƪ(*´︶`*)ʃ
これからチャレンジされる方やワンランク上を目指される方も、フランクな気分で探求していかれるとイイかもしれません!!