秋の気配も薄まり、さむーい冬にどんどん近づいてきましたね・・・。
こたつに入ってあったかいお鍋を食べたい今日この頃です😊
さて!今回は11月の時候の挨拶について調べてみました。
手紙やメールで使えるものをピックアップしてみました!参考にしてみてください😊
目次
時候の挨拶って?
個人的に時候の挨拶って何のためにあるんだろう?と思ったので、軽く説明します。
時候の挨拶とは、挨拶状で最初に書く季節を表す言葉を用いた文章のこと。拝啓の後ろに付く『○○の候』や、『暑中お見舞い申し上げます』などが時候の挨拶となります。
暑い季節や寒い季節など、相手の健康を気遣う意味もあるので挨拶状には欠かせない文章です。文章に使える季節の言葉は時季により変化する。
24節気毎に使い分けるのが一般的です。
特に相手の健康を気遣う意味あることも分からず使ってた所もあったので、どうして使わないといけないんだろう?と理解して使うとより一層相手に伝わる文章が書けそうな気がします!
11月時候の挨拶について
今回は、ざっくり11月の時候の挨拶をご紹介します!
その中で上旬・中旬・下旬の場合はどんな風な書きだし方があるか一緒に見てもらえたらなと思います♪
定型の慣用句編
- 11月上旬・・・(紅葉/小春日和/深秋/)の(候/みぎり)(日に日に秋が深まる季節となりましたが・・・)
例文
拝啓 深秋の候、暑い夏の暑さも落ち着き紅葉が深まる季節となってきました。
- 11月中旬・・・(晩秋/暮秋/初霜)の(候/みぎり)(日増しに寒さが身に染みるようになりましたが・・・)
例文
拝啓 日増しに寒さが身に染みるようになりましたが、今年コロナ禍もあり今までの以上に体調管理に気を使いますね。
- 11月下旬・・・(霜秋/向寒/初冬)の(候/みぎり)(冬はもうすぐそこまできているようですが・・・)
例文
拝啓 霜秋のみぎり、冬の寒さを肌に感じる季節となってきました。
私なりに例文考えて書いてみたら、何だか一気に季節の情景が想像できました♪
ビジネスレター編
ビジネスでの場合を先ほど紹介した慣用句を使って例文で紹介します!
11月上旬 例文
- 謹啓 深秋のみぎり、貴社におかれましてはいよいよご隆盛の由、大慶の至りと存じます。
11月中旬 例文
- 拝啓 晩秋の候、貴社におかれましては益々のご隆昌のこととお慶び申し上げます。
11月下旬 例文
- 拝啓 初冬の候、貴社におかれましてはますますのご清祥のこととお喜び申し上げます。
取引先の方にメールを送る時、すごく悩んでしまうタイプなので、1つ覚えておくと悩まずサッと送れるような気がします!
コロナ禍編
今年、ずっとまとわりつくコロナ。そんなコロナ禍での時候の挨拶もいくつかピックアップします!
11月上旬 例文
- 拝啓 日に日に秋が深まる季節となり、いつもならみんなと紅葉狩りや鍋でも囲みたくなりますが、”三密”の場所は、まだまだ気が引けます。
11月中旬 例文
- 拝啓 初霜のみぎり、今年はインフルエンザだけでなく、コロナも心配で体調に気を付けて過ごしていきたいですね。
11月下旬 例文
- 拝啓 冬はもうすぐそこまできているようですが、○○様には、コロナの影響をものとせず益々お元気にされているとのことで何よりに存じます。
- ちょっと長めのコロナを用いた挨拶文の例文
ここの所、コロナの経済対策もあって観光地も賑わいが戻ってきたようなので、私もGoToトラベルで地元の観光地でも日帰りで行こうかと考えていますが、○○さんはもうどこかの観光地に行かれましたか?
最後に・・・!挨拶文ではないですが、手紙やメールの間に使えるような結び分の例文を挙げておきます😊
- コロナ禍での結び分の例文
- コロナと共存する生活にも少しばかり慣れてきましたが、寒くなるこれからはより一層気を引き締めて生活していきましょう。
- ウィズコロナの中にも皆様が健やかにお過ごしになられるようにお祈りするばかりです。
まとめ
- 時候の挨拶とは、挨拶状で最初に書く季節を表す言葉を用いた文章のこと。24節気毎に使い分けるのが一般的。
- 暑い季節や寒い季節など、相手の健康を気遣う意味もあるので挨拶状には欠かせない文章。文章に使える季節の言葉は時季により変化する。
- 11月の時候の挨拶は上旬・中旬・下旬とそれぞれ違う挨拶文がある。時候の挨拶を最初にあると季節感が感じられて良い!!
- 今のコロナ禍も交えた時候の挨拶も活用できる文章も使いやすい。
11月だけでも沢山の時候の挨拶があり、そしてその年によって変化も感じる時候の挨拶の深さも知れて今回良かったです♪
学生さんから社会人まで活用できると思います。ご参考になればいいなぁ😊