井上尚弥の試合日が近づいています。
その前に井上尚弥って誰?と思っている方もいるのでは?
世界的にに注目されているボクサーでもあるので、
知らないという方向けに井上尚弥について簡単にご説明します!
目次
井上尚弥の歩み
井上尚弥がボクシングを始めたのは小学校1年生のときです。
この頃から試合に勝ち続けて……
というわけではなく、初めて試合に出場したのは小学校6年生。
初試合はボクシングを始めてから数年後になりますが、
鮮烈なデビューを果たします。
対戦相手は同じ学年の子かと思いきや……
なんと中学2年生!
しかも勝っています!
それから
第1回全国U-15大会で優秀選手賞
インターハイ・国体・選抜の三冠
アジアユース選手権銅メダル
など
多くのタイトルをアマチュア時代に獲得!
そして2012年、
満を持してプロデビューします!
本田圭佑ばりの……
プロデビュー前に井上尚弥は大橋ボクシングジムというプロボクシングジムに入門します。
大橋ボクシングジムは多くの世界王者を輩出している名門ボクシングジムです。
井上尚弥はその門を叩きましたが、
ジムとの契約にあたりある条件を提示しました。
強い選手と戦う。弱い選手とは戦わない。
引用:日刊スポーツ
本田圭佑並みのビッグマウスですね汗
またそれとは別に記者会見では
「井岡さんの記録を塗り替えます」
引用:スポニチ
井岡さん(砕けてご説明すると強いボクサーです)の記録というのは
世界王座最短奪取記録(7戦目での達成)のことです。
その記録を塗り替えると宣言したわけです。
果たして宣言通りになったのでしょうか。
雨にも負けず
デビューから2年後の2014年に井上尚弥はWBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデスと対戦します。
井岡越えなるかと期待されていましたが、
試合の3週間前にインフルエンザにかかってしまいます。
最悪のタイミング……
仮に試合に間に合ってもコンディションは最悪でしょう……
しかも相手は世界王者。
絶望的かと思いきや……
TKO テクニカルノックアウト
つまり勝利です!
とういうことは世界王座最短奪取記録(6戦目で)を塗り替えることができたのです!
インフルエンザにかかり、
またこの試合中に太ももの裏がつるハプニングもありましたが、
勝っちゃっいました。
雨にも負けずですね。
階級アップ
アドリアン・エルナンデスとの試合に勝利し、
WBC世界ライトフライ級の王座になったわけですが、
その後の2014年にスーパーフライ級へ転向します。
ボクシングの階級について
ボクシングには体重別に階級があります。
その数17階級(男子プロ)
井上尚弥のライトフライ級は下から3番目の48.988kg以下の階級です。
スーパーフライ級は下から5番目の52.163kg以下の階級です。
体重によってボクサーのパンチ力は全く違います。
ただ下の階級だからといって簡単というわけではありません。
すべての階級が厳しい世界です。
そしてその年の12月に
WBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエスと対戦します。
このオマール・ナルバエスはかなりの強者で、
約150戦のキャリアで一度もダウンしたことがない選手です。
この試合はKO勝ちを諦めて。判定勝ちを狙うべきでは??
ですがそう考える必要はありませんでした。
結果はKO勝ち
井上尚弥のあまりのパンチ力に相手側はグローブに何か仕込んでるのではと
いちゃもんをつけてきましたが、
もちろんそんなわけはなく、
何も細工されていないグローブを見て相手陣営は苦笑いを浮かべてこう言いました。
「グレートなニューチャンプだ!」
引用:ヤフーニュース
見事2階級制覇達成!!
今後の試合予定
その後も王座防衛や3階級制覇など大活躍します。
そして2020年10月31日(日本時間11月1日)ラスベガスで、
WBAスーパー・IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が行われます。
対戦相手はオーストラリアのジェイソン・マロニーです。
WBAオセアニアバンタム級王座、
WBAオセアニアスーパーバンタム級王座のタイトル獲得者です。
結果はどうなるか予想できませんが興味のある方は要チェック!
まとめ
最後にこの記事をまとめますと……
- 小学6年生のデビュー戦で中学2年生に勝利します。
- プロデビューにあたり、
強い選手と戦う。弱い選手とは戦わない。という契約をボクシングジムに提示し、
さらに井岡越えを宣言しました。 - 宣言通り井岡越えを達成!
- 試合前にインフルエンザにかかるものの勝利し、
WBC世界ライトフライ級の王座を獲得! - ダウン経験のない対戦相手にKO勝ちし、
スーパーフライ級の王座を獲得し2階級制覇達成! - 次の試合は10月31日(日本時間11月1日)ラスベガス!
結果はどうあれ、興味のある方は要チェック!
それでは最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。