「今まで何をやっても痩せなかった…。」
「食事制限で頑張ってみたけど…その後リバウンドした…。」
「そんなに食べてない方なのに太りやすい…。」
そんな方は一度薬膳の考え方を取り入れてみるといいかもしれません。
薬膳では、食べないダイエット法は返って太りやすいと考えています。
あまり食べないのに痩せにくい方、
食事制限でストレスになっていた方も、
これからは薬膳の食事法で「いつのまにか痩せた!」
…を手にいれてみませんか?
目次
薬膳での太る原因を考える
太る原因は様々です。
実は薬膳では、原因から探れば、何を食べると痩せやすくなるかがわかります。
1.ストレス
あなたは、イライラしてますか?
ストレスたまっていますか?
仕事で疲れていませんか?
これらが当てはまると、原因は”気の巡り”となります。
体の中を絶えず循環する”気の巡り”が、ストレスなどで巡りが悪くなります。
すると、イライラが起きたり、感情の波が激しくなります。
この場合、食べないダイエットをすることで返って太りやすい結果を招きます。
なぜなら、食べない事で、”気のめぐり”の流れが更に悪くなるからです。
悪循環にはまらないよう、このタイプは気を付けるといいでしょう。
2.エネルギー不足
あなたは風邪引きやすかったり、疲れやすいですか?
お肌にハリがなくてシワができやすいですか?
食欲がそんなになく、冷えぎみですか?
このような方は、エネルギーが足りていない為、痩せにくい体になっています。
薬膳では”気”が足りないということになります。
気=エネルギー
これは「そういう体質だから…」と一言で片づけたくなりますが、そうではありません。
運動嫌いが引き起こしている場合があります。
運動しなかったら、筋力がつきません。
筋肉がすくないと、代謝が落ちます。
代謝が落ちると、脂肪燃焼されにくい体になります。
これもまた悪循環ということです。
”体質”とダイエット
自分人身の”体質”と照らし合わせて見てみると、どのタイプで痩せにくいかが分かります。
まだ自分の”体質”がわからないかたはこちらから👉体質チェック
1.ストレスは「気が滞るから」
ストレス、過労による痩せにくい体は”気の巡り”という事がわかりましたね。
それを”気滞”(きたい)と言います。
薬膳ではエネルギーの事を”気”と言います。
ストレスや過労で、気の流れが停滞してしまう状態の事を言います。
”気滞”になってしまうと、血などの流れをも止めてしまいます。
結果、痩せにくい体になってしまうのです。
2.エネルギー不足は「気が足りないから」
エネルギーが足りない体質は、”気虚”(ききょ)と言います。
”気虚”の方はエネルギーが基本的に足りません。
そんな方が食べないダイエットをすると、さらにエネルギー不足に陥ります。
”気”は食べ物から作られています。
元気な胃腸であれば、うまく消化吸収され”気”が作られるようになります。
ところが、”気虚”の方は、胃腸が弱い傾向にあります。
食べても胃腸が弱くて”気”が作られず、”気”不足で代謝もあがりません。
ではどうしたらいいのか、次の章で勉強していきましょう。
薬膳での体質改善の方法は?
1. 気滞
”気滞”の方は他にも
- のどに異物がある感じ
- 胸やお腹がはりやすい
- 怒りっぽくて精神不安定
- 不眠
といった症状があります。
この体質の方は、流れをよくするために、汗をかくくらいの運動を日常にセットしてください。
滞った気の流れをうごかしますよ♪
何もせずに放置すると、気の流れだけでなく、体全体の体液循環にも影響するため、早めにはじめましょう!
食事では、気の流れが良くなるような食材を取り入れていきましょう。
- そば
- たまねぎ
- ジャスミンティー
- 酢などの酸味があるもの
- 柑橘類のフルーツ
- 香りが強いお野菜(シソ、セロリ、パクチーなど)
- 陳皮(お茶として)
2. 気虚
”気虚”は他にも
- 抵抗力が人より低い
- 下痢しやすい
- 胃もたれしやすい
- いつもしんどいかんじ
このタイプは激しい運動をすると逆効果になるのでやめておきましょう。
その代わり、ヨガなどの心臓がドキドキしない系の運動ならおすすめです♪
食事では生もの(生サラダも)や、甘い物、冷たい物をできるかぎりやめる。
- 穀類
- かぼちゃ
- きゃべつ
- じゃがいも
- 肉類、魚類
- 豆類
- はちみつ
- なつめ(おやつやお茶に)
まとめ
- 太る原因はストレスとエネルギー不足
- ”気滞”と”気虚”は運動と食事で改善
- ”気滞”には香りのいい野菜を
- ”気虚”には穀類や肉類を
私は何事も続けることが大切だと思っています。
痩せるために短期でできてしまう事は、体に負担がかかることが多いと思います。
食事は毎日の事です。
私は、シンプルな食材と調味料でシンプルな料理を作ります。
それが、体に一番優しく、自分の負担も減ります。
その積み重ねが、後の自分の心と体を健康にします。
自分自身が経験しているので、周りの方にも「いつのまにか体が!」
…を経験してもらえたらいいな♪とおもっています!