肌寒い日が多くなり、1日の中で日を浴びる時間も減ってきました。
寒すぎて日向を求めて、自ら日光に当たりに行ったり…
肌寒い日でも、日光浴はとても気持ち良いため体にも良く感じます。
しかし、日光浴などによる紫外線は浴びすぎると肌に悪い影響ばかり。
そのため、冬でも肌の健康を守る上で紫外線対策は欠かせない肌ケアの1つです。
この記事を読むと、紫外線が及ぼす肌への影響を知りたい方だけでなく
冬の日焼け対策について知りたい方も、紫外線についての基本的な知識や普段紫外線がどのように私たちに影響を及ぼしているかが分かります!
今あなたが悩まれている肌トラブル。もしかすると、その原因は紫外線かもしれません。
目次
肌トラブルの原因で多い紫外線
紫外線を浴びることによって日焼けするだけでなく、シミやシワの原因になることは良く知られていますよね。
しかし、紫外線は日焼けやシミ・シワだけでなく肌の老化を早める原因になるなど、
肌への負担がとても大きいことをご存じでしたか?
紫外線の基礎知識や紫外線による肌への影響について詳しくご紹介します。
紫外線とは?
紫外線とは、太陽の光の1種。地上に届く光は紫外線、赤外線、可視光線など様々の種類があります。太陽の光の中でも、肌に悪い影響を与える光が紫外線です。
太陽の光は電磁波と呼ばれる様々な波長からできています。紫外線や赤外線という名前は良く耳にします。これらは波長の違いによって名前が分けてられています。
紫外線はA波、B波、C派という3つの波長からできています。その中でも、私たちが日常で浴びる紫外線はA波とB波!
A波とB派について簡単にご説明します。
A波「シミのもとを作る」
- 生活紫外線と呼ばれる、普段私たちが浴びている日常の紫外線。
- 地上に届く紫外線の9割を占めている。
- 3つの中で一番肌への影響は少ない。浴びる量が増えれば、肌のシワ・たるみなどの肌トラブルの原因になる。
B波「日焼けの元になる」
- レジャー紫外線と呼ばれることもあり、日差しの強い日の紫外線に多い。
- 地上に届く紫外線の1割を占めるが、肌表面への影響力が大きく浴びると炎症を起こす。放っておくと、日焼けの原因に。
- シワ・シミなどの肌トラブルに繋がる。
- 浴びすぎると、皮膚がんや白内障免疫力の低下など健康に関わることも。
このように、紫外線の中でもA波とB波は肌への影響力が大きいです。
日常生活で紫外線から肌を守ることを意識し、
正しい紫外線対策をおこなうことが大切です。
紫外線による肌への3つの影響
紫外線による肌への影響の中でもシミやシワ、たるみといったものはしっかりと目に見えて分かりやすいですよね。新しいシミなんてできた日はとても悲しいですよね!
しかし、肌の表面だけでなく肌の内側も紫外線からさまざまな影響を受けているんです。
その中でも、代表的な紫外線がもたらす3つの肌への影響をご紹介します。
- 肌のバリア機能が低下する
肌表面はとても細かく、いくつもの皮膚の層から成り立っています。
皮膚の層には、外界からの刺激から肌を守るための保護層もあります。その中でも角層と皮脂膜という保護層は肌を保護するうえで大切な役割です。
この皮脂膜の皮脂を酸化させることによって保護層全体の働きを弱めて
しまいます。 - 肌が衰える
年齢を重ねるとともに、肌は衰えていきます。しかしこの肌の衰えの原因の80%は紫外線によるもの。肌の衰えは、遺伝や食生活などではなく紫外線による影響が最も大きいです。考えただけでも恐ろしいですよね。
そして、肌を美しくするコラーゲンは皮膚内にあります。コラーゲンは、
化粧品だけでなく食べ物にも含まれているものも多い為、広く認知されて
います。
紫外線はこのコラーゲンを分解する為、紫外線を浴びることによって
肌からコラーゲンを減少させることに!
その結果として、シワやたるみなどの肌トラブルを招いてしまいます。 - DNAが破壊される
紫外線を浴びると遺伝子の本体となるDNAが破壊されてしまいます。細胞が
傷つけられて健康な細胞ができなくなると、新しく肌も生まれ変わることが
難しくなります。紫外線量が強すぎる場合、しっかり皮膚が再生しないため
皮膚がんのような病気の要因にもなりかねません。
見えないうちにこんなに影響が出ているなんて思ってもみませんよね。
肌への負担を抑えるためにも紫外線対策は欠かせません。
正しい紫外線対策を
季節を問わず、私たちが生活するうえで、紫外線を浴びずに過ごすことは難しいです。
紫外線から肌を守ることを意識し、正しい紫外線対策をおこないたいです。
肌トラブルで悩まない、健やかな肌が理想的。
そのためにも、自分に合った紫外線対策をおこなうことが大切です♪
日焼け止めは1年通して塗るもの
紫外線対策をおこなうにあたって日焼け止めは、1番欠かせません。
そのため、日焼け止めは1年中塗ることがベスト。
朝のスキンケアが終わり次第、日焼け止めを塗ることをオススメします。
日焼け止めは、
季節問わずコンビニやドラッグストアでも購入できるため便利ですよね。
日焼け止めに必ず記載されているSPFとPA。
この数字は大きいほど効果的です。しかし、数字が大きいほど肌への負担も大きいです。
そのため、日焼け止めはシーン別で塗り分けることが大切です。
PA→紫外線のA波に効果的
- 数値が大きいほど効果は高く肌へのダメージを防ぐことが可能!肌の光による老化を予防する。
- PA+からPA++++の4段階で、+が多いほど効果は高くなる。
- 日常生活ではPA+からPA++で十分効果を発揮。
- 日差しが強い場合はPA+++で使用がオススメ。
SPF→紫外線のB派に効果的
- 肌の赤みや炎症を防ぎ日焼けの予防に効果的。
- ・SPFは数値が1から50まである。数値が大きいほど肌の炎症を防ぐ。
- ・日常生活ではSPF20
- ・屋外や外出をおこなう際はSPF30
- ・日差しが強い場合SPF50
結構細かく数値化されていることが分かります。
また、日焼け止めが肌に合わないまま使用し続けると、乾燥の原因にも。
乾燥も肌トラブルの原因の1つですよね。
使っている日焼け止めが肌に合わず、肌の乾燥が気になったら正しくケアをおこなうことも大切です。肌の乾燥やセルフケについては、こちらの記事でご紹介♪
日焼け止めも、ジェルタイプやミルクタイプなどタイプによって使用感が全く違います。
最近の日焼け止めでは、スプレータイプも販売されています。
メイクの上からササッと使うことができて、重宝できそう!
そして、肌の日焼け止めだけでなく髪の毛や唇用の日焼け止めも発売されてますよね。
体のパーツごとの紫外線対策商品が販売されるほど、
体への悪影響が大きい紫外線。
その中でも、日焼け止めはマストアイテムです。
肌を紫外線から守る行動をしよう
肌を守る為にも、紫外線が強い場合は日焼け止めと合わせて紫外線グッズも使用することがオススメ!
・日傘・長袖を着用する
・サングラスで目からの紫外線をカットする
とにかく紫外線に肌をさらさないことが大切です。
また、午前10:00から午後2:00の間は最も紫外線が強いといわれているため、この時間帯はしっかりケアしてから外出することがオススメ。
日焼け止めを塗ったうえでつばの広い帽子をかぶるなど、できるだけ肌を覆うことで紫外線から肌を守ることが大切です。
まとめ
- 紫外線は人間にとって悪影響
- 日焼け止めは1年中使おう
- 日焼け止めは肌に合わないものだと乾燥の原因に繋がる
- 普段からプラスの紫外線対策を取り入れることが大切
- 紫外線対策をおこなうことで、老化を予防できる!
日光浴ではビタミンDを作ることができ健康的と言われています。しかし、日陰に30分居るだけでも同じビタミンDを作ることも出来るんですよ。
これからの季節は日が差す時間も減る為、温かい場所が恋しくなります…
少し日向に居ただけで、体が元気になったような気分になったりすることも。
肌のためには、日光に短時間当たる場合でも、紫外線対策は忘れてはいけません。
肌トラブルを減らす為にも、
1年間を通して、日焼け止めを塗り紫外線対策をおこないましょう!