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貴景勝優勝!綱取りへ前進! 次回横綱になるための絶対条件とは……

先日11月場所で力士の貴景勝が優勝を果たしました。

この11月場所は白鵬、鶴竜の両横綱に加え、
大関の朝乃山、正代が途中で休場しました。

ですが優勝を果たしたということは賞賛すべきだと思います。

それでも貴景勝のことをよく知らない人にとっては、
その凄さにピンとこないかと思いますので、
ここでは優勝と貴景勝の凄さについて、
お話したいと思います。

最後までお付き合いいただければ幸いです。

目次

貴景勝の歩み


貴景勝は1996年8月5日、兵庫県芦屋市で生まれました。

5歳の頃から空手を習いました。

その実力は確かのもので、
全国大会で準優勝するほどでした。

相撲を始めたのは小学生3年生のときです。
このときは地元の道場に通っていました。

地元の道場に。

ですが小学生4年生からは貴乃花部屋(相撲部屋)に通います。

貴乃花部屋は東京にあります。

貴景勝は兵庫に住んでいました。

引っ越しはしていません。

このとき貴景勝は兵庫県から東京まで通っていました。

その甲斐があったのか、
小学生時代に出場したわんぱく相撲大会では、
すべてベスト3に入っています。

後の力士の少年時代として実績は十分だったのではないでしょうか。

中学生、高校時代

中学生になってからもその実力をいかんなく発揮します。

中学3年生のとき、
全国中学生相撲選手権大会に優勝!

高校時代では、
全日本ジュニア相撲選手権大会無差別級を2連覇し、
その他の大会でも優勝します。

学生時代を総括すれば、
実績十分の学生時代だったのではないでしょうか。

高校在学中に……


貴景勝が相撲部屋に入門したのは、
高校卒業後……と思いきや、

実は高校時代にはもう入門していました。

入門先は貴乃花部屋です。

貴景勝は高校に通いながら、
貴乃花部屋で相撲に取り組みました。

高校生ながらも貴乃花部屋の貴乃花親方には高く評価されていました。
そして貴景勝について次のように話しています。

小さい時からうちの部屋にも来ていたが、
体もいいし、足腰もいい。幕下や若い衆の刺激にもなる

引用:スポニチ

高校に通いつつも、
相撲にも真剣に取り組んだ結果、

2014年に序ノ口で優勝!

序ノ口(じょのくち)は、大相撲で用いられる番付の名称の1つ。
6つある番付上の階層(幕内・十両・幕下・三段目・序二段・序ノ口)の内、
一番下の地位である。

引用:ウィキペディア

2015年1月には序二段でも優勝を果たします。

序二段(じょにだん)は、大相撲の番付上の階級。
6つある番付上の階級(幕内・十両・幕下・三段目・序二段・序ノ口)の内、
上から5番目の階級である。

引用:ウィキペディア

そして同年3月に高校を無事卒業しました。

勉学に励みながら、
相撲に取り組むなんてそうそうできることではありません。

色んな意味で凄い力士ですね。

優勝と綱取りへの期待


高校卒業以降は連敗を経験するものの、
着実に経験を積んでいきます。

2019年に大関に昇進。

綱取りへの道を着実に歩んでいきます。

綱取りとは

大相撲で、大関が横綱の地位をねらうこと。
一般に、昇進には二場所連続優勝かそれに準じる成績が条件。

引用:goo辞書

そして今年の11月場所で優勝します。

冒頭でもお話しましたが、
この11月場所は白鵬、鶴竜の両横綱に加え、
大関の朝乃山、正代が途中で休場しました。

いわゆる実力、実績のある力士が不在の11月場所になったわけですが、
ここで貴景勝が優勝を果たしました。

ただ今年はコロナウイルスの影響もあり、
調整などが難しい状況だったので、
その中で取り組み、優勝を果たしたことは、
凄いことだと思います。

優勝を果たし、
横綱への道が見えてきました。

そのためには、
来場所での優勝が絶対条件になります。

高校に通いながら力士になり、
今や横綱昇進が期待される力士になりました。

子供の成長を見守るような気持ちで、
今後も貴景勝の活躍を見守っていきたいところです。

まとめ

最後にこの記事のまとめになりますが、

  • 貴景勝は小学3年生頃相撲を初め、
    実家のある兵庫から東京の貴乃花部屋まで通っていました。
  • 学生時代から大会で優勝し、実績は積み重ねていきました。
  • 高校に通いながら貴乃花部屋に入門し、
    勉学に励みながら相撲に取り組みました。
  • 今年の11月場所では優勝を果たし、
    横綱への道が見えてきました。
  • 横綱昇進まであと少し。
    子供の成長を見守るような気持ちで、
    貴景勝の活躍を見守っていきたいと思います。

それでは最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。