毎年恒例。
今年も「お中元」の時期が
やって参りました!!
親戚の方から「お中元」を頂いたり、
手配している人をよく見かけますが
「はじめて手配する・・・」
「いつまでに送れば良いの!?」
と不安を感じている
そこのあなたっ!!
一年に一度、
「相手に失礼のないように贈りたい」ですよね。
今回は
お中元初心者さんに向けて
お中元の手配、時期について
知っておくべき
とても大切なことを
これからお話していきます。
これで
あなたも
「お中元マスター」ですっ!!
目次
そもそも「お中元」とは・・・!?
お中元とは・・・
お世話になった人に
日頃の感謝を込めて贈る
夏のご挨拶。
大切なコミュニケーションの一つ。
元は中国の三代宗教(道教)の行事。
日本では
江戸時代に風習として定着しています。
お中元は本来、
直接持参して手渡しするのがマナーですが
遠くに住んでて訪ねるのが難しい。
予定が合わないというケースが多く
今では宅配便で贈る方も多いです。
ちなみに
お中元と似ている言葉
お歳暮は・・・?
日々お世話になっている方々に対して
1年の締めくくりにお礼の気持ちとして贈る。
また、「これからもよろしくお願いします」
という意味を込めて贈るもの。
時期は地域によって異なりますが
だいたい、12月初旬から12月20日頃。
お中元→夏 お歳暮→冬
と覚えておけば良いかと思います。
そして
直接渡す場合と宅配便で贈る場合
それぞれ気をつけたいポイントがあるのでご紹介します!!
「直接渡す場合」
訪問する前に相手の方に連絡し
「夏の挨拶に伺いたい」旨を伝えてから
訪ねましょう。
早朝、夜間、食事時など
相手の方の迷惑になる時間はNG!!
(ただし、相手の方の指定であればその限りではありません)
また、時間より早く訪ねるのは
相手の方を急がせてしまう為
ぴったり、もしくはやや遅めにする。(もちろん、大幅遅刻NG!!)
「宅配便で贈る場合」
品物を発送する前に送り状を郵送する。
夏の挨拶をしつつ
相手の方に
「お中元を送ったこと」「いつ届くか」を伝えます。
配送時に相手の方が不在だと
再配達の手間を取らせるだけでなく
品物の鮮度が落ちてしまいます。
その為、事前に相手の方の在宅日時を確認しておくと良いです。
「お中元」の手配はいつから始める!?
まずは
送りたい方が
どこに住んでいるのか
住んでいる地域の
お中元の時期を調べます。
地方によって
お中元の時期が異なる為
必ず調べるっ!!
そこからさかのぼって
手配を進めていくことが大切です。
例えば・・・
東北・関東では一般的に
7月初旬から7月15日までがお中元の期間です。
その期間中(7月1日から7月15日まで)に届くように手配する。
では
「7月初旬に出せば15日までに届くのでは?」
と思いますが
この7月1日から15日という期間は
宅配がとても混み合う為
日時の指定ができない。
日時を指定していても配送が遅くなる恐れがあります。
その為
6月20日頃から
送り始める方も増えています。
「まだ大丈夫だーっ」と思っていると
忘れたり、期間が過ぎていたり
ということになりかねません。
(私はよくやってしまいます・・・。)
その為、
手配は早めにしておきましょう。
地域ごとの「お中元」時期
先ほどもお話ししましたが
地域によって「お中元の時期」が異なります。
手配する時期にも関係してくるので
必ず確認してくださいね。
北海道
お中元の期間 7月15日〜8月15日
他の地域と違い
比較的期間が長い。
7月15日からですが
他の地域から7月15日前に届くことがある為
時期が徐々に早まってきています。
関東・東北
お中元の期間 7月初旬から7月15日
先ほども話した通り、
7月初旬から7月15日は
とても混み合う為
6月20日頃から送り始めるなど
東京・神奈川中心に時期が早まってきています。
北陸
お中元の期間 北陸の中でも地域差がある。
7月15日頃を目安にするのが無難。
新潟県・石川県の金沢市→7月1日から7月15日
富山県・石川県の能登町→7月15日から8月15日
北海道と同じ期間(7月15日から8月15日)
の地区は比較的少ないようですが
北陸の方にお中元を出すときは要注意です。
東海・関西・中国・四国
お中元の期間 7月15日から8月15日
こちらの地方に関しても
関東の影響を強く受けて、年々時期が早くなっています。
九州
お中元の期間 8月1日から8月15日
関東・東北と丸1ヶ月時期が異なります。
こちらも年々早まっており7月中に贈る方も増えています。
沖縄
お中元の期間 旧暦の7月15日まで
年によって、お中元の時期が異なります。
沖縄の方にお中元を贈る場合は
その年の旧暦7月15日を確認し、その日までに届くようにします。
時期を過ぎてしまったら・・・。
相手の方のお中元期間を過ぎてしまうと焦りますよね。
でも大丈夫です。
その時は「暑中見舞い」や「残暑見舞い」
として送れば問題ありません。
「暑中見舞い」
→7月15日〜立秋(8月8日、8月9日)まで
「残暑見舞い」
→立秋(8月8日、8月9日)〜8月末まで
「関西・近畿地方は・・・」
→お中元期間が過ぎたら「残暑見舞い」
「お中元で贈る品物」何が良い!?
お中元は真夏の暑い時期に贈るものです。
その為
ビール・ジュースなどのドリンク類が人気です。
また、
そうめん、ゼリーなど夏らしい、涼しげな食品
スイカなどの旬なフルーツも定番となっています。
お中元の贈り物を選ぶ際のおすすめサイトです。
会員登録が必要ですが
「贈るのではなく、自分が欲しい」
と感じてしまうような
品々ばかりです。
こちらの記事では
贈ると喜ばれるもの
贈ると失礼にあたるもの
が紹介されています。
せっかく贈るので
相手の方が喜ぶものが良いですよね。
「お中元」の相場
一般的には3000円から5000円くらいですが
贈る相手によって金額の相場は変わります。
- 親戚→3000円から5000円くらい
家族構成がわかっている場合、
家族で楽しむことができる数や量を重視したり、
子供が喜ぶものを選ぶのもOKです!!
- 友人・知人→3000円くらい
相手に負担がかからないように価格を抑えたものが適しています。
相手の好きな物を送れば喜ばれるかも・・・!!
- 上司→5000円くらい
上司に気を使わせてしまう為、高額すぎる物はNG!!
相手に気持ちよく受け取ってもらえる価格のもの選ぶと良いです。
- 取引先→5000円から10000円くらい
基本的には5000円くらいが望ましいですが
特にお世話になっている場合には
10000円程度を上限に選ぶと良いです。
ちなみに・・・
会社によっては金品の授受を禁止している会社もあるので確認が必要です。
まとめ
- 「お中元」とは
お世話になった人に
日頃の感謝を込めて贈る
夏のご挨拶。
大切なコミュニケーションの一つ。
- 直接渡す場合も、宅配で送る場合も
相手方に連絡することが大事っ!! - 「お中元」の手配は早めに!!
配送が混み合う為。 - 地域によって「お中元」時期が異なる。
相手方のお中元時期を必ず確認する!! - 万が一時期が過ぎても
「暑中見舞い」「残暑見舞い」
として出せば問題ない。 - 相場は基本的に
一般的には3000円から5000円くらいですが
贈る相手によって金額の相場は変わる。
こうしてみると
贈るものを選んだり、
「お中元の時期」を調べたり。
やることが多いですが
しっかり調べて、
前もって準備しておくことで
焦ることもなく
相手の方にも失礼なく
「お中元」を渡すことができますっ!!
これを機会に
あなたも「お中元マスター」になってみませんか!?