あなたはテレビ東京(以下テレ東)が刑事ドラマを制作・放送していることをご存じでしょうか?
NHKも含め、ほかの民放各社は毎クールか半年くらいのペースで刑事ドラマを制作・放送しています。
けれども、テレ東はバラエテイ番組が多く刑事ドラマはほとんど見た記憶がありません。その中にあってこの「刑事ゼロ係」は2016年からスタートし、2021年春にとうとう第5シーズンに突入しました。
これまでの評判が良く、次を楽しみにしている視聴者が増えて続編を放送しているので、人気の高さが伺えます。
今日は2021年第5シーズン「警視庁ゼロ係」を個性あふれるキャストの紹介と人気の秘密をひも解いてみたいと思います。
目次
番組のご紹介
この番組は、警察小説・時代小説を多く生み出した作家・富樫倫太郎氏の『生活安全課0係』シリーズ(祥伝社刊)をドラマ化したものです。
「まだ観たことがない」とおっしゃるあなたにも楽しんで頂けるようご紹介します!テレビ東京系列で毎週金曜よる8時〜8時54分で放送です。
すでに4月30日の第一話からすでに第四話まで放送しています。
舞台は警視庁杉並中央警察署内にある「生活安全課なんでも相談室(通称・ゼロ係)」です。
後ほど詳しくご紹介しますが、ここに登場する刑事は他の部署からの落ちこぼれか、何かやらかして飛ばされてきた人の寄せ集め?です。皆個性豊かで言いたい放題の感じが人間味豊かで、他の刑事ドラマとはひと味違ったアットホームな印象です。
例えば多くの刑事ドラマのメインは、現場臨場の場面や容疑者を捜索して犯人と対峙し逮捕に至る過程を描いています。
しかしこの「刑事ゼロ係」では室内で雑談しているシーンが多い印象で、まるでホームコメディを観ている感じがします。逆に今のコロナ自粛・自宅巣ごもり状態にはほっこりして良いのかもしれません。
ともかくバラエティ感が強くてゆるい感じは、ほかの刑事ドラマにはない魅力ですので、ご自身の目で確かめてくださいね!
警視庁ゼロ係のキャスト
小早川冬彦(こばやかわ ふゆひこ):小泉孝太郎さん
東大卒のキャリアですが、出世に興味はなく現場勤務を希望しこの部署にいます。
人当たり良く接し印象は良いが、空気が読めない。好奇心旺盛でいろんなことに首を突っ込み、自分の手に負えないとわかると部下に押しつけてしまう。仕事中も身勝手な行動とよけいな発言が多く、相手を怒らせてしまいます。
寺田寅三(てらだ とらみ):松下由樹さん
男の子が生まれると信じていた父親がこの名前で出生届を提出したため寅三(とらみ)という男の子のような名前になったようです。発言も時に男勝りです。
そのため上司である小早川刑事にも臆することなく口論に至るお二人の掛け合いの面白さやドラマのもつ暖かい空気感が楽しみのひとつでもあります。
元来真面目な性格で、相手の心に寄り添い被害者や容疑者に接しています。
本条靖子(ほんじょう やすこ):安達祐実さん
事務員ですが毒舌が止まりません。そのためトラブルに巻き込まれることもあります。寅三とは全く意見が合わず絶えずいつもいがみ合っています。
太田文平(おおた ぶんぺい):戸塚純貴さん
元警視庁サイバー課の刑事でしたが、トラブルをおこし吹き溜まりの『なんでも相談室』に飛ばされました。地道な捜査は得意ではありませんが、PCを用いた捜査では大活躍します。
横山建夫(よこやま たてお):片岡鶴太郎さん
お酒で問題を起こして各警察署を異動し、今は杉並中央署にいるようです。通販好きで職場を届け先にしています。購入した物が、事件解決につながることもあります。
大林夏彦(おおばやし なつひこ) 石田明さん(NON STYLE)
警視庁捜査一課でやらかしてしまい、「なんでも相談室」に転属されました。
警視庁ゼロ係のみどころ
他の刑事が捜査会議に皆スーツ姿で緊張感もって望む中、ゼロ係はそれぞれのキャラクターがわかる服装で捜査会議出席し自由な感じです。
同じ捜査会議に大人数で参加している捜査一課が何も手がかりを報告できない中、ゼロ係は重要な情報を提供し、捜査全体がその方向で進みます。
このゆるい感じがこのドラマの魅力かもしれません。
例えば、ほかの刑事ドラマでは犯人の情報や刑事役の俳優・女優の演技、捜査の展開が気になって、私の場合トイレは必ずCMタイムにいきます。この番組はゆっくり話が進むので、ドラマ中でもトイレに行けるし、夕食後の家族の食器洗いをしながらでも、ドラマの展開がわかるので、時間の効率化が図れる唯一の刑事ドラマだと思います。
でもしっかり最後には真犯人の手がかりを絞り込み犯人逮捕につながり無事事件は解決します。この部分は刑事ドラマです。
笑える部分もたくさんちりばめられています。敬礼は指をピンと伸ばしてビシッと決めるものですが、主人公や他のメンバーの敬礼は指は伸びておらずキリッとしていない。ドラマ全体にギャグ(おやじギャグ含む)が飛び出し、見るものをクスッとさせるおもしろさ。バラエテイ感があります。
まとめ
- 番組のご紹介・・ドラマの設定とseason5の魅力
- 警視庁ゼロ係のキャスト・・主なキャストの役柄・人間味をご紹介
- 警視庁ゼロ係の見どころ・・他の刑事ドラマとは違う一面をご紹介
コロナ疲れをわすれさせてくれる刑事ドラマです。
金曜夜8時テレビ東京にチャンネルを合わせてみてくださいね!