超人気マンガ『キングダム』の実写映画、遂に初テレビ放送!!

5月29日(金)夜9:00-11:39、金曜ロードＳＨＯＷ！にて地上波初放送の映画『キングダム』！大人から子供まで幅広い年齢層の人々を虜にしている今作。おうち時間に家族みんなでワイワイ観られるのもよいですね。原作ファンの方も原作まったく知らないよっていう方も、たくさんの人が放送をより楽しめるように作品の魅力をまとめてみました。

あらすじ

出典　映画.com

時は紀元前245年、中国春秋戦国時代。天下の大将軍になることを夢見る戦争孤児の信と中華統一を目指すのちの始皇帝・嬴政（えいせい）が強敵に立ち向かいながら夢の実現を目指していく熱い物語です。

もしかしたらこの時点で歴史とか苦手なんだよねっていう人もいるかもしれませんが、全く心配いりません。人物相関など小難しい話は深く考えなくても十分楽しめる作品となっています。中国史のつかみとしてもすごく入りやすいので、この作品を機にもっと中国史を知りたくなる人も多いくらい。

ちなみに贏政（えいせい）等は実在の人物で歴史上の流れにも沿っているのですが、信や将軍らのモデルとなったのではないかと思われる人物たちに関しては、存在はするもののその記録がほとんど残っておらず、ほぼ作者によって創作アレンジされた人物となっているようです。

魅力的すぎる豪華キャスト

実写化ということで気になるのはキャラクターの再現度ですよね。当初「そのキャストで本当に大丈夫なの？」っていう声も非常に多かったそうです。かくいう私もそう思っていたうちの一人。笑

結論から言うと大丈夫です！みなさん本当に原作に忠実に丁寧な役作りをされていて感無量でした。

山崎賢人(信)：大将軍になることを夢見る主人公。原作の信とイメージが違いすぎて一番心配でしたが、まったくの杞憂でした。山崎賢人の普段のイメージからかけ離れた、ちょっと粗暴だけど真っ直ぐで熱い少年「信」をしっかりと表現できていて、役者としての気合いを感じました。

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吉沢亮（嬴政・漂）：中華統一を目指すのちの始皇帝。『信』の親友で亡くなった『漂』と容姿がそっくり。一人二役の重要な役柄。政と漂の演じ分けがお見事で素晴らしかったです。原作の政とルックスもホントにそっくりで、こんなにマッチしてると思わなくてびっくり。ただのイケメンに甘んじない役者づくりと目力の強さが印象的。

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橋本環奈（河了貂）：王都を目指す信と政が道中で出会う少年のような女の子。みんな男の子だと思い込んでるっていう設定なのですが、橋本環奈は可愛すぎて男の子には見えなかったです。だけど原作の雰囲気ばっちりで愛嬌たっぷり。

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本郷奏多（成蟜）：政の弟で、クーデターを起こす人物。原作の残酷で憎たらしい成蟜のイメージを完璧に再現してて素晴らしかったです。すんごいはまり役でおぉ～ってなりました。ちょっと歪んだ口元の表現がうまい。

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長澤まさみ（楊端和)：山の民を統べる王。男性顔負けの圧倒的な力と頭脳を持ち合わせているカリスマ。長澤まさみの楊端和がかっこよく美しすぎて見惚れてしまいました。原作ファンからも人気の高いキャラクターを誰もが納得の神々しさで演じ切ってます。

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大沢たかお（王騎)：王騎はかつて全土に名を轟かせた将軍の1人で、”秦の怪鳥”の異名を持つ伝説的な英雄。キャラクターの中でもどのように演じるのか一番注目されていたのがこの王騎将軍ではないでしょうか。大沢たかおは独特な口調や笑い方の忠実な再現もさることながら体重を15キロも増やし肉体改造して屈強な王騎を作り上げていて、実力派俳優としての力量をみせつけています。