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『鬼滅の刃~無限列車編~』感想レビュー【心が熱くなったシーン4選】

絶賛公開中の、劇場版『鬼滅の刃~無限列車編~』

すごい人気ですよね!

先日、興行収入が「107億円」に達したと発表されました。(10月26日時点)
公開した10月16日から10日間で100億円を突破したのは、日本の上映作品で史上最速とのこと。

実は私、普段からあまりアニメを見る習慣がなく、
原作も読んだことないし、アニメも見てなかったので、
恥ずかしながら、全然内容を知りませんでした。

そんな私も周りの人に、

「これは絶対、見たほうがいいよ!」

と、かなりおすすめされていたので、

まずはNetflix(ネットフリックス)でTVアニメとして放送されていた第1話~第26話までを一気に見てから、、、

映画、見に行ってきました!

もう本当に…感動しすぎて号泣でした。

ストーリーはもちろん、
映像や音楽も素晴らしかったです。

主題歌であるLiSAさんの「炎(ほむら)」
最高過ぎて、エンドロールでも号泣してました。

本当に心が熱くなる映画だと思います。

ということで今回は、

ついこの間まで内容を全く知らなかった私が、
最高に【心が熱くなったシーン4選】をご紹介させていただきます!

ここからはネタバレを含む内容となります。
まだ映画を見ていなくてネタバレは避けたいという方はご注意ください!

目次

劇場版『鬼滅の刃』~無限列車編~あらすじ

今回映画化された無限列車編の簡単なあらすじをお伝えしますね。

蝶屋敷で修業を無事に終えて、

主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)禰豆子(ねずこ)を連れ、
同期の鬼殺隊員である我妻善逸(あがつまぜんいつ)嘴平伊之助(はしびらいのすけ)と共に、新しい任務地である無限列車へ向かいます。

この列車では、短期間のうちに40人以上もの人が行方不明になっているとのこと。

列車に到着した炭治郎たちは、先に乗り込んでいた鬼殺隊最強の剣士である『柱』のうちのひとり、炎柱の煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)と合流します。

(お弁当を「うまい!うまい!」と食べてる煉獄さん、めちゃくちゃ可愛かった…!!)

そして突如、鬼が現れて対峙することになる炭治郎たちですが、
煉獄さんがあっさりと倒します!

しかしこの時にはすでに、十二鬼月の下弦の壱である魘夢が見せている夢の中に閉じ込められているのです…

闇の中を走る無限列車の中で、乗客を守りながら迫りくる鬼に立ち向かっていく。

というストーリーです。

心が熱くなったシーン4選

どのシーンも涙なしには見ていられないほど感動する作品なので
書き出せば本当に長くなってしまいますが…

その中でも最高に感動したシーンを4選、ご紹介していきます!

【心が熱くなったシーン①】炭治郎と家族の再会と2度の別れ

十二鬼月の下弦の壱『魘夢(えんむ)』は、

人間を手下にして炭治郎たちの夢の中へ入り込ませ、
『精神の核』を破壊し、廃人してから殺す…という鬼。

人間の『体』より先に『心』を壊そうとします。

魘夢に『自分にとって都合の良い幸せな夢』を見せられ、眠っている炭治郎たち。

ここで炭治郎は、『大好きな、大切な家族と幸せに暮らしている夢』を見ています。
鬼に殺されてしまい、死別したはずの家族との再会。

でもこれは魘夢の見せている夢なので、現実ではありません。

家族と過ごす幸せな日々を残酷に奪われ、
耐えがたい悲しみと寂しさを抑えて、
家族の仇のため、禰豆子を人間に戻すために必死で戦ってきた炭治郎。

心の中の張りつめていた糸が切れたかのように、
泣きながら弟や妹を抱きしめます。

「守ってあげられなかった」と謝りながら…

もう、このシーン辛すぎて泣きまくりました。

今まで抑えていた気持ちが溢れて、泣きながら家族を抱きしめるその炭治郎の姿に涙が止まりませんでした。

 

ここから炭治郎は、「何か悪い夢でも見ていたようだ」と、
夢の中の家族と幸せな時間を過ごします。

 

そんな中、現実世界では、禰豆子が眠っている炭治郎を起こすために頭突きをします。

箱の中に入っていた禰豆子は、魘夢の手下の人間たちに見つからなかったので、
術にかからずに済んだんですね。

禰豆子に頭突きされたことをきっかけに、
今、自分がいるのは夢の中だと気づいた炭治郎は、家を飛び出します!!

追いかけてくる家族。

このまま夢の中で家族と一緒にいたい…
でも、現実に戻って戦わなければいけない…

自分に課せられた責務を全うするために、
呼び止める家族を置いて、炭治郎は去ります。

そんな炭治郎の前に、鬼になる前の禰豆子が現れます…!
太陽の日を浴びて、山菜を採っている禰豆子の姿。

それでも前へ進んで行きます。
現実世界に戻り、鬼と戦うために。

鬼に家族を殺されて別れ、
今は夢の中でまた、家族との別れを選ばなければならない。

大好きな家族と、2度の別れを経験した炭治郎を見るのが本当に辛すぎました…

【心が熱くなったシーン①】
別れた家族への思いを胸に、現実に戻って鬼と戦うという責務を全うしようと前へ進んでいく炭治郎の心の強さが現れたシーン

【心が熱くなったシーン②】煉獄と猗窩座の戦い

魘夢を倒した後、重症を負ってしまった炭治郎の傍に煉獄さんが来て、
全集中の呼吸で切れた血管を治させます。

そんな2人の前に、

十二鬼月の上弦の参『猗窩座(あかざ)』が現れます。

見るからに強そうな猗窩座の姿に、何とも言えないオーラを感じてしまいました…

「鬼にならないか」と煉獄さんを誘う猗窩座。
「どんな理由があろうとも鬼にはならない」と断る煉獄さん。

この後、煉獄さんと猗窩座の壮絶な戦いが始まります。
炭治郎たちは目で追えないほどの速さで戦う2人に圧倒され、見守ることしかできません。

見ている私も目で追うのに必死でした…

戦いの中で何度も「鬼になれ」と誘う猗窩座。

人間はいずれ死んでしまうが鬼になれば生き続けられる。
いつまでも強くいられると煉獄さんに伝えます。

「人間はいずれ死ぬからこそ儚くて美しく、尊いのだ」と言い、
猗窩座と戦い続ける煉獄さん。

「弱い人を助けるのは、強く生まれた人の責務。決して忘れないように。」

※吾峠呼世晴「鬼滅の刃」より引用

幼い時にお母さんから言われたこの言葉を胸に、

その場にいる全員を死なせず、
最後まで『柱』としての責務を全うした煉獄さんの姿は、
涙なしでは見られませんでした。

【心が熱くなったシーン②】
片目を怪我しても、内臓がボロボロになっても、猗窩座の腕が自分の体に突き刺さろうとも、最後まで強く、真っ直ぐに猗窩座と戦い合うシーン

【心が熱くなったシーン③】炭治郎が叫ぶ…!!


煉獄さんと猗窩座が戦いが続く中、夜明けの時間が近づいてきます。

焦って猗窩座は無理やり抜け出し、太陽の光を避けるために森に逃げ込みます。
逃げる猗窩座に向かって、炭治郎は叫びます。

「いつだって鬼殺隊はお前らに有利な夜の闇の中で戦っているんだ!!
 生身の人間がだ!!

 傷だって簡単には塞がらない!!
 失った手足が戻ることもない!!

 逃げるな馬鹿野郎!!馬鹿野郎!!卑怯者!!
 煉獄さんの方がずっと凄いんだ!!強いんだ!!

 煉獄さんは負けてない!!
 誰も死なせなかった!!

 戦い抜いた!!守り抜いた!!
 お前の負けだ!!煉獄さんの勝ちだ!!」

※吾峠呼世晴「鬼滅の刃」より引用

私は…泣きながら猗窩座に向かって叫ぶ炭治郎を見ながら、
本当にその通りだと思いました。

そして、今は叫ぶことしか出来ない炭治郎たちの歯がゆさも伝わってきました。

【心が熱くなったシーン③】
炭治郎が煉獄さんの凄さと強さを泣きながら叫び、煉獄さんを称えたシーン

【心が熱くなったシーン④】煉獄から炭治郎たちへ、最後の言葉


自分の死を悟った煉獄さんが泣き叫ぶ炭治郎を呼び寄せ、
最後の言葉を伝えます。

「竈門少年

 俺は君の妹を信じる
 鬼殺隊の一員として認める

 汽車の中であの少女が血を流しながら人間を守るのを見た
 命をかけて鬼と戦い人を守るものは誰が何と言おうと鬼殺隊の一員だ
 胸を張って生きろ

 己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと

 心を燃やせ

 歯を喰いしばって前を向け」

※吾峠呼世晴「鬼滅の刃」より引用

煉獄さんの最後の言葉は、心に響きました。

最後まで『柱』として立派に戦い抜いた煉獄さんは、自分が死に向かっているその時ですら、強く語りかけてくれました。

”人間はこんなにも強く生きられるものでしょうか?”

私は思わず自分の生き方について考えさせられていた程、
ストーリーに入り込んでいました。

「心を燃やせ」

この映画を象徴する言葉ですね。

【心が熱くなったシーン④】
炭治郎たちだけでなく、この映画を見ている人たち全員の心が熱く、強くなるメッセージを伝えてくれたシーン

まとめ

今回は【心が熱くなったシーン4選】『鬼滅の刃~無限列車編~』感想レビューについてまとめました。

  • 【心が熱くなったシーン①】
    別れた家族への思いを胸に、現実に戻って鬼と戦うという責務を全うしようと前へ進んでいく炭治郎の心の強さが現れたシーン
  • 【心が熱くなったシーン②】
    片目を怪我しても、内臓がボロボロになっても、猗窩座の腕が自分の体に刺さろうとも、最後まで強く、真っ直ぐに猗窩座と戦い合うシーン
  • 【心が熱くなったシーン③】
    炭治郎が煉獄さんの凄さと強さを泣きながら叫び、煉獄さんを称えたシーン
  • 【心が熱くなったシーン④】
    炭治郎たちだけでなく、この映画を見ている人たち全員の心が熱く、強くなるメッセージを伝えてくれたシーン

 

最初にお伝えしたように、
私は原作を読んだことはありません。

アニメを見た時にわかった情報だけで映画を見ましたが、
本当に感動しました。

泣いて泣いて、泣きまくりました…!!

コロナ禍で生きることについて考えさせられる今の時代に、
心が熱く、強く、そして前を向いて生きる勇気を与えてくれる作品だと思います。

そして映像も迫力があり、戦闘シーンは本当に圧巻です!
映画館で見るべき作品です。

ぜひみなさん、何度でも見にいきましょう!!

私も絶対にもう一度、見に行きます♪
また号泣確定ですね…(^^;