生活

コンビニバイトあるある深夜編!4年に及ぶ暗黒の日々のあるあるを紹介

朝起きた時、カーテン越しにうっすらとオレンジ色の光が見えると「ああ、朝だ」ってなりますよね。

いつもより早めに起きたかな?なんて思ったり。

しかし数年前、深夜のコンビニで働いていた私にとって、寝起きというのは「夕方」を意味していました。
基本週5日出ていたので、昼夜逆転の生活を送っていたんですね。

起床からしばらくすると窓の外が真っ暗になって、暗い部屋の中、朝食(?)をとります。

「……人間って太陽の下で生きる生物なんだな改めてそう感じました。

この記事では、深夜のコンビニバイトあるあるをご紹介していきます。

 

目次

深夜のコンビニバイトあるある その1 「太りがち」

コンビニで働くメリットの1つとして「食費が削減できる」という点があげられます。

なぜかというと、廃棄になった商品をもらえる場合があるからです。
あくまでも「もらえる場合」です。

原則禁止にはなっているみたいですが、暗黙の了解で許されている場合が多いようです。
私が経験した5店舗のうち、禁止されていたのは1店舗だけでした。

やはり賞味期限切れのものなので、体調面のことなど鑑みてのことでもあるとは思うのですが、私自身は特に不調をきたしたことはありませんでした。

コンビニの1日の廃棄の量は10〜15キロとも言われています。
毎日大量の廃棄が出る中、味付けも濃いめのコンビニ食品ばかり食べていると、当然太りますよね。

栄養が偏って体にも悪いのですが【食べなきゃゴミ箱行き】そして【その大量の食品を捨てるのも自分たちの仕事】というのも手伝って、休み時間に一気に弁当2つかき込むこともありました。

深夜のコンビニバイトあるある その2 「休憩時間勉強しがち」

私が働いていた店の深夜シフトはフリーターの人が多かったからか、休憩時間に資格の勉強をしている人が多かったです。宅建とか、行政書士の勉強をされている人もいました。

昼夜逆転の生活ではあるものの、だからと言って深夜の2時や3時に眠気が来ないわけではありません。
むしろ頭の中がぼうっとして、集中力もやる気も起き辛い環境の中、努力をする人たちに心底感心していた記憶があります。

どうしてもネガティブなイメージを持たれがちだし、私も極力、深夜のコンビニでバイトしてるなんて周りに言わないようにしていましたが、自分の意識の持ち方次第で有効活用できるバイトだと思います。

他のバイトよりも高時給な場合がほとんどだと思うので、その分シフトを少なくしてしっかり勉強する時間が作れたりとか。
昼間寝てないといけないので、必然的に遊びにいく頻度が減って、勉強時間が増えたりとか。

私も休憩時間勉強していた時期がありました。
「今からの時代は英語が必須になる!」と、なんの根拠もなく思い立ち、廃棄になったおにぎりを齧りながらTOEICのテキストを広げていたのを思い出します。

勉強自体は数ヶ月でやめてしまいました。

「挫折しがち」

これは人間あるあるですね。

深夜のコンビニバイトあるある その3 「手荒れがち」

これは特に冬場のあるあるです。

深夜のシフトは本当に洗い物が多いです。ホットスナックから肉まんからおでんまで、全部の容器を清掃するからです。

ちなみに、ホットスナックを作るフライヤーも、一度油を全部抜いて掃除します。これが結構な苦行で、同じシフトに入ったもの同士どちらがそれを担当するかでよく揉めます。

私は特に皮膚が弱いのですが、冬場になると乾燥するのも重なって、手が血まみれになることがよくありました。商品を扱う以上、そんな状態では仕事ができないので、清掃時はゴム手袋を使ったりしていました。

同じ深夜シフトで2年ほど一緒にバイトをした人がいたのですが「このバイトのせいで手だけめっちゃ老けた」と言っていたくらいです。もちろん、しばらくすると荒れも引いてくるのですが、白くひび割れた手を見ると、確かにひどく老け込んだ気分になりました。

まとめ

  • コンビニの食品は基本なんでも美味しいですが、たまに食べるくらいが健康にもいいです。
  • 将来に向けての時間をとりやすいのは、コンビニ夜勤のメリットの1つです。
  • 大量の洗い物自体も辛いのですが、それをレジ対応しながらやるというのが最大の難点です。

深夜のコンビニバイト最大のあるあるは「変な客来がち」なのですが、多すぎてはっきりとは覚えていないんですよね。

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ただ、そんな中でも1人だけ、よく覚えている人がいます。

真夏でもロングコートを着ている髭もじゃもじゃの青年でした。歳が近い感じだったからか、その人はよく印象に残っています。

ガリガリに痩せていて、暑い真夏の夜でもグレーのロングコートを着ているんですよね。顔は真っ白で、汗ひとつかいてる様子もないし臭いもしない。

そして買うのはいつも大量のウィダーインゼリーと2リットル入りの水…

雰囲気からして、減量中のボクサーでは絶対にないとだけ言っておきます。

 

深夜のコンビニバイトあるあるでした。