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フレンチ『ビブグルマン』に選定!東京フランス料理店真の実力とは

「ビブグルマン」を知っている人は、真の美食家。

日本人は皆「安い」のに「おいしい」つまり、コスパの良いお店が大好きです。

何度も通いたくなるお店というのは、食材や店内の雰囲気だけでなく、料金にも気を配っているお店だと思いませんか?

そんなお店を評価する制度「

今回は、都内フレンチでも「安く」、妥協もしていない「おいしい」お店をご紹介します♪

目次

実は、こうやって評価されていた‼︎


こんな評価をつける人って、一体何をしている人なのでしょうか。
そして、何を基準に評価しているのかも気になるところですね。

評価するのは、〇〇をした人

ビブグルマンの評価をつけるのは、ミシュラングループの正社員
日本人以外に、海外の社員も日本で調査をします。

正社員の中でもある条件と世界基準のトレーニングを経た人だけが調査員になれるのです。

例えば、レストランやホテルでの職務経験はもちろんですが、「強靭な胃袋があること」もひとつの条件だそうです。

こんな人たちが評価したものなので、美味しいお店だということは間違いないのです♪

選ばれるポイントはコレ

全料理共通で、「素材の質」「調理技術の高さ味付けの完成度」「独創性」「コスパ」「常に安定した料理全体の一貫性」の5つが評価基準となっています。

一度獲得しても、何度も何人にも調査されるので、次の年から除外されるということもあります。

何年も掲載され続けているお店こそが、本当に良いお店と言えるでしょう。

ビブグルマンが公表される場所

行きたいお店が選ばれているお店かどうかは、お店の入り口にステッカーがついているかどうかミシュランガイド公式リストで検索すると、確認ができます。

ミシュランには入っていなくても、コスパの良さはミシュラン同等に称賛するに等しいお店もこの世の中にはたくさんあるということが分かります。

ビブグルマンお墨付きの東京フランス料理店

2020年に選ばれたお店をエリアごとにご紹介します♪

【銀座】レ・コパン ドゥ ドミニク ブシェ


引用元:lescopains.jp

予算 6,000円〜8,000円
住所 東京都中央区銀座5-1-8銀座MSビルB1F
営業時間 11:30〜14:00(ランチ)/18:00〜20:00(ディナー)
定休日 不定休

フレンチディナーがなんと「6,000円」‼︎
本店をパリにもつ限りなく本場に近いフランス料理店で、この価格。申し分なしですね。

ここに務めるシェフは、29歳にして3つ星を獲得。その後7年間も3つ星を維持し続け、さらに海外各国で美食関係の仕事に携わった経験もあり、揺るぎない実力の持ち主です。

そんな凄技シェフの料理を、10,000円以下のお値段でいただけるのは嬉しいことですね♪

【新宿】スクレ・サレ


引用元:gqjapan.jp

予算 5,000円〜10,000円
住所 東京都新宿区新宿1-24-7 ルネ御苑プラザ1F
営業時間 <火〜金>18:00〜23:00 <土>12:00〜15:00 18:00〜23:00 <日>12:00〜15:00
定休日 日曜日のディナータイム・月曜日

想像する格式ばった敷居の高いフランス料理店とは異なり、アットホームな雰囲気をもつお店。

「自分の家」をコンセプトとして掲げていて、フランスの家庭料理を得意としています。
一貫性を持ってこだわり抜いた料理には、何度も訪れたくなるような安心を覚えます。

お値段も良心的で、友人宅に招かれたような温かさや独創性が評価に値したのでしょう。

【青山】TANI


引用元:restaurant-tani.com

予算 4,000円〜10,000円
住所 東京都港区南青山3-2-6 モリヤサンライトビル 2F
営業時間 12:00〜15:30(ランチ)/18:00〜23:00(ディナー)
定休日 第一日曜・月曜・火曜のランチ

フランスの郷土料理や古く受け継がれた調理法を大切にていて、旬の味を最大限に引き出しながら一番美味しい状態で提供することをモットーにされています。

食通のゲストを招いた接待でも使えるような落ち着いた雰囲気の店内なので、幅広い食事シーンで利用できるのも良いところ。

ビストロからガストロノミーまで出す巧みで高度な調理技術は、さすが常人シェフの成せる技ではありませんね。

【コラム】フレンチってどうして料金が高いの?

初めてフレンチを食べてみようと思ったとき、フランス料理のお値段に驚いたことはありませんか?

かつて、食意地が人一倍強かった私は「お皿にちょっと乗ってるだけじゃん!!」と思ったことがあります。しかし、これにもちゃんとした理由があるんです。

本来、フランス料理のルーツは宮廷の料理なので、高級食材を用いて手間暇かけて作られたものなのです。

フランス人の普段の食事は非常に質素で、特別な日にフレンチを食べます。
ここで日本人と異なるところは、食に対する価値観です。

フランス人は「高い」からフレンチを食べないのではなく、「高いものにはそれなりの価値がある」ということを知っています。

そのため、その価値を学ぶために修行を続けたシェフたちは、高度な調理技術を身につけ、日本で広めたいという想いやこだわりのもとフランス料理店を経営しています。

そこでミシュランやビブグルマンを獲得するということがどれだけ難しいことか改めて考えさせられますね。

まとめ

  • 世界基準のトレーニングを受けた調査人が確かめにくる
  • 5つの基準をもとにビブグルマンの評価をつける
  • ビブグルマンの評価はミシュランガイドで公表される

シェフにとってこれがどれだけ名誉あることかと考えると、私たちいただく側もフレンチにロマンを感じられて、また面白みや奥深さが生まれます。

また、「安さ」と「美味しさ」の両方を兼ね備えた証「ビブグルマン」に選ばれたお店は、

  • レ・コパン ドゥ ドミニク ブシェ
  • スクレ・サレ
  • TANI

当たり前のように感じているお客さんに寄り添ったおもてなしへの感謝の気持ちは、決して忘れたくないですね。