日本酒好きであれば、一度は体験してみたい酒蔵巡り。
関東は、東京都内からプチ旅行気分を味わえる酒蔵があります。
中には珍しい見学が出来る酒蔵も。
歴史的建造物の戦車製造工場跡地を貯蔵庫として利用した酒蔵見学や、今では目にする機会のない”冷水が湧き出る井戸”も見学出来たり、他ではなかなか体験出来ないような酒蔵見学を行っているところがあります。
「行ってみたい」だけでなく、訪れれば「また行きたい」とリピートしたくなる酒蔵もあるようですよ。
一度は訪れてみたい関東の酒蔵巡り。あなたも体験してみませんか?
今回は、関東圏の楽しい酒蔵巡りをご紹介します♪
目次
関東の酒蔵巡り4選
電車に揺られながらのんびり酒蔵巡りをするのも、乙な感じですね。
東京から日帰り旅行も可能な酒蔵を4つご紹介します。
小澤酒造株式会社
創業は元禄15年の老舗酒造。奥多摩の自然豊かな湧き水で造られる「澤乃井」が有名です。
自然散策を楽しめるガーデンや、食事処、美術館、澤乃井直営のきき酒処、バーベキューを楽しめる施設などもあります。
酒蔵見学は社長をはじめ、各部署の社員の方が当番制で、案内してくれるそうです!しかも参加料は無料で、最後に「きき酒」の用意もあるとのこと。
※現在は新型コロナウィルスの感染拡大防止のため休止中。再開時期はホームページでご確認ください。
酒蔵見学ができなくても、エリア全体が充分満喫できるほど「見どころ、食べ処、飲み処」が充実しています。
【最寄り駅】JR青梅線 奥多摩行き「沢井駅」
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株式会社島崎酒造
嘉永2年創業。2代目が現在の烏山に二百余年の歴史ある酒造庫を譲り受けたそうです。
看板酒の「東力士」は2代目が無類の相撲好きだったところから名付けられたそうですよ。
戦車製造の為に建築された地下工場跡地を利用した、とても珍しい洞窟酒蔵見学ができます。電話、メールなどで事前にご予約を。見学料は無料。
洞窟酒蔵開放日 3月中旬~12月中旬 土日祝日・GW・お盆
【最寄り駅】JR烏山線 「烏山駅」
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じゃらんでは、酒蔵見学とお土産付きのプランの申し込みが可能です。
じゃらんサイトはこちら
晴雲酒造株式会社
「よい原料を使わなければ、よい酒を造ることはできない」をモットーに、素材の良さを自らの目や手を使って確認し、原料米を自社で精米するこだわりを持った酒造会社。
地元米、地元の和紙を利用した製品づくりに取り組んでいるそうです。
酒蔵見学は9:00~。土蔵の旧仕込み蔵、酒蔵資料館、冷水の湧き出る仕込み井戸などを自由に見学できます。見学料は無料です。
売店で利き酒やお買い物も楽しめます。
他に食事処もあり、地元農家さんが作った野菜を味わえるメニューになっています。
【最寄り駅】JR八高線、東武東上線 「小川町駅」
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泉橋酒造株式会社
安政4年創業。米作りから酒造りまでを行っている、全国でも珍しい酒造会社です。美味しいお酒造りには良い酒米が必要不可欠、ということで化学農薬の使用を抑え、環境に配慮した米作りを行っているそうです。
そのこだわりは、酒造りに対する美学を感じますね。
酒米田んぼや酒蔵見学、季節のお酒などの説明、試飲(季節のおつまみ付き)といった内容が体験できます。
※現在は見学ツアーの開催は検討中とのこと。再開の時期はホームページでご確認下さい。
直営レストランでは、お酒の他に地元の食材をふんだんに使用したコース料理を堪能でき、自蔵酒とのペアリングも楽しめます。
【最寄り駅】小田急線、相鉄線、JR相模線 「海老名駅」
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関東各県酒蔵マップ
関東には1都6県合わせると190強の酒蔵があります。
酒蔵マップでは、代表銘柄、蔵元の連絡先の他に酒蔵見学予約の表示や、売店の有無などの情報が記載されています。酒蔵巡りの際に、ぜひお役立てください。
関東地区は、管轄の国税局が2つあるのでマップの体裁が違っています。
関東信越国税局管轄の酒蔵マップは、「令和元年12月現在」のものです。
まとめ
今回は、関東の酒蔵巡りについてご紹介しました。
- 関東の酒蔵見学はそれぞれの酒蔵に特色があって、行って知るほどに、日本酒の魅力にますますハマってしまいそうです。
- 今回は東京都内から、日帰り旅も可能な酒蔵巡りを4つご紹介しました。
- 東京都 小澤酒造
- 栃木県 島崎酒造
- 埼玉県 晴雲酒造
- 神奈川県 泉橋酒造
- 関東地方には190軒強の酒蔵があり、各県の酒蔵マップでは、位置が把握できるだけでなく、代表銘柄、蔵元の連絡先、酒蔵見学の際の予約、売店の有無などの情報が記載されていて、とても便利です。
国内だけでなく、海外からの旅行客からも喜ばれそうな関東の酒蔵巡り。
あなたも一度、体験してみませんか?