既にご存知かもしれませんが、
多肉植物は、コツをつかめば、どんっどん増やせるんです!
増やし方をマスターすれば、多肉植物の楽しみ方がより一層広がりますよ。
代表的な方法は3種類。
葉挿し、株分け、挿し木です。
多肉植物の増やし方をまとめると共に、寄せ植えの方法もご紹介♪
オマケに、今からでもダイソーで手に入るかも?な品種を載せますので、
興味のある方はお早めに、ダイソーへGO★
目次
多肉植物を増やして楽しむ♪
まずは、代表的な増やし方である「葉挿し」、「株分け」、「挿し木」について
まとめました。
葉挿しの方法
「葉挿し」とは、
多肉植物の葉っぱから、発根・発芽させる方法のことです。
葉挿しの手順
- 多肉植物の葉っぱを用意。
株本体から、葉を左右に揺するようにして、葉の付け根から取りましょう。 - 鉢皿などに乾いた土を入れ、取った葉の付け根が土に触れるように置く。
土に「挿す」より、「置く」という感覚で。根元を土に埋めてしまわないように注意!
発芽するまで、水はあげません! - 発芽・発根したら、形が整っている新芽ギリギリまで土に植え直して、水をあげる。
個体差はありますが、葉を取ってから1ヶ月程度で、発芽・発根することが多いです。 - 完了★
その後は、他の株と同じように育てます。
葉挿しから大きく育てるためのポイント
- 葉を取るときには、葉を左右に揺らすようにして、丁寧に取りましょう。
元気な芽を出したいのなら、一番下から2段目くらいの葉がオススメ。 - 新しい芽が出るまでは、風通しがあれば、日差しが少ない場所でも大丈夫。発芽したら、明るい日陰へ移動させます。
- 土の粒が大きすぎると、うまく水を吸えない様子。粒が小さめの多肉植物用土を使うか、粒が大きい土に観葉植物用土を混ぜるかして調整するとGOOD。
- 葉挿し向きの品種
→「エケベリア」「グラプトペタルム」「パキフィツム」「セダム」
株分けの方法
株分けとは、
新しく出てきた子株を親株から分けて育てることです。
株分けの手順
- 鉢から株を抜き取る
- 根をほぐしながら、土を落とす
黒く傷んでいたり、乾燥しきって脆くなっている根があったら、
ハサミで切り落としましょう。 - 子株と親株を分ける
強引に引っ張ったりすると、根が傷んでしまいます;
どうしても手でほぐれない場合は、ハサミで切って分けましょう。 - それぞれ、新しい鉢に植え替える
ハサミで切って分けた株は、切り口が乾くまで、数日乾燥させます。
切り口が新しいままだと、底から雑菌が入ってしまう可能性があります(><) - 完成★
数日おいて根を土に馴染ませてから、お水をあげましょう。
株分けで増やすときのポイント
- 作業する1週間ほど前から、水やりをストップして、土を乾燥させると、根を傷つけるリスクを減らせます。
- ハサミを使用する場合、使用するハサミに菌がついていると、断面から感染してしまう事があります。殺菌消毒したハサミを使いましょう。
- 株分けに適した季節(品種ごとの成長期)にすると、その後も成長しやすいです。
- 株分け向きの品種
→「アロエ」「ハオルチア」「エケベリア」「センペルビウム」「アガベ」
挿し木の方法
「挿し木」とは、
伸びた茎をカットして土に挿し、数を増やす方法です。
挿し木の手順
- 土に挿して増やす部分をハサミでカット。
(カットした茎を挿し穂と言います。)
ハサミは清潔な物を使用しましょう。 - 土に挿す部分の葉っぱを取り除く。
左右に揺らしながら、茎が傷まないように取りましょう。 - カットした挿し穂の切り口が乾くまで、数日待つ。
- 乾いた土に挿し穂を挿して、明るい日陰で管理。
- 2週間程度待って発根してから、水やり。
- 完了★
挿し木を成功させるポイント
- 挿し木して発根しない場合、考えられる原因と対応
①挿し木に適した時期じゃなかった
→成長期に挿し木しましょう。
②置き場所が悪かった
→明るさ、風通しを見直しましょう。
③水やりし過ぎた
→挿し木から2週間開けてから水やりしましょう。
④土が合っていなかった
→適度に保湿性のある土を探しましょう。
⑤どうしても理由がわからない
→個性かも?残念ですが、割り切っちゃいましょう。 - 挿し木向きの品種
→「グラプトペタルム」「クラッスラ」「セダム」「アオエニウム」など、茎を伸ばしながら育つ品種
多肉植物を寄せ植えして楽しむ♪
一つの鉢に、いろいろな種類の多肉植物を寄せ植えすると、
個別に育てるのとはまた違った良さがありますよね♪
寄せ植えで準備する物
- 多肉植物用の土
- 鉢
- 鉢底ネット
- 鉢底石(軽石など)
- 筒型のスコップ
- ピンセット
- 割り箸など、棒状の物
- 新聞紙など敷物
- 多肉植物
寄せ植えの手順とポイント
- 鉢の底に、鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れる。
- 鉢底石が隠れる程度まで、土を入れる。
- 寄せ植えする多肉植物を配置する。
- 隙間に土を流し入れる。
- 全部の挿し穂・苗を植えたら、完成★
「成長期」が同じ種類の多肉植物で、寄せ植えを!!
成長時期が違う品種を一つの鉢にまとめてしまうと、水や日差しの管理が難しくなるので、枯らしてしまうリスクが上がります(><;)
↓こちらでは、多肉植物用の土についてもご紹介しています♪
2020年夏、今からでも手に入るかも?ダイソー多肉!
「ダイソー多肉」はお手頃価格で、品質も優秀な物が多いです!
季節ごとに品揃えは変わりますが、今からでも手に入るかも?な品種をご紹介。
近所のダイソーで見つけた品種
- ゴーラム
- シノクラッスラ
- テトラゴナ
その他、夏型の多肉植物が店頭に並ぶ可能性があります♪♪
多肉植物を買うときに見るべきポイント
ダイソー多肉に限らず、
多肉植物を購入するときは、以下に注目!!
- 徒長していないか、形が崩れていないか
- 根腐れなど、病気の可能性はないか
- 葉にプリッと弾力があり、色が鮮やかか
↓購入時に見るべき点について、もっと知りたい場合はこちらをどうぞ!
まとめ
多肉植物の増やし方
- 葉挿し
- 挿し木
- 株分け
寄せ植えの方法
鉢の底に鉢底石を入れ、軽く土を入れた後、多肉植物を配置。
隙間にしっかり土を入れて、完成!
成長期が同じ品種でまとめるのがポイント!
2020年夏、ダイソーでみつけた多肉植物
- ゴーラム
- シノクラッスラ
- テトラゴナ
今年の夏は日差しがとても強いですね!
うちで育てている多肉さん、いくつか日差しにやられて、葉が焦げてしまいました(泣
急遽日陰を作って、様子見です。
多肉植物を育てるときは、日々の観察と、都度の対応、頑張りましょうね!!