怖いのとか苦手なのに、なぜかついつい観てしまうホラー映画。
ホラー映画は洋画に比べ日本の作品の方が圧倒的に怖いと感じるのは私だけでしょうか?
日本の作品がもつ独特な湿っぽさ。
背筋が凍りつくような作品がたくさんあります。
今回はそんな日本のホラー映画でわたしが怖すぎると感じる作品ランキングTOP5を勝手に選んでみました。
目次
5位 仄暗い水の底から
あらすじ
離婚調停中の淑美(黒木瞳)は娘と二人でマンションに引っ越し、そこで新しい暮らしを始めます。
しかし寝室の天井の雨漏りや上の階で子供が走り回る音がたびたび聞こえる事などに悩まされます。
そして家の蛇口から水に混じって髪の毛が出てきたり、淑美はそのマンションに住み続ける事にどんどん不安を感じ始め、、、。
みどころ
怖いのはもちろんだけど、切なさや寂しさも強く感じる作品。
「リング」でも有名な鈴木光司の小説を、同じく中田秀夫監督によって映画化されただけあって流石なクオリティー。
わたしが古びたマンションのエレベーターに乗るのがめっちゃ怖くなったのはこの作品の後遺症です。
例え幽霊がでなくとも、家賃がめちゃくちゃ安くとも、あんなに薄気味悪いところには絶対に住みたくない。(笑)
4位 回路
あらすじ
一人暮しのOLミチ(麻生久美子)。
ある日、ミチの同僚が自殺しました。
勤め先の社長は失踪し、次々に友達や家族までも消えていきます。
そして、大学生活を送る亮介(加藤晴彦)にも奇妙な現象が起き始める。
二人は失踪の原因を特定する事ができるのか?
みどころ
映画を観終わった後も日常に侵食してくるようなインパクトのある作品。
最初の幽霊の動きがめちゃくちゃ怖いです。
予想の斜め上をいく展開はやっぱり黒沢清監督らしい作品。
この作品で第54回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。
ハリウッドでリメイクもされています。
3位 残穢 ー住んではいけない部屋ー
あらすじ
小説家の「私」のもとにある1通の手紙が届きます。
手紙には”今住んでいるマンションの部屋にいると箒で畳を掃くようなザーッという音がする”というような事が書かれていました。
手紙が気になりそのマンションについて調べて行くうちに、次々と恐ろしい事実が明らかになってゆくー。
みどころ
あなたが今住んでいる場所。
過去にどんな人が住み、どんなことがあったのか知っていますか?
急にびっくりさせられるような怖さではなく、ミステリー要素もあり、考えさせ想像させることでじわじわ煽ってくる怖さ。
想像力の豊かな人ほどめちゃくちゃ怖いと感じる作品ではないでしょうか。
こんなの観ちゃったら引っ越しするの怖くなっちゃいます。
2位 呪怨(1999)
あらすじ
小学校の教師をしている小林俊介。
ある日欠席を続けている生徒・佐伯俊雄の家を訪ねる。
そして、恐怖の発端となる佐伯家の惨劇を目の当たりにすることとなるー。
みどころ
呪怨シリーズの原点となる一番最初の作品。
オムニバス形式でどんどん迫ってくる恐怖に完全にやられちゃいます。
階段でのあのシーンは怖すぎます!シリーズで見慣れてきてはいるものの、初見のこの作品では直視できないほどビビりまくりでした。
ビデオオリジナル版は映像の質感がザラついてて、その古い感じが更に怖さ倍増でした。
1位 リング(1998)
あらすじ
”そのビデオ見た者は1週間以内に死んでしまう”という噂が急速に広まっている呪いのビデオ。
ジャーナリストの浅川玲子(松嶋菜々子)は取材中にそのビデオを観てしまう。
そして、ビデオの呪いを解く方法を探すがー。
みどころ
1位はやっぱりこの作品。
王道中の王道ですが何度みてもやっぱり怖くて不気味で、あの有名なシーンや問題のビデオの映像や音には毎回ゾッとしちゃいます。
日本人ならこの作品を知らない人はそうそういないのではないでしょうか。
ジャパニーズホラーの鉄板中の鉄板。
初めてこの作品を観たときは怖すぎて死ぬかと思ったのが忘れられません。(笑)
まとめ
- 5位 仄暗い水の底から:怖いのはもちろんだけど、切なさや寂しさを強く感じる作品
- 4位 回路:映画を観終わった後も日常に侵食してくるようなインパクトのある作品
- 3位 残穢 ー住んではいけない部屋ー:ミステリー要素もあり、考えさせ想像させることでじわじわ煽ってくる怖さを持つ作品
- 2位 呪怨(1999):怖すぎる呪怨シリーズの原点となる、一番最初の作品
- 1位 リング(1998):ジャパニーズホラーの金字塔といえばやっぱりこの作品
ホラーはやっぱり怖くなくちゃということで怖さを一番の基準に選ぶと、1位から5位まで誰もが知ってる有名作品ばかりになってしまいました。
呪怨やリングはシリーズも多く、リメイクされていたりもするけど、わたしにとってはやっぱり一番古く最初に観た作品が一番衝撃的で怖いものとして残っています。
あなたの1位もこの中にありましたか?
このランキングの中にまだ観たことのない作品がもしもあれば、ぜひ肝試しに観賞してみてください♪