時々無性に感動して泣ける映画が観たくなる時ってありませんか？
涙を流すことでストレス発散になることは医学的にも証明されていて、きっと無意識に脳がそれを求めてる時なのかもしれません。
日々のストレスを映画で思い切り泣くことで発散させちゃいましょう♪（笑）
泣けるポイントは人それぞれだけど、今回は映画レビューサイトなどでも多くの人が泣いたと評判の作品で、わたしも涙腺崩壊した3作品をご紹介したいと思います。
目次
ジョジョ・ラビット
あらすじ
第二次世界大戦下のドイツ。
10歳の少年ジョジョ（ローマン・グリフィン・デイビス）は、青少年集団ヒトラーユーゲントで立派な兵士になることを目指し奮闘していた。
しかし、心優しいジョジョは訓練でウサギを殺すことができず、教官から”ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかわれてしまう。
そんなある日、母親（スカーレット・ヨハンソン）とふたりで暮らしていたジョジョは、家の二階の隠し部屋で、ユダヤ人の少女（トーマサイン・マッケンジー）が匿われていることに気が付く。
みどころ
2020年1月に日本公開の今作。アカデミー賞でお母さん役のスカーレット・ヨハンソンがこの作品で助演女優賞、マリッジストーリでは主演女優賞とＷノミネートされていました。
惜しくも両方とも受賞は逃してしまったけど、愛に溢れてて優しくて最強にチャーミングなこの作品のスカヨハの素敵さはホント半端なかったです。
ジョジョや友達のヨーキーにも可愛すぎて癒されるし、ユダヤ人の少女も超美少女で見惚れます。
幼い少年がヒトラー政権下で洗脳されている姿がコメディタッチで描かれ、俳優でもあるワイティティ監督が、ジョジョの空想の友だちであるアドルフ・ヒトラーに扮しています。
ホロコーストの悲しいお話なのにあんなに温かな気持ちにもさせてもらえるなんてびっくりでした。ライフ・イズ・ビューティフルが好きな人はハマること間違いなしだと思います。
これ観て泣かない人なんて存在するのかな？って思うくらい今年劇場で涙腺崩壊した作品。
ワンダー君は太陽
あらすじ
生まれつきの疾患で顔に障害のあるオギー（ジェイコブ・トレンブレイ）。27回も整形手術を受けるが治療すことはできませんでした。
障害のこともありずっと母親（ジュリア・ロバーツ）と自宅学習で過ごしてきたが、10歳になり生まれて初めて学校に通うこととなったオギー。
その顔のせいでイジメられたりしながらも、勇気をもって困難に立ち向かっていく。
みどころ
純粋だからこそ残酷でもある子供たちの世界。
オギーをそこに送りだすお母さんの不安な気持ちが痛いほどに伝わってきます。
オギーやお母さんだけでなくお姉ちゃんや友達など、周りにいる他の人物からの視点にも焦点をあてて描いているところも良いです。
泣かせる為に作られたようなお話だけど、まんまと号泣しちゃいます。
気持ちが浄化されるような温かな作品。
最愛の子
あらすじ
中国・深圳である日突然いなくなってしまった3歳のポンポン。
両親の必死の捜索も虚しくその消息はつかめません。
探し続けて3年後、6歳になったポンポンをようやく見つけ出すが、幼かった彼は実の親のことは何一つ覚えていなかった。両親はわが子の愛を取り戻すそうとうするが、、。
みどころ
圧倒的な熱量で描かれるこの作品はピーター・チャン監督が偶然観ていた児童誘拐の報道番組がきっかけで、実話をもとに製作されました。
年間20万人以上になるという中国での児童誘拐事件。日本だと百件程度らしく、中国でそんなに多いことに驚愕でした。
この作品は、中国で公開されるやいなや大変大きな反響があり、法律改正のきっかけになったとまで言われているそうです。
人身売買、都市部と農村部での経済格差、世界一の人口ゆえの融通の利かない行政などなど中国の抱えるいくつもの問題点を織り込んでいます。
母親役を演じた主演のビッキー・チャオが、第34回香港電影金像奨をはじめ、数多くの最優秀主演女優賞を受賞。
その鬼気迫る演技が凄すぎて、何度ももらい泣きさせられました。
実の親からしたら辛すぎる理不尽な話なのですが、育ての親との間にも確かな愛情が育まれていて、それはもう紛れもない本物の愛情で、その板挟みになった悲し過ぎる状況にずっと泣かされっぱなしでした。
何回見ても号泣しちゃう作品。
まとめ
- ジョジョ・ラビット：これ観て泣かない人なんて存在するのかな？って思うくらい今年劇場で涙腺崩壊したユーモア溢れる感動作。
- ワンダー君は太陽：オギー達を見守りながら気持ちが浄化されるような感覚になれる温かな作品。
- 最愛の子：なんど観ても涙してしまう、実話をもとにした味わい深いヒューマンドラマの傑作。
号泣必死で高評価な3作品。あなたもぜひ試してみませんか？
