冷蔵庫の野菜室にキャベツしかない!
でも心配は御無用♪
キャベツはカラダを整えてくれる栄養たっぷりのお野菜なのです♪
- キャベツって、どんな野菜なの?
- キャベツを食べると、どんな栄養が摂れるの?
- キャベツの栄養がしっかり摂れる調理法とは?
キャベツを侮るなかれ♪
キャベツを野菜室に常備したくなる!そんなキャベツの魅力をご紹介していきます。
目次
キャベツって、どんな野菜なの?
スーパーでは一年中、手に取ることができるキャベツ!
緑黄色野菜には分類されないキャベツ!
とんかつ屋さんでは、無料でおかわりできるキャベツ!
脇役のイメージがあるキャベツですが、
実は、古代ギリシャ時代から存在していて、薬用として食されていた野菜なのです!
まずは、そんなキャベツの歴史から見ていきましょう。
キャベツは最古の野菜の一つ!
ヨーロッパ原産の野菜で、紀元前から栽培されていたと言われています。
祖先は、野菜の王様と呼ばれているケール。
キャベツは昔々から、人間の健康を支えてきた野菜の一つなのです♪
キャベツは薬草!
古代ギリシャやローマでは、薬草としての研究が行われていたほど、その栄養価が注目されていました。古代ギリシャの数学者ピタゴラスは「元気と落ち着いた気分を保つ野菜」と表現していたほど、カラダに効果的な野菜です♪
キャプテン・クックとザワークラウト!
イギリスの海洋探検家キャプテン・クックは、船上での長期的な健康管理術を確立した人物として知られています。当時、壊血病が蔓延していたため、船員たちが健康に航海ができるよう、ビタミンCが豊富なキャベツに着目し、キャベツの酢漬けであるザワークラウトを食することを徹底し、予防に成功したと言われています。
キャベツは一年中どこかで採れている!
キャベツには、春キャベツ・高原キャベツ・冬キャベツがあります。
品種改良によって、さまざまな季節での栽培が可能になり、一年を通して私たちの食卓に届けられています♪
キャベツの栄養とは?
キャベツは野生に生育していたケールがもとになっていると言われていますが、
どのような栄養が含まれているのでしょうか?
ビタミンU
キャベツから発見された栄養素で、キャベジンとも呼ばれています。
胃腸の粘膜を健康に保つ働きがあります。
ビタミンC
女性に嬉しい美肌に効果がある栄養素です。
コラーゲンの生成に必須な栄養素であり、抗酸化ビタミンとも呼ばれています。
ビタミンK
骨の形成を促す働きがあるので、骨粗鬆症の対策にもなります。
止血を早める効果もあり、かすり傷などの治りも早めてくれます。
カロテン
粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保つ働きがあります。
また、目の健康維持や視力の維持にも役立ちます。
葉酸
赤ちゃんの発育を助ける栄養素として、妊娠前から摂取することが推奨されている注目の栄養素です。貧血や動脈硬化を予防する効果もあり、血液に関わる栄養素です。
キャベツのオススメの食べ方は?
キャベツに多く含まれているビタミンCやビタミンUは水溶性で、熱に弱く、水に溶けやすいのが特徴なので、キャベツの栄養を多く取り入れることができる食べ方は生食です。
しかし、生で食べにくい時には、スープにして食べることで溶け出した水溶性ビタミンも一緒に摂取することができます。
ここではさらに!簡単に食べられるレシピを一つご紹介します♪
キャベツのオリーブにんにく醤油かけ
- キャベツ1/4を食べやすい大きさにカットする。
- ニンニク1片をすりおろし、オリーブオイル大さじ2とよく合わせておく。
- キャベツを耐熱皿に入れ、塩をひとつまみふり、軽く混ぜる。
- ③を電子レンジで1分〜2分お好みでチンする。
- チンが終わったら、②を混ぜて、醤油を回しかけて完成♪
(お好みで、鰹節とすり胡麻をかけても美味しいですよ♪)
レンジを使って加熱時間を短くすることによって、栄養が失われることを軽減できます♪
もうひとつ、野菜の栄養を効果的に摂取するために大切なことは、
無農薬の野菜を選ぶことです。大地の恵みそのままの栄養をいただけます♪
まとめ
- 紀元前から存在する、最古の野菜の一つである。
- 古代ギリシャ時代から薬草として食されてきた。
- 祖先はケールとされ、ビタミンU、ビタミンC、ビタミンK、カロテン、葉酸など、たくさんの栄養素が含まれている。
- 水溶性のビタミンが多く含まれているため、生かスープにして食すると良い。
- 短時間の加熱で済む電子レンジを活用すると栄養も失われにくい。
一年中、お店で目にすることができるキャベツ。
身近な野菜だからこそ、その魅力に気づいてほしい♪
いつもの食卓に野菜が足りないと感じた時には、キャベツをどうぞ♪
栄養も摂れて、彩りにもなるキャベツは、私たちの健康をサポートしてくれますよ♪