健康

妊活日記〜体外受精とは?痛みはあるの?経験者が教えます!!

あなたは、体外受精と聞いて、何をイメージしますか??

痛い、辛い、お金がかかる・・・。
ネガティブなイメージを持たれる方も多いのでしょうか?

かくいう、44歳絶賛妊活中の私も、採卵6回、体外受精4回を経験しています。

この記事では、体外受精とは?どのような流れでいくらかかるのか?治療内容、傷みはあるのか?などなど、

あなたがお持ちであろう不安・疑問にお答えすべく、こちらで経験を交えながら、お伝えしたいと思います!!

目次

体外受精とは

体外受精とは、簡単に言いますと、本来、体内で行われる受精行為を、体外で人工的に受精させ、受精卵を母体に移植をし、妊娠を成立させるというものです。

治療の流れは、まず検査・診察⇨卵子を育てるための投薬治療⇨採卵⇨培養⇨受精卵移植
となります。

それぞれの過程について、次の記事で詳しく説明していきますね♪

 

検査・診察

まず、体外受精を行うと決まったら、検査と診察を行ないます。

検査内容⇨感染症・子宮がん・子宮頸がん・風疹

診察内容⇨生理3日目までに超音波にて子宮内卵胞の状態をチェック。

その時点でいくつ卵胞があるか確認。数によって、使う排卵誘発剤の種類・方法が違います。

投薬回数が少ない順に
①マイルド法②ショート法③アンダゴ二スト法と段階が上がっていきます。

卵胞の確認とは⇨簡単に言いますと、卵の袋がいくつあるかを確認することです

年齢が上がれば上がるほど、卵子の数も減っていてしまうので、私は、大抵アンダゴ二スト法を使っています。

各々の治療方法でメリット・デメリットがありますので、ここでは詳しい解説は割愛します。

あなたの予算・お仕事や身体状況によって選択して頂ければいいかと思います!

今は、様々な方法が確立されているので、決して諦めず、自分にあった治療方法を探していてくださいね^^

詳しい卵胞の誘発方法は、次の項目でご紹介いたしますね♪

卵子を育てるための投薬治療

脳下垂体に働きかける飲み薬 クロミッド、セキソビット、フェマーラ
卵巣を刺激する注射剤 フォリスチム、ゴナールF、コーナーピュール、フォリルモン、HMGフジ、HMGフェリングなど
卵胞刺激し排卵させる注射剤 オビドレルHCG

本来、自然にできる卵子の個数は1ヶ月に1〜2個と言われています。

採卵が決定した場合、より多くの卵子を採るために、排卵誘発剤を使います。

種類は、飲み薬と注射剤があり、最初は作用が穏やかな飲み薬を使い、効果があらわれない場合に強い作用効果のある注射剤を使います。

ちなみに、私はいつも、クロミッドで卵胞を育てて、さらに皮下注射としてフェリングやゴナールを使用しています。

皮下注射とは、お腹の皮下脂肪の部分をつまんで、注射するスタイルなんです。
私は本業があるので、病院へ行く回数を減らすためにも、自己注射を行なっています。

いつも30分以上かけて、朝晩、注射をしなくちゃいけなくて・・。
注射が苦手な私にとっては苦痛の時間なんです・・・(泣)

でも、かわいい赤ちゃんの笑顔を想像すると、痛みなんて吹き飛んじゃいます!!(笑)

採卵

排卵誘発剤で卵胞が育ってきたら、いよいよ採卵に入ります。

病院によって麻酔の方法は異なりますが、局所麻酔・全身麻酔の2種類に分かれます。

私の場合は、どちらも経験しましたが、苦痛でないのはやはり全身麻酔ですね。

採卵は、膣から特殊な針を挿入してその針の先端で卵巣にある卵子を刺して取り込むという手法です。

ここで気になるのが、痛みですよね・・・?

結論からお伝えしますと、局所麻酔での採卵を2回経験してますが、1回目の採卵がめちゃくちゃ痛くて、声をあげてしまったほどです。

私の主観ですが、ズバリ主治医の先生もしくは、採卵担当の先生の腕によりますね。

2回目はその病院の院長先生にやっていただいたので、時間も早く傷みも一切なかったので、あたりはずれがあるのは事実ですね・・・。

ありがたいことに、現在の病院では、全身麻酔を推奨されていて、しかも、主治医の先生もベテランで施術もお上手なので安心してお任せしています!!

 

まとめ

  • 体外受精とは、本来、体内で行われる受精行為を体外で人工的に受精させ、受精卵を母体へ移植し、妊娠を成立させるものでしたね!
  • 卵胞を育てるための投薬治療では、患者さんの年齢・状態・卵胞の数によって投薬の薬の種類や投薬間隔などを決めて治療を進めていきます。
  • 最後にいよいよ採卵です!膣から特殊な細い針を挿入し、育った卵胞を採取します。麻酔の種類は、病院によって異なり、局所麻酔・全身麻酔の2種類があります。所要時間は、15〜30分程度となります。

今回は、私の経験をもとに、体外受精における採卵の流れや痛みについてお話させていただきました。

    痛みは、人によって感じ方はまちまちだと思うのですが、私の経験からお伝えしますと、主治医の先生の手腕や麻酔の種類によって痛みは変わってきますね・・・。
    全身麻酔がオススメです!
    気がついたら終わってますから(笑)
    もし、通われている病院で麻酔の種類が選択できるなら聞いてみるのも手ですね。
    また、カラダへの影響を気にされる方もいらっしゃると思いますが、今のところ、特に支障はきたしてません♪
    この記事が、これから採卵をしようか迷っているあなたにとって不安を払拭する一助になれば嬉しいです!!