コーヒー屋さんに入るといろんな器具やカップ、お菓子などがあって本当に嬉しくなっちゃいますよね!
コーヒーの甘い香りに誘われて奥へ進むと、そこにあるのはたくさんの種類のコーヒー(*’▽’)
浅煎りされた豆から、黒く輝くロースト豆!
気付いたら鼻の穴が全開に……ってことが多々……(*´ω`*)
あと、コーヒー豆は種類もイロイロあって、豆によって焙煎の度合いも違うから、たくさん目移りしちゃいますよね(´▽`*)
前回の記事では「オススメのコーヒー豆4銘柄」をご紹介しましたが、最近は焙煎されたコーヒーを豆ごと購入される方や自家焙煎に挑戦される方も増えてきましたので、今回は「焙煎度」についてご紹介したいと思います(*’▽’*)/
目次
コーヒーの焙煎度について
コーヒー豆はコーヒーの木の実からできるのですが、青臭い生豆を焙煎することで苦味や酸味、そして甘い香りとコクが溢れてくるのですから本当に不思議です!
コーヒーの味は、苦みや酸味、コクなどで表現されますが、焙煎が深いと苦みとコクが強く、浅いと酸味が強くてカフェインが多いと言われています。
焙煎度は浅煎り・中煎り・深煎りの大きく3段階に分けられますが、それからさらにライトローストからイタリアンローストの8段階に分けることができます。
また、豆の種類によって適した焙煎度というのがありますので、豆の産地や種類、サイズや収穫の季節などに合わせた焙煎がされています。
焙煎時間や熱量など、全てを見極めてその豆の個性を最大限に活かせるかどうかは、焙煎師の腕の見せ所です!
青い生豆をまるで黒いダイヤのように変えるその姿は、まさに錬金術師みたいですよね(*’▽’)
豆の種類にもよるのですが、私は酸味が少なくてコクのあるコーヒーが好きなので、シティーローストからフレンチローストの間の豆を選ぶことが多いです(*´▽`*)
焙煎されたコーヒーを豆のまま購入される際や、これから焙煎にチャレンジされる方は、ぜひ次の表を参考にしてみてください!
8段階のロースト基準表
※苦味と酸味
(弱…△、▲…中弱、中…〇、中強…◎、強…●)
※カフェインの量
(多い…◎、普通…〇、少ない…△)
名 称 | 焙煎度 | 苦味 | 酸味 | カフェイン | 説 明 |
ライト ロースト |
浅煎り | △ | ● | ◎ | 焙煎が浅く青臭いため、ほとんど飲まれることはありません。 |
シナモン ロースト |
浅煎り | △ | ● | ◎ | 酸味が強く、青臭さも残っているシナモン色に近い焙煎。 |
ミディアム ロースト |
浅煎り | ▲ | ◎ | ◎ | 酸味に合わせて苦みと甘い香りが感じられます。 ここまでが浅煎りです。 |
ハイ ロースト |
中煎り | 〇 | 〇 | 〇 | 次のシティーローストと同様に中煎りにあたり、酸味と苦みのバランスが良く、人気の焙煎度になります。甘い香りが際立ちます。 |
シティー ロースト |
中煎り | 〇 | ▲ | 〇 | 酸味が優しくなり苦みとのバランスが非常に良く、ニューヨークで人気があったことから、「シティー」という名前が付けられました。 |
フルシティー ロースト |
深煎り | ◎ | ▲ | △ | 深入りの段階に入ります。酸味が減り、芳醇な香りと苦みにコクが加わります。 |
フレンチ ロースト |
深煎り | ◎ | △ | △ | 豆から油分がにじみ出て、とても艶のある状態です。強い苦みとコクに個性豊かな香りが溢れます。 |
イタリアン ロースト |
深煎り | ● | △ | △ | 焙煎度が最も深く、酸味は消えます。強い苦みを生かして、カプチーノやエスプレッソで飲まれることが多いです。 |
コーヒーの「マメ学!」
まとめ
- コーヒーの味は、苦みや酸味、コクなどで表現され、焙煎が深いと苦みとコクが強く、浅いと酸味が強くてカフェインが多い!
- 焙煎度は浅煎り・中煎り・深煎りの大きく3段階に分けられて、そこからさらにライトローストからイタリアンローストの8段階に分けることができる!
焙煎師は全てのコーヒーを同じように焙煎するのではなく、豆の種類やサイズそして収穫時期など、とても沢山の情報を考慮して焙煎をしています!
結果、その豆が最も輝ける場所として、8段階のロースト基準のどこかに収まるのでしょうね!
焙煎師がいるコーヒー屋さんに行かれた際には「どうしてこの豆は、その焙煎度なのか」ということを聴いてみてはいかがでしょうか?!(´▽`*)
もしかしたら、また面白いことが発見できるかもしれませんヨ(*’▽’)