ねぎは使い勝手がとても良い食材ですよね♪
最近では刻んだ葱も売られていて、使いやすさ抜群です!
味噌汁に入れたり、炒め物に散らしたり、卵焼きに一緒に焼きこんだり…。
冬には鍋にたっぷり入れられてますよね♪
それ、実は…とても理にかなっているんです!
なぜなら、”体を温める”食材だからなんです♪
今日はどんな食材が体を温めて、どんな食材が冷やすか?
それを含めて一緒に勉強していきましょう!
目次
ねぎの効能
「万能ねぎ」という名の通り、ものすごく万能ですよね!
そんな万能ねぎですが、料理以外の場所でも大活躍しています!
そう、あなたもご存じの通り、風邪予防としてです♪
昔から、民間療法としても効果が高いとして使われてきました!
以前何かのドラマで目にしたのですが、風邪引いた人に葱を巻くシーンです笑。
当時は笑ってバカにしてしまったんですが(すみません💦)
今はなるほど!と思います!
確かに、民間療法にもそんな方法があります。。
ねぎは発汗作用があり、体を温めて気血の巡りをよくします。
風邪の諸症状や、胃腸を整え、冷え性にもよいとされています。
寒い季節から身をまもるために、たくさん取るといいです!
冷えの方は特に血流が悪くなるので、肩こりや頭痛もでますよね。
ねぎで気も血も巡りを良くして、不定愁訴を解消したいものです!
胸が苦しくなったり、下痢をひきおこすそうです。
漢方でのねぎとは?
ねぎにも様々な種類がありますが、白ねぎが一般的に漢方では使われています。
白ネギの白い部位は葱白(そうはく)と言って、生薬として長く使用されています。
風邪の症状に効果があり、民間療法としても長く親しまれてきました。
風邪の漢方薬としては、有名な”葛根湯”がありますが、葱白を使った”葱鼓湯”(そうしとう)は知られていないと思います。
名前の通り、ねぎと豆鼓(発酵大豆)を組み合わせた漢方処方です。
効果も葛根湯と同様、風邪の初期に効果的だとされています。
この”葱鼓湯”ですが、スーパーで手に入る食材ですので、風邪の初期症状が出たときに作って試してみるのもありですね!
参考になるおいしそう~なレシピがあったので、見てみて下さい♪👇
出典:上海人
葱鼓湯の作り方はこちらから☆
”体を温める”食材とは?
ねぎは”体を温める”食材とされています。
では、”体を温める食材”とか”体を冷やす食材”とか、どんなものがあるの?
と、思ったのではないでしょうか!
今日はどんな食材が温めて、又は冷やすか?
を、更に深掘りしていきたいと思います。
薬膳では、”五性”(ごせい)と言って、温冷を五つの段階にわけたものがあります。
それが、”熱・温・平・涼・寒”の五つです。
熱性(ねっせい) | 酒・シナモン・羊・胡椒・とうがらし |
温性(おんせい) | 栗・鶏肉・えび・もち米・かぼちゃ・ねぎ・カレースパイス |
平性(へいせい) | 穀類・豆類・じゃがいも・しいたけ・にんじん |
涼性(りょうせい) | 大根・キュウリ・トマト・セロリ・梨 |
寒性(かんせい) | スイカ・ゴーヤー・豆腐・バナナ・カニ |
上に行けば行くほど体を温める力は強く、下に行けば行くほど冷やす力が強いとされます。
体が冷えている人には”熱性”や”温性”。
熱っぽい火照るような人には”涼性”や”寒性”の食材を取り入れていきます。
しかし、体を冷やす物も、調理方法で温性に傾いていくとされています。
たとえば、生の大根は体を冷やすけど、煮込み大根は火を通しているので温性に傾くといった具合です。
”熱性”の食べ物は、”温性”よりも温める力が強いので、胃腸の冷えや、血流改善に良いとされます。
”寒性”のカニは、梨との食べ合わせ禁忌が昔から言われています。
それは、両方とも体を冷やす力が強いため、極度に冷えて下痢を起こしてしまうんですね。
バナナが熱帯の地域に多いのは、暑い地域に住む人達の体にこもった熱をとるためです。
そう考えるととてもおもしろいですよね♪
ゴーヤーが東南アジアや沖縄などの暖かい地域のイメージがあるのも納得できますね!
まとめ
- ねぎの効能は気血の巡りをよくすること!冷えにも!
- 漢方でのねぎは風邪の初期に効果を発揮!
- ねぎや鶏肉は体を温める食材、セロリや梨は体を冷やす食材
薬味としても万能なねぎは、様々な料理に手軽に使えて本当に便利ですよね♪
私は麺を食べる時にたっぷりのせる派です!!
あなたはどうですか?のせる派?のせない派?笑
こんな話していたら、お腹がすいてきてしまいましたね🤤
今日の昼は、麺にしたくなってきました!もちろんねぎたっぷりで🤤