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「窮鼠はチーズの夢を見る」の映画の感想についてご紹介します!

9月11日から公開された映画「窮鼠はチーズの夢を見る」

新型コロナウイルスの影響で公開延期となっていた作品です。元々の公開日が6月5日だったので、実に3か月も延期になりましたね。

恋に溺れていく2人の男性を描いたラブストーリー。原作者は水城せとなさんです。

監督はあの有名な行定勲監督です。

「待ってました」と言わんばかりに公開初日から見に行きました‼

この映画をただのBL(ボーイズラブ)映画だと思っていると度肝をぬかれます。(BLに抵抗がある方はご注意ください)

今回は映画「窮鼠はチーズの夢を見る」の感想についてお話したいと思います。ネタバレも含みますので、ご注意ください。この映画はR-15指定です。

映画「窮鼠はチーズの夢を見る」の映画情報

映画「窮鼠はチーズの夢を見る」がなんだかわからないという方のために今作について少しご紹介したいと思います。

映画「窮鼠はチーズの夢を見る」あらすじ

学生時代から「自分を好きになってくれる女性」と受け身の恋愛を繰り返してきた大伴恭一。

ある日、大学の後輩今ヶ瀬渉と再会します。

ある日突然「昔から好きだった」と思いを告げられます。

戸惑いを隠せない恭一でしたが、今ヶ瀬のペースにのせられ、2人は同棲を始めます。

ただひたすらにまっすぐな今ヶ瀬に徐々に心を開いていく恭一。

ですが、恭一の昔の恋人・夏生が現れ2人の関係が変わり始める。

映画「窮鼠はチーズの夢を見る」キャストと登場人物

映画「窮鼠はチーズの夢を見る」のキャストと登場人物を表にまとめました。

大伴恭一(大倉忠義) ノンケで当初は既婚者。優柔不断で流されやすく、他人から行為を寄せられると断れない性格。そのため何度も不倫をくりかえす。
今ヶ瀬渉(成田凌) 恭一の大学時代の後輩。大学時代から恭一が好きだった。
岡村たまき(吉田志織) 恭一の部下。恭一のことが好きで、恭一の離婚後に交際を開始する。
夏生(さとうほなみ) 恭一の大学時代のサークル仲間で元カノ
大伴知佳子(咲妃みゆ) 当初の恭一の妻。思いをすべて吐露し離婚する。
井出瑠璃子(小原徳子) 恭一の不倫相手

 

映画「窮鼠はチーズの夢を見る」ネタバレ・感想

大倉忠義さん演じる大伴恭一(おおともきょういち)が成田凌さん演じる今ヶ瀬渉(いまがせわたる)にひかれていくノンケ×ゲイのラブストーリーです。

R指定があるだけあって男同士の絡み合いシーンがわりと多めです。

LGBTが世間に認知されてきているからこその作品だなと思います。

LGBTとは…

レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーの頭文字をとった言葉です。

同性愛者などの総称です。今作はLGBTのGあたる作品です。

ノンケとは…

同性愛者からみて、同性愛者ではない人のことです。

セリフだけではなく映像だけで、恭一と今ヶ瀬の距離感や心の葛藤などを描いているシーンが多くとてもよかったと思います。

恭一の妻が浮気調査を依頼した興信所に働いていたのが、今ヶ瀬です。

今ヶ瀬は恭一の大学時代の2年後輩。浮気の秘密をにぎり、7年ぶりに2人は再会します。

今ヶ瀬が浮気の情報を握っていると知らされた恭一は「どうすれば言わないでもらえる?」と問います。

その次のシーンで今ヶ瀬が恭一にキスします。それで「これが口止めの代償か」とわからせるのです。体と引き換えの口止めです。

その後、恭一が知佳子に本音をぶつけられ離婚します。離婚するや否や今ヶ瀬との半同棲生活が始まります。

今ヶ瀬が恭一のパンツを匂って履いたり、耳かきをしたり、ポテトチップスを食べさせてあげたりとイチャつきながら、2人の距離は縮まっていきます。

ひたすらに、まっすぐに愛情を伝える今ヶ瀬がとても可愛くなります。

映画後半、2人は一度別れてしまいます。恭一は今ヶ瀬を捜しにいったゲイバーで涙を流します。

その後、恭一は「ゲイの真似事」をしていたんだと自分に言い聞かせ、婚約をします。恭一の婚約相手、吉田志織さん演じる岡村たまきはストーカーに悩ませられていました。

たまきは今ヶ瀬に調査依頼を出します。そして、2人はまた再会を果たすのです。

次に今ヶ瀬と会ったら確実に落ちると自覚していた恭一。今ヶ瀬と再会を果たした恭一は自らたまきに別れをきりだします。

そして、今ヶ瀬と生きていくと決めるのです。

今ヶ瀬がストレートに思いをぶつけてくることに、流されやすい恭一はただ引っ張られるだけでしたが、今ヶ瀬の思いの強さに徐々にひかれていく恭一。

今ヶ瀬は恭一のことが好きで好きで仕方のないくて、思いは通っているのに一緒にいるには辛い。

そんな心境で切なくも甘い感じがすごくいいです。

最後、一人になった恭一が部屋の掃除をしているシーンで終わります。とても余韻が残る終わり方です。

ただ好きになった相手が男性だったと、好きになるのは性別なんて関係ないのだと印象付ける作品だと思いました。

ひとは、いろいろな愛情表現ができるのだなと感じた作品です。

まとめ

  • 恭一と今ヶ瀬の切なく甘いラブストーリーの感想
  • 映画「窮鼠はチーズの夢を見る」の簡単な説明

今回の作品は賛否両論あるかと思います。同性愛やゲイバーの描写も含め、多様性のある恋愛の豊かさが伝わる作品なのではないのでしょうか。

この映画を鑑賞後は、同性愛者に対しての偏見が緩和されるのではないかと思います。

BLが苦手な方でも見てみる価値はあると思います。