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クラシックで結婚式を魅力的に!おすすめのピアノ曲5選

結婚式の準備を控えている皆さん、BGMとして流す音楽はもう決まりましたか?

音楽は式を盛り上げるために欠かせない大切なものです。私も友人の結婚式で流れたBGMに思わずウルっとしてしまった経験があります。その一方で、なかなか選曲に迷ったりしてしまうこともありますよね…。

「どんな曲を選べばいいのか分からない…」と悩んでいる方ももう大丈夫です。

この記事では、結婚式をより特別なものに演出してくれるクラシック音楽のピアノ曲を紹介します。素敵な音楽を添えて、二人の結婚式のムードを盛り上げましょう!

 

目次

結婚式でピアノ曲がおすすめの3つの理由

まず初めに、この記事でピアノ曲をおすすめしている理由を説明したいと思います。

大きな理由は3つあります。

  • だれでも馴染みがある
  • 上品な雰囲気を演出できる
  • 生演奏の依頼ができる

では、一つずつ順に解説していきたいと思います!

だれでも馴染みがある

ピアノは誰もが知っている楽器で、多くの方に馴染みがある楽器です。

人は馴染みがある音は安心し、リラックスして聴くことができるものです。普段耳にしない楽器の音や音楽が流れると、確かに人々の興味を惹きつけることはできます。

ですが、結婚式の主役は新郎、新婦の2人であってBGMではありません。

ピアノ曲はみんなに馴染みがあるので、2人の邪魔をすることはなく、その優雅な音色で特別な空間を演出してくれます。

上品な雰囲気を演出できる

ピアノは「楽器の王様」とも呼ばれます。

なぜそのように呼ばれるかというと、音域が広く、多彩な音色を奏で、音量も自由自在にコントロールすることができるからです。演奏者一人でオーケストラのような演奏ができてしまうのです。

そんな「楽器の王様」であるピアノが奏でる音楽は、とても上品でエレガントなものが多いです。現在聴くことができるピアノの名曲は、何百年もの歴史をくぐり抜けて多くのピアニストにより弾き継がれてきたものです。多くの曲が作られた中で、現在まで広く知られている作品はごくわずかです。ピアノ曲の持つ優雅さや格調高さは、長年にわたり多くの人に親しまれた証でもあります。

ピアノの名曲は、とても上品な空間を生み出すことができますよ!

生演奏の依頼ができる

ピアノはほとんどの結婚式場に備え付けられています。

そして、プロの演奏を依頼することもできます。CDを流すのと、実際の生演奏ではその差は歴然です。生演奏から伝わる空気感は格別です!音は立体的に聴こえ、会場全体を優しく包み込みます。そして演奏を視覚的に楽しむこともできます。

結婚式の生演奏をコーディネートしてくれる企業もありますので、「知り合いに演奏家の人なんていないよ…」という方でも大丈夫です。気になる方は検討してみて下さい!

 

結婚式におすすめのピアノ曲5選

では、結婚式におすすめなピアノ曲を5つに絞ってお伝えしたいと思います!

J.S. バッハ:平均律クラヴィア曲集 第1巻 第1番 ハ長調 BWV846

「音楽の父」と呼ばれるJ.S. バッハが作ったピアノの名曲です。

とてもシンプルな曲なのですが、端整に作りこまれており、心に音が染みわたっていくかのようです。一つずつ順に音を積み重ねメロディーが紡がれていくのですが、その一つ一つの音に心が揺り動かされていきます。

美しさととともに気品の高さも感じさせる作品であり、結婚式におすすめです!

F. リスト:「愛の夢」第3番

ピアノの名手によるリストにより作られたこの曲も結婚式にピッタリです!もう曲名からピッタリですよね(笑)

昔NHKの朝ドラで『純情きらり』という、昭和の戦中に音楽家になることを夢見た男女のドラマが放送されていました。二人が愛を誓いあう場面で、この曲を二人で演奏していたのですが、とても感動的だったことを覚えています。

愛に満ち溢れたような優しいメロディーがドラマチックに盛り上がっていきます。まさに結婚式にピッタリな曲です!

E. サティ:ジムノペディ 第1番

この曲はドラマのBGMとしてもよく使用されます。

ジムノペディを作曲したサティは少し風変わりな作曲家です。コンサートホールでじっくりと鑑賞するための音楽ではなく、ただそこにあるだけの音楽を作ることを目指してたといわれています。それは存在することでじゃまをしない音楽であり、要するにBGMです。

曲はとても穏やかで、どこか懐かしみを感じるような不思議な雰囲気をまとっています。

ドラマなどでは過去を回想するシーンでとてもよく使われます。ご両親への感謝の手紙を読むシーンのBGMとしてうってつけだと思います!

シューマン:子供の情景より トロイメライ

トロイメライとは「夢」という意味で、とても幻想的な雰囲気をもつ作品です。

先ほど紹介した「愛の夢」を作曲したリストが、「この曲のおかげで私は生涯最大の喜びを味わうことができた」と大絶賛するほどです。

ゆったりとしたメロディーはとても美しく、聴いているとうっとりとしてしまいます。これからの素敵な新婚生活を夢見る新郎、新婦におすすめの1曲です!

C. ドビュッシー:月の光

この曲は神秘的な雰囲気がとても素敵です。

作曲者であるドビュッシーは印象派を代表する作曲家です。曲を聴いていると、様々な情景が目の前に浮かんでくるかのようです。静かな夜に、透き通った空気の中に月の光が優しく差し込んできます。湖の水面が風に吹かれ、それに反射した光は様々な表情を見せます。

個人的に、純白のウエディングドレスとこの曲はとてもマッチすると思っています!

是非一度聴いてみて下さい!

 

まとめ

結婚式におすすめのピアノ曲を5曲紹介しました。

  • J.S. バッハ:平均律クラヴィア曲集 第1巻 第1番 ハ長調 BWV846
  • F. リスト:「愛の夢」第3番
  • E. サティ:ジムノペディ 第1番
  • シューマン:子供の情景より トロイメライ
  • C. ドビュッシー:月の光

どれも素敵な作品ですので、一度聴いてみて下さい!

聴いているだけで、素敵な結婚式が目の前にうかんでくるはずです!

今回紹介した曲のほかにもピアノ曲には素晴らしい作品がたくさんあります。興味を持った方は、他の曲を探してみることもおすすめします。新たな発見があるかもしれませんよ?