もうすぐ暑い夏がやってきますね。
夏といえば怪談話!ということで、怖いホラー映画でちょっと涼しくなるのはいかがでしょうか?
個人的に思うことですがホラーは邦画の方が怖い作品が多いです。
たぶん邦画は幽霊のお話が多いけど、洋画は宗教的に悪魔とかのお話が多くて日本人には幽霊ほど身近に感じないからだと勝手に思ってます。
でもそんな洋画にもヒーって悲鳴がでるほど怖い作品やアイデアが面白い作品もたくさんあるんです!
今回はそんなホラー洋画の中から3作品をご紹介したいと思います。
目次
ヘレディタリー/継承
あらすじ
祖母エレンが亡くなったグラハム家。
葬儀の後から家族に異様な出来事が起き始めます。
不思議な光がみえたり、誰かの声が聞こえたり、暗闇に誰かの気配を感じたり、、。
特にまだ幼い末娘のチャーリーは奇妙な行動をとり始めます。
どんどん事態は悪くなり恐ろしい恐怖がグラハム家を襲うー。
みどころ
アメリカ国内でも「ホラーの常識を覆した」「現代ホラーの頂点」「骨の髄まで凍り付き息もできない」などと、絶賛の嵐を巻き起こしたらしいこの作品。
監督のアリ・アスターはこれが長編デビューなんて信じられないクオリティー。
とにかくとんでもなく怖くて不気味なんです!
トラウマ級の怖いシーンが盛りだくさん。
そして末娘のチャーリーもトニ・コレットの顔もどちらもめちゃくちゃ怖いです。(笑)
この作品が怖くない人はそうそういないと断言します!
ジェーン・ドウの解剖
あらすじ
検視官の親子トミーとオースティンは遺体安置所を経営しています。
ある夜に入った緊急連絡の検死依頼。
それは一家3人が惨殺された家の地下から全裸で発見された身元不明な女性の遺体でした。
見た感じ遺体のどこにも外傷はなく死因は不明。
死因を突き止めるために解剖を進める二人の身に次々に奇妙な現象が起こり、そして言いしれない恐怖が迫ってくるー。
みどころ
“ジェーン・ドウ”とは、“身元不明な女性”のことー。
死体なのにジェーン・ドウが美しいです。
わたしは最初、これを”解剖医が主人公のミステリー作品”だと勘違いして夜中に一人で再生してしまい、怖すぎて途中でみるの止めました。
とにかく怖いホラーを求めている人は、ぜひ夜中に一人で集中してこれを観ることをお勧めします。(笑)
体がビクつくような演出が多く、心臓がバクバクでした。(笑)
シンプルだけど効果的なホラー演出にやられちゃいます。
得体の知れない迫りくる恐怖をリアリティーある解剖描写で描いた秀逸なホラー作品。
イット・フォローズ
あらすじ
女子大生のジェイは彼氏のヒューとエッチしてから、何者か(それ)に追われることとなる。
”それ”はターゲットを殺すまで追いかけてきます。
”それ”は他の人には見えず、ゆっくりと歩いて追いかけてくる。
”それ”から逃げるには、誰かとエッチして感染させターゲットをうつすこと。
”それ”はうつした相手が死んだら自分に戻ってくる。
迫りくる”それ”からジェイは逃げ切ることができるのかー。
みどころ
アイデア勝負な今作。
あのクエンティン・タランティーノも絶賛の声を寄せたそうです。
自分が”それ”から逃れたいがためには人に押し付けないといけないなんてなかなか酷だし、ゆっくりと追いかけてくるとかの設定も逆に地味に怖くて不気味。
大きな音でびっくりさせたり、突然の不意をついて画面にだしたり、そういうホラーの王道な手法をあえて使わずに勝負したジワジワ攻めてくる新感覚なホラーに感じました。
すぐエッチしちゃう若者への警告的な面もあるのかな?
死が迫っていることを意識しながら生きることの恐怖の表現した描写が面白かったです。
まとめ
- ヘレディタリー/継承:トラウマ級の怖いシーンが盛りだくさんで、とにかくとんでもなく恐ろしくて不気味。ホラーが苦手な人は鑑賞注意。
- ジェーン・ドウの解剖:遺体安置所で巻き起こる得体の知れない恐怖をリアリティーのある解剖描写で描いたホラー作品。シンプルだけど効果的なホラー演出が光る。
- イット・フォローズ:ホラーの王道な手法をあえて使わずに勝負したジワジワ攻めてくる新感覚ホラー
一言でホラーといっても、ホラーにもいろんなテイストのがありますよね。
今回は洋画からのチョイスで、とにかくめちゃくちゃ怖い作品やアイデアにひねりのある作品を紹介してみました。
どれも見ごたえバッチリの怖くて面白い作品ばかりなので、気になったらぜひ観賞してみてください♪