まるまる、ぷにぷに、ころころと、可愛い姿が魅力の多肉植物!
今や、オシャレなお店やお部屋の定番となってきましたね。
「育ててみたいけど、よくわからない」
「枯らしちゃったらかわいそうだから、育てられない」
なんて、諦めちゃってるそこのあなた。
もったいない(><)!
多肉植物は他の植物より丈夫なので、基本をおさえれば、
誰でも簡単に育てられるのです。
今回は、多肉初心者さんの為に、基本の育て方をご紹介します!
目次
多肉植物の基本~3つのタイプを知ろう~
多肉植物は生育期別に、以下の3つのタイプに分類されます。
春秋型:気温が穏やかな頃によく成長し、夏と冬に成長を休みます。
(エケベリア系、ハオルチア系など。ポピュラーな品種が多い)
夏型:春と秋は緩やかに成長。夏に最も成長します。冬は成長を休み。
(アロエ、カランコエ系など)
冬型:晩秋~初春にかけて成長し、夏は成長をお休みします。
(リトープス、アオエニウムなど)
育てるときには、このうちのどのタイプになるのか、事前に確認が必要です。
では、それぞれのタイプ別に、どのように育てたら良いのか、ご紹介しまします!
はじめてさんは要チェック。育て方のポイント!
多肉植物の3つのタイプごとに、どう育て方が変わるのか?
重要になるのが、以下の3つ。
- 水やりの頻度・量
- 育てる場所
- 作業(植え替えなど)
ここがちゃんと出来ないと、丈夫な多肉植物とはいえ、枯れてしまうことも!
一つずつ、説明いたします♪
水やりの量・頻度
体の中に水を蓄えることが出来る「多肉植物」。
水やり頻度は他の植物より少なめですが、気をつけていただきたいポイントが!
成長期に水やりをするときは、
土が乾いたときに、鉢底から水が溢れるほどたっぷりと!
中途半端な量を土が乾かないうちに頻繁にあげちゃうと、根っこが蒸れて、
枯れてしまう原因になりますので、気をつけてくださいね!
春秋型
- 春&秋:土の表面が乾いたときに、鉢のそこから水があふれるほどたっぷりと!
- 夏:6月下旬頃から、徐々に水やりの回数を減らしていきます。
秋までの間、月に3~4回の水やりで大丈夫です。 - 冬:成長が止まっているので、水やりは基本我慢!
夏型
- 春&秋:土が乾いたら、数日おいてたっぷりお水を上げましょう!
- 夏:成長期です。水もたっぷりあげましょう♪
昼の暑い時間帯にあげると蒸れてしまうので、気温が下がる夕方~夜間に行います。 - 冬:春秋型と同じく、水やりは我慢!
冬型
- 春&秋:春、気温の上がる4月頃から少しずつ水を減らします。
秋、気温が20度を下回ってきたら、水やりの頻度を少なくします。 - 夏:基本的には、水やりは我慢!
- 冬:成長期です!たっぷり水をあげましょう!
補足:屋内で育てるとき
屋内で育てる場合、冬でもある程度暖かいですよね。
その場合、春秋型、夏型ともに、すこーし成長したりもします。
そのときは、葉っぱに霧吹きで水をかけてあげるくらいにしましょう。
育てる場所
風通し
全タイプ共通して、風通しが良いところが最適です。
風通しが悪いと、鉢の中が蒸れて、根っこが腐ってしまいます。
蒸れは多肉植物の天敵!室内で育ててて、どうしても風通しが悪いときは、
サーキュレーターで室内の空気が循環するようにしましょう。
日当たり
真夏の直射日光は、どのタイプも苦手なので、気をつけて;
その他の時期は、タイプ別に欲しい日差しのがちょっと変わります。
- 春秋型:春、秋、冬は日当たりの良い場所で育てましょう。
夏の直射日光は避けるようにしましょう。 - 夏型:通年通して、日当たりの良い場所で育てましょう。
初夏の日差しは好きですが、真夏の直射日光には当てすぎないように気をつけて。 - 冬型:春~夏は、涼しく、明るい日陰に置きます。
秋は成長を始めるので、屋外の日向がベスト。
気温が10℃以下になったら、屋内の日当たりが良い場所で育てます。
作業(植え替えなど)の時期
春型
最も適しているのは春です!
一番元気が出る時期なので、この時期に植え替え、寄せ植え、
株を増やす等の作業をするのがベストです。
夏型
4月くらいから緩やかに成長はするので、この頃から植え替え等を行っても大丈夫。
ただ、遅くとも9月頃には作業を終えて、ゆっくり冬支度出来るようにしてあげましょう。
冬型
11月頃から、少しずつ成長が始まるので、
植え替えや株分けなどの作業は、この頃から4月くらいまでに行います。
補足:土の選び方
植え替えるときには、当然ですが土が必要ですよね。
多肉植物にとって、通常の花や観葉植物用の土だと、保湿性が良すぎて蒸れたり、栄養素のバランスがとれていなかったりで、トラブルの原因にも。
最初は、多肉植物用の土を購入することをオススメします。
ホームセンターでも、数百円で売っていますよ♪
まとめ
多肉植物の育て方を、3つのポイントに絞ってご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
覚えられない!という方でも、以下をおさえていれば第一段階はクリアです!
- 多肉植物には3つのタイプ(春秋型、夏型、冬型)があり、それぞれ成長期が違う。
- 水やりは、成長期にたっぷり。その前後の時期には、やや控えめの水やりを。
成長期の真逆の季節には、ほぼ水をあげない!我慢! - 1年通して、風通しと日当たりが大事。ただし、夏は強い直射日光に注意。
- 寄せ植えなどの手入れも、成長期に行う。
まずは一鉢、育ててみましょう。
慣れてくれば、好きな鉢に植え替えてインテリアとして楽しんだり、
数を増やして賑やかにしていったり、沢山楽しみができますよ!(^∀^)♪