あなたは恋愛映画が好きですか?
男性はあまり観ないジャンルかもしれませんが、女性はいくつになっても恋愛映画が好きな人ってとっても多いと思います。
なにを隠そう30代半ばの私もそうで、いまだに恋愛映画が大好きです。
だけど、年齢とともに同じ恋愛映画でも学園ものなどの若い子向けすぎる作品はちょっと苦手になってきてしまっている今日この頃。
わたしのような人も結構多いのではないでしょうか。
今回はそんな人でも楽しめて、映画ファンからも評価の高い邦画3作品をおススメしたいと思います♪
目次
寝ても覚めても
あらすじ
麦(東出昌大)と恋に落ちる朝子(唐田えりか)。二人は交際しますが、自由でつかみどころのない麦はある日突然朝子の前から姿を消します。
麦がいなくなってからも彼を忘れられない朝子。
2年が過ぎ、朝子はある日麦にそっくりな顔の男性、亮平(東出昌大)に出会います。
朝子を好きになり真っ直ぐに想いを伝えてくれる亮平に戸惑いながらも惹かれていき、交際することとなる二人。
優しく穏やかな亮平と幸せな日々を過ごす朝子ですが、ある日消息不明だった麦が今はモデルとして活躍していることを知り、、。
みどころ
一時期騒がれた東出昌大と唐田えりかの不倫騒動。
2018年公開のこの作品をきっかけに二人は本当に恋に落ちてしまったようです。
監督は濱口竜介で今とても注目されている才能溢れる監督。この作品はカンヌ国際映画祭にも出品され、受賞こそ逃したものの大喝采を浴びました。
もしも忘れられない大好きだった人とそっくりな顔の人が現れたら、、、その後またその忘れられない人と再会してしまったら、、、揺れる心が人間臭くて味わい深い傑作。
光
あらすじ
ディスクライバー(映画の音声ガイドの原稿を書くライター)として働く美佐子(水崎綾女)。
美佐子が原稿を書いた映画のモニター会が開かれ、実際に視覚障害者の方々の意見を聞ける席で視力を失いつつある弱視のカメラマン・雅哉(永瀬正敏)と出会う。
最初は雅哉の辛辣な意見に反発するも、雅哉との出会いを通して美佐子は少しずつ成長していく。
みどころ
河瀨直美監督のこだわり抜いた映像の美しさ。光や音の自然の刹那が感じられ、ホントに見惚れます。
監督が役者に求める生きた演技の繊細さにも心を持ってかれました。
音声ガイドのお仕事の取り組み方や表現の難しさを通して、映画づくりへの監督の熱い想いがひしひしと伝わってくるようでした。
そして、樹木希林の深みのある声のナレーションが素晴らし過ぎです。あのクオリティーでノーギャラ出演だったなんてびっくりです。
恋愛映画というよりはヒューマンドラマ的な要素も大きな作品ですが、劇場で一人スタンディングオベーションしたくなったくらい素晴らし過ぎて号泣しちゃたこの作品。
観終わった後はいつもの景色が美しく違って感じられるくらい深いカタルシスを味わいました。
ほんとに多くの人におススメしたい作品です。
恋は雨上がりのように
あらすじ
高校2年生の橘あきら(小松菜奈)はファミリーレストランでのアルバイトを始める。
そのファミリーレストランで店長を務める45歳バツイチの中年男性、近藤正己(大泉洋)。
あきらはまさかの正己に恋をしたことをきっかけにそのレストランで働いていますが、そんなこととは思いもしない正己。
高校生と中年男性、大きな年齢差のある二人の関係はどうなっていくのか、、。
みどころ
可愛くて若い女の子にグイグイ迫られるなんて、世のおじさま方にとってたまらないシチュエーションの作品だと思います。
小松菜奈ちゃんが可愛すぎて、こんなの落ちない男性いないでしょー!ってなります。(笑)
わたしは女性なのに、なぜか男性目線でキュンキュンしちゃいました。
大泉洋の間の抜けた絶妙なおもしろさもあいまって、ほんとに楽しく鑑賞できます。
ちょと甘酸っぱくて、後味爽やかな作品。
まとめ
- 寝ても覚めても:一人二役を演じる東出昌大。二人の男性を前に揺れる心が人間臭くて味わい深い傑作。
- 光:号泣必死。観終わった後はいつもの景色が美しく違って感じられるくらい深いカタルシスを味わえる名作。
- 恋は雨上がりのように:小松菜奈の可愛さにまだ気がついてない人でも、みんな彼女を好きにななちゃいそうなくらい小松菜奈が可愛いくて魅力的な作品。
ステキな恋愛映画はたくさんあるので3作品に絞るのは難しいですが、今回はここ数年以内に公開された新しめの作品から選んでみました。
3つとも素晴らしい魅力に溢れた作品なので、まだ観たことがなかったらぜひ観てみてください♪