もう少しで6月!!
時候の挨拶を書かないといけないけど、
どんな事を書けばいいのかわからない。
上旬・中旬・下旬によって書くことが違うらしいけど
何を書けばいいのか分からなく悩んでいる
そこのあなた!!
あなたの悩みはこの記事を読み終わった時には、
解決していることでしょう!!
6月に最適な時候の挨拶を書いて、
相手に喜んでもらいましょう。
それでは、
最初は時候の挨拶とは何か簡単に紹介していきますね♪
目次
時候の挨拶とは?
手紙などの一番最初にくる言葉が「時候の挨拶」です。
例としては「暑中お見舞い申し上げます」などがあります。
季節にちなんだ挨拶で、
季節が豊かな日本ならではの伝統的な習慣です。
相手の健康などを気遣う意味も持ちます。
時候の挨拶 ルール
時候の挨拶は基本的には、
「拝啓」などの頭語の後に書き、
時候の挨拶の後には安否を尋ねる文を書くことが一般的です。
そして、手紙の最後に敬具を入れましょう。
「拝啓」などの後には必ず1文字空けてから
時候の挨拶を始めてください。
手紙の頭語に「前略」を使った場合は、
時候の挨拶は書きません。
「前略」文字通り「前文を略す」意味なので、
時候の挨拶を書く時は「前略」を書かないように気を付けましょう。
お詫び・お見舞いの時はなるべく時候の挨拶は書かず
相手に申し訳ない気持ちや気遣いを優先させましょう。
時候の挨拶 6月
ここからは、
6月の時候の挨拶を上旬・中旬・下旬に分けて
紹介していきますね♪
6月 上旬
「ビジネスの時や改まった時に使う時候の挨拶」
入梅・梅雨・梅雨寒・初夏・深緑・薄暑
立夏・万緑・青葉・向暑 など
(これらを使う時には、「~の候」や「~の折」などを後ろに付ける。
6月の内は上旬・中旬・下旬関係なく使えます。)
- 万緑の候
- 入梅の候
- 衣替えの季節になりました
- 初夏の風に肌も汗ばむ頃
- 清々しい初夏を迎え
(「~皆様ますますご健勝のこととお喜び申し上げます」などが続きます。)
他にもありますが使いやすそうなものを書きました。
基本的にビジネスの時には、
「~の候」・「~の折」などの方が使いやすいでしょう。
次に親しい間柄の相手に書くときの時候の挨拶を紹介します。
「親しい人に使う時候の挨拶」
- うっとうしい梅雨の季節となりましたが
- 雨上がりに大きな虹を見ました。清々しい気分です
- 梅雨入りを控え、不安定な天候が続いておりますが、
お障りなくお過ごしでしょうか - さわやかな初夏となりました
6月 中旬
「ビジネス時や改まった時に使う時候の挨拶」
- 季節は入梅のころとなりましたが、
いかがお過ごしでしょうか - 雨に萌ゆる緑が風情を漂わせる季節
- 入梅とともに梅雨空が続きますが
(「~皆様ますますご健勝のこととお喜び申し上げます」などが続きます。)
「親しい人に使う時候の挨拶」
- 梅雨冷えの続くこのごろですが、
いかがお過ごしでしょうか - 今週はずっと雨降りでしょうか、空模様が気になります。
- 梅雨明けが待たれるこのごろ
- 梅雨に入り、洗濯物が中々乾かない日々が続いていますが
お変わりないでしょうか
6月 下旬
「ビジネス時や改まった時に使う時候の挨拶」
- 本年も、はや半年が過ぎようとしており、
時の早さを感じる今日この頃 - 梅雨明けが待ち遠しいこの頃
- 霖雨の候、日差しが恋しく感じるれますが
- 日の長さが嬉しく感じられる季節が到来しました
(「~皆様ますますご健勝のこととお喜び申し上げます」などが続きます。)
「親しい人に使う時候の挨拶」
- なぜか忘れられがちな父の日ですが、
お父さんに日頃の感謝を伝えましたか - 梅雨も明けたかのような暑い日が続きますが、
お達者でお過ごしでしょうか - 初夏の日差しが降り注ぎはじめ、日に日に暑さが増しているように
感じていますが、体調など崩されていないでしょうか
まとめ
- 6月いっぱい使える
「入梅・梅雨・立夏・薄暑 など(~の候・~の折などを後ろに付ける)」 - 6月 上旬 ビジネス時「衣替えの季節になりました」など
親しい人の時「うっとうしい梅雨の季節になりましたが」など - 6月 中旬 ビジネス時「雨に萌ゆる緑が風情を漂わせる季節」など
親しい人の時「今週はずっと雨降りでしょうか、空模様が気になります」 - 6月 下旬 ビジネス時「梅雨明けが待ち遠しいこの頃」など
親しい人の時「なぜか忘れられがちな父の日ですが、
お父さんに日頃の感謝を伝えましたか」など
この記事があなたの悩みの解決に役立ったなら嬉しいです。
親しい人に送る手紙では、
相手のこと思い自分で時候の挨拶を考えてみてもいいのではないでしょうか。