よく行くお店…
レストランとかスーパーとか、なんでもいいのですが。
そこにいる店員さんの顔、あなたは覚えていますか?
ある程度常連になるといやでも覚えてしまうものですよね。
お店によっては制服にネームプレートがついていたりするので、名前まで覚えてしまうケースもあるかもしれません。
では、店員さんの方はどうでしょうか?
あなたの顔、覚えていますかね?
約4年間コンビニバイトをした私の経験上、店員さんはあなたが思うよりも意外と早くお客さんの顔を覚えます。
この記事では、コンビニに来るお客様に対してのあるあるをご紹介していきます。
目次
コンビニバイトあるある お客様編
私が働いていた深夜のシフトには変わったお客様が多いのですが、どれも一般的ではないため、ここではあくまであるあるというところにこだわって上げていきたいと思います。
コンビニバイトあるあるお客さま編 その1 「買うもの覚えがち」
冒頭で書いた通り、店員はお客様の顔を意外と早く覚える傾向にあります。
それがなぜなのかというと、”関連づける情報が多いから”だと思います。
その情報の1つが「買うもの」です。
もちろん人にもよりますし、あくまで私の主観の話ですが。
店員はお客様の名前を知りません。
なので「毎週ジャンプ買う人」とか「毎回のり弁買う人」みたいな覚え方をします。
新聞やタバコなどは、むしろ覚えないと怒られます。
「いつもの」とだけ言ってお金を放り投げるような人もいましたし「タバコ」としか言わないようなお客様もいらっしゃるので。
無意識に、お客様の顔と買うものを関連づけて覚える訓練をさせられている感覚ですね。
あと、私がバイトをしていた頃はまだ店員が袋詰めをしていたので、その関係でお客様が買うものを覚えてしまいましたね。
コンビニバイトあるあるお客さま編 その2 「年齢予測得意になりがち」
お酒やタバコを買う時に年齢確認をされた経験ありますか?
された経験がある人の方が少ないと思いますが、あれって原則全員にしなければならないものとされていました。
ただ、それだと流石に時間がかかり過ぎて業務に支障をきたすので、明らかに未成年じゃない場合は、暗黙の了解で確認を省略することになっていました。
もし未成年に売ってしまった場合、店員にもペナルティがあります。数十万円の罰金です。
そのため、私も割と敏感になって年齢確認をお願いしていましたが、最初の頃は結構外すんですよね。
「これは絶対未成年」と思った人が、20代後半だったり。一度だけですが昭和生まれの方に年齢確認をしてしまったこともありました。童顔恐ろし過ぎです。
と、こうして年齢確認を繰り返していると、次第に外さないようになってきます。
顔というより、雰囲気で分かり始めるんですよね。
ともあれ、お酒を買おうとする未成年が多過ぎて驚きました。
コンビニバイトあるあるお客さま編 その3 「知り合いが来た時隠れがち」
これは接客系のバイト全般で言えるかもしれませんが。
知り合いの接客をしなければならない時のあの地獄の空気はキツいですよね。
私はそれがいやで数回バックルームに逃げ込んだことがあります。
コンビニでは防犯の意味も兼ねて、お客様が来店されたら必ずその人の姿を見る、という風に教育されます。
入り口に知り合いの姿が見えた途端「品出し行ってきます!」と、意識の高い店員を装ってバックルームにダッシュしました。
そこからは「早く帰れ」と心の中で念じながら、ウォークイン(缶のお酒やドリンク類が並べられているケース)の中から様子を伺いつつ、知り合いの視界に入らないように品出しをしてやり過ごします。
同じバイト仲間の中にはそれが嫌で、わざわざ家から一駅離れたコンビニでバイトしていた人もいたくらいです。
逆に、自分がお客さんの立場でも、知り合いにレジを打ってもらうのは抵抗ありますね。
普段の姿とのギャップを見られたり見たりするのが、どうも恥ずかしくなってしまいます。
まとめ
- 私が勤めたお店では、冬でも毎朝アイスコーヒーを買っていくサラリーマンを裏では「アイスマン」と呼んでいました。
- 年齢確認するのは毎回気が引けるものですが、相手が女性だと特に申し訳なさが倍増します。
- 運悪く自分のレジに知り合いが来てしまった時は、倍速で作業して速やかにお帰りいただきます。
店員は意外とお客様のことを見ていたりします。
あなたも、よく行くお店のバックルームで面白いあだ名をつけられたりしているかもしれませんよ。