11月13日から公開映画「さくら」
家族の崩壊と再生が描かれたストーリーです。
吉沢亮さん、小松菜奈さん、北村匠海さんという豪華キャストが出演します!
原作者は直木賞作家・西加奈子先生です。今作は西加奈子先生の傑作と言われている作品です。
どんな内容なんだろうと思いますよね!わたしも題名をきいただけでは、まったく内容が想像できませんでした。
わたしと同じように内容がわからないという方のために、あらすじやキャスト等映画「さくら」の情報をご紹介します。
目次
映画「さくら」あらすじ
2年間音信不通だった父・照夫から突然「年末に家に帰る」という手紙が届きました。
その手紙の報告を受け次男・薫は年末に実家に帰ることになりました。
ですが、兄・一(はじめ)の姿がどこにもないのです。薫にとって幼いころからヒーロー的な存在だった兄。
2年前のあの日に亡くなりました。
そして、兄・一の死をきっかけに家族はバラバラに。
母・つぼみも妹・美貴もやる気を失い、だらしない姿変わり果てていたのです。
薫を迎えたのは弱った犬のさくら。崩壊した家族に寄り添う愛犬・さくら
さくらの健気に寄り添う姿に家族は心動かされていきます。
妹の誕生、さくらとの出会い、初めての恋。長谷川家で過ごした忘れることのできない日々。
そして、壊れかけた家族をつなぐ奇跡のような出来事が、大みそかに訪れるのです。
5人+1匹の家族。バラバラになった家族の行く末は…
映画「さくら」キャスト
映画「さくら」の豪華キャストをまとめました。
主要キャスト
北村匠海(きたむらたくみ)
長谷川薫(はせがわかおる)役
長谷川家次男。兄をヒーローのように慕っていました。
兄の死後、バラバラになっていく家族から逃げるように東京の大学に進学。
小松菜奈(こまつなな)
長谷川美紀(はせがわみき)役
長谷川家の末っ子。見た目とは裏腹に荒っぽい性格。
兄・一を慕っていて、兄が亡くなった後はやる気をなくし、家に引きこもってしまいます。
吉沢亮(よしざわりょう)
長谷川一(はせがわはじめ)役
長谷川家の長男。幼いころからとても人気者。
ある日、大きな事故にあい。幸せだった家族をバラバラにしてしまう発端になります。
その他のキャスト
寺島しのぶ(てらしましのぶ)
長谷川つぼみ(はせがわつぼみ)役
長谷川家の母。生き生き明るい女性で夫とはいつまでも恋人のような夫婦。
兄の死後も、懸命に家族を守ろうとしています。
永瀬正敏(ながせまさとし)
長谷川照夫(はせがわてるお)役
長谷川家の父。優しくて哲学的な思考を持っています。子供たちに愛情をもって接していたのですが、兄の死後家をでて音信不通になります。
小林由依(こばやしゆい)
大友カオル(おおともかおる)役。末っ子・美貴の初めての友達。サバサバとした性格の持ち主。
水谷果穂(みずたにかほ)
矢嶋優子(やじまゆうこ)役。長男・一の恋人
山谷花純(やまやかすみ)
須々木原環(すすきばらたまき)役。次男・薫の学生時代の同級生。
映画「さくら」みどころ
長男・一が亡くなりバラバラになってしまった家族。
それぞれの出演キャストがどのようにして演じているのかは一つの見どころです。
きっと、このキャスティングだからこその、家族の切ない心境や幸せな家族の心境を描いていると思います。
そして、崩壊してしまった家族を再生させるためにキーマンとなる愛犬・さくら。
どのようにして、家族の再生のきっかけになるのか、愛犬・さくらの活躍もみどころです。
幸せだった家族を壊してしまった、兄の死。それを受け入れるきっかけを作る愛犬。
家族ひとりひとりの描いていく心境。
家族の絆・家族の愛情。その複雑な思いを描いた今作は、とても魅力的な作品だといえますね。
以前、どこかで「犬の寿命が短いのは、犬が優しいから」という文章を読んだことがあり、その言葉が納得できるような気がしました。
楽しかった記憶、切ない記憶が蘇って、もうあの頃にはもどれないという切なさ。
だけど、前に進んで生きていこうとする力強さを感じることのできる作品です。
改めて、家族の愛情・絆を考えさせられる作品であること間違いなしです。
まとめ
- 家族の崩壊・再生が描かれているストーリー
- 家族の複雑な思いを演じている豪華キャスト
- キーマンとなるさくらの活躍に期待!!
映画「さくら」についてまとめました。
題名からは想像できないようなシビアな内容になっていると感じました。
家族の絆について、今一度考え直すきっかけになる映画になりそうです。